ぶつかって、骨を太くし、肉をつける

2012年10月31日

 「違ったものがぶつかりあって、お互いに骨を太くし、豊かな肉をつける」

 昨日紹介した本「人とこの世界」の中で、著者の開高健が島尾敏雄の著作の中から引用している言葉です。

 3年前、政権交代を選択し、潜在的心理にせよ二大政党制を選択した多くの国民が、今、まさに国会論戦に求めているものだと思います。

 

 では、今日からスタートした代表質問に、この「豊かな肉づき」があったかどうか。

 

 あまりマスコミは取り上げませんが、野田総理と安倍総裁の論戦により、「中道民主」と「保守自民」という二大政党の立ち位置が明確になったことは、大変注目すべきことだと思います(東京新聞がこの切り口で報じています)。

 仙谷由人議員の質問に対し、総理は「行き過ぎず、偏らず、改革のど真ん中の道を着実に進むために、今と未来に誠実でありたい」と答弁。『民主中道』という改革路線を確認しました。

 消費増税は必要だが、その使途はすべて社会保障にまわして、私たちの世代で財政再建の道筋をつけ、将来世代に引き継ぐ。

 原発を即ゼロにするのは困難でも、省エネ・蓄エネ・再エネ技術に集中投資をして、私たちの世代で2030年代原発ゼロの道筋をつけ、将来世代に引き継ぐ。

 いずれも、消費増税をコンクリートにまわす自民党、エネルギー政策を10年先送りし原発維持から逃れられない自民党とは違う、「中道」路線です。

 一方、繰り返しこのブログでも書いていますが、安全保障については未だ民主党は、与党民主党としての「中道」とは何か、明確さを欠いています。

 しかし、今、責任ある「中道」の安全保障が真に必要とされているとき。

 まさに、党内、国会内で、成熟した議論をしなくてはなりません。

 ともあれ、この立ち位置の違いが明確になったという点においては、「豊かな肉付き」の前提としての「骨太」の土台が一つ築かれた。

 その点においては、大変意義のある代表質問がスタートしたと、私は思います。

 

 しかし、解散時期をめぐる議論は不毛です。

 質問する自民にしても、答弁する民主にしても、本会議場でなにか議論が進展するはずがないと百も承知で議論するわけですから、貴重な機会がもったいない。

 議論の叩き台となる主張をおそれず、案を持ち寄る政治文化を、一刻も早く、若い世代で作っていきたい!と感じます。

 ちなみに、議員定数削減については、仙谷議員が主張したように、民主党案を批判するなら、自民党案を持ってきていただきたい!選挙制度に100点はありませんから、民主党案が100点だとは私も思いません。しかし、自民党も公約で1割削減を主張しているわけですから、その具体案を持たずに、民主案の議決で離席して棄権し議論を放棄するのは、無責任だと思います。

 ちょっと、私自身、定数削減の約束実現にはこだわってきたので、文章が興奮気味になってしまいました・・・。しかし、国会では議論をしたいのだという一心なのです。

 

 今国会で、私は、憲法調査会幹事(仙石由人議員、中野寛成議員、小沢鋭仁議員、鹿野道彦議員、そしてワタクシという、何ともびっくり人事!)、外務委員会委員、内閣委員会委員、青少年特別委員会委員。党内では引き続き、民主党税制調査会事務局次長。そのほか、死刑制度検討ワーキングチーム事務局長、警察行政ワーキングチーム役員などなど、務める中で、しっかり自分の意見を主張し、議論の叩き台として叩かれていければと思っています。

「辻立ち」の言葉

2012年10月30日

 徹底した辻立ちを続けています。

 自分の言葉で、自分の声で、自分の考えを伝える。

 国民の政治参画への意思は、途切れる寸前。

 せめて、私の地元の皆さんには、自身で政治家を選択する意思を持ち続けて欲しいという一心です。

 

 しかし、「言葉」の選択は難しいものです。

 とりわけ、辻立ちでの言葉の選択は。

 やぶらかぼうにどこかに立って、マイクを握って、10分間。

 たまたま通りかかった人の耳、近くに住んでいる人の耳、向こうで仕事している人の耳を、極めて一方的にお借りして、10分間。

 聞く人(聞こえてしまう人を含む)にとっては長い10分間。

 話す方からするとあっと言う間の10分間。

 しかし、聞いてくれた方(聞いてしまった方を含む)に、何かを残したい。

 通り一遍ではなく、分かりやすい言葉で、伝えたい。

 私自身の「辻立ち」動画も、HP上にあげる予定ですので、もし関心があれば見て聞いて頂ければ幸いです。

 

