2013年、年の瀬に思うこと

2013年12月26日

◯ 年の瀬に思うこと

 三連休そしてクリスマスと、皆さんいかか過ごされたでしょうか。

 慌ただしい年の瀬を前に、私の心に深く残ったのは、誕生日会見での天皇陛下のお言葉でした。

 陛下は、その80年の道のりの中でとくに印象に残っている出来事として「先の戦争」をあげられ、また、戦後の日本について、「平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました」と語られました。

 私たちの毎日の暮らしの基盤には、「平和」と「民主主義」があります。

 目には見えません。

 人間がつくり上げた「価値」です。

 戦争の前後を通じて、その価値を信じ、その価値を日本に根付かせるために懸命に活動し、時には命さえ犠牲にしてきた先人たちがつくり上げた、日本の財産です。

 「平和」と「民主主義」は、その価値を信じる人間の意思と行動があって、はじめてそこに存在します。

 この1年を振り返ったとき、私はその一端を担うことができたのか。

 「平和」と「民主主義」を次世代へとつないでいく、その責任を果たしていると言えるのか。

 そんなことを自問自答する年の瀬となりました。

 

◯「平和」と「民主主義」に鈍な政治

 この1年の政権運営を振り返ると、「決める政治」の名の下に、「平和」と「民主主義」をないがしろにする振る舞いが目立ちました。

 憲法の中身の議論を脇において、まずは改憲手続きを容易にしようという、邪道ともいうべき96条改正議論。

 国民的議論に背を向けて逃げ出すような形で特定秘密保護法案を強行採決。

 民意の多数を説得できないまま、民主党政権時の「原発ゼロ」政策を180度転換し、原子力を「ベース電源」と位置づけ、新設も辞さない構えのエネルギー政策。

 そして、この年の瀬には、首相の靖国神社参拝が行われましたが、この時期のその振る舞いが本当に日本国民の生命・安全・自由を守ることにつながるのか、大いに疑問です。

 政治の権力は、政治家個人の信念を実現するためにあるのではなく、国民のくらしを守るためにあります。

 謙虚さをなくした権力の暴走を、野党の立場から粘り強くコントロールする努力が必要です。

 しかし、政治権力の源泉が選挙にある以上、究極的には、次の選挙でプレーヤーとバランスを変えるしか、根本的な解決策はないのです。

 昨年の総選挙以降の1年間、本当に暖かい皆さんの支えで、再挑戦の土俵に立つことができました。

 「挑み続けます。この国の未来のために」

 来年も、皆さんの叱咤激励を力に変え、強い気持ちで活動を広げていきたいと思っています。

 引き続きのご指導を切にお願いするとともに、皆さんにとって、2014年が平和で心豊かな1年となりますよう、心から祈っています。

 

                            山尾 志桜里

さくら塾の講演について中日新聞に記事が掲載されました。

2013年12月13日

2013.12.13(金)の中日新聞朝刊、なごや東版にてさくら塾で行なった「闇サイト殺人事件の被害者遺族となって」の講演内容が記事となり掲載されました。

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12月さくら塾様子についても活動写真アップしてますのでそちらもご覧下さい。