 今、知人に勧められて「人とこの世界」(開高健・ちくま文庫)を読んでいます。

 広津和郎を語る中で、著者はこの人のことを「おっとりと、しかし徹底して持続する実践の人」と述べています。

 その数行後には「激烈、悲愴なことを口にする連中にかぎっていつまでも椅子に座り込んで紅茶をおちょぼ口ですすり、立ち上がろうとしないのである。不渡手形の思想家である」と、辛辣な文字。

 今の政治には、「徹底して持続して実践する」時間がありません。

 だから、「不渡手形の思想家」的な言葉の応酬になりがちです。

 

 辻立ち「10分」という時間の中で人に何かを伝えるためには、重要な幹の部分だけを浮かび上がらせて、明快に伝えることが欠かせません。

 しかし、その場で言葉にしなくても、枝葉に宿る大切な事象を把握しているか否かによって、言葉の力が変わると思っています。

 「不渡手形の思想家」にならないために、できるだけ現場に足を運び、移動時間にはせっせと本を読み、日々鍛錬です。

 

 最後に、これだけの政治不信の中、わざわざ玄関から出てきて「民主党はきらいだけど、あんたは応援するよ」と声をかけて下さった方、洗いものを干す手を止めてベランダで聞いてくださった奥さま、お店から出てきてくださったお父さん、お母さん、下校の途中で「がんばってね〜」と手を振ってくれた子どもたち、スクールガードの仕事途中にちらしを受け取ってくださった方、辻立ちにご理解を頂いた全ての方に、心から感謝します。

臨時国会、開会。自分の言葉で、率直にお伝えしたい。

2012年10月29日

 今朝は7時より大府駅での街頭活動。

 千賀重安市議、大西勝彦市議、守屋孝市議、三宅よしのり市議とともに、自動車関連諸税改革を訴えました。

 9時からは、文化交流の杜の起工式にお招きをされていたのですが、今日は臨時国会開会の日。

 11時45分からの代議士会に間に合わなければ!ということで、開式前にお祝いを申し上げさせて頂き、名駅から新幹線にダッシュ。

 

 そして、181回臨時国会です。

 

 今日の所信演説を含めて、総理の演説について、率直に感想を述べたいと思います。

 私には、野田総理がこの国を導きたいと考える方向は伝わるし、それは間違っていないと感じます。

 しかし、残念ながら、国民の皆さんの多くには伝わっていないのではないでしょうか。

 

 例えば、エネルギー・環境政策。

 「2030年代原発ゼロを可能とするようあらゆる政策資源を投入する」ということは明確におっしゃいました。しかし、その後「柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら対処します」と言葉が続けば、どちらの方向に進むのか分からなくなってしまいます。

 私は、党内で様々な情報を見聞きしているからこそ、今のところ総理の原発ゼロへの覚悟はぶれていないと感じます。なぜ「不断の検証と見直し」という言葉を入れざるをえないのか、多少なりとも理解できます。

 しかし、一般の国民の皆さんは、そんな風には捉えません。

 ついていこうとしても、方向が見えないからついていけない、という風になってしまいます。

 

 さらに少し遡れば、消費増税についての言葉。

 「4年間は上げないという約束は破っていない」

 たしかに、文字面の理屈としてはあっています。しかし、趣旨としてはあっていないのです。

 一般の感覚からすれば、「任期中増税しない」ということは「任期中法案成立しない」ということと同義です。

 私は、将来世代のために待ったなしなんだという総理の決意をそばで感じたからこそ、最終最後は理解し、賛成票を投じました。

 しかし、一般の方にはなかなかそこまで伝わりません。

 だからこそ、私は、文字面の理屈で言葉遊びをしてはいけないと思って、自分なりに率直に謝罪もし、説明もしてきました。

 

 ◯消費増税分は全額社会保障に使うことで、将来世代への負担を軽減する第

  一歩を踏み出したい。当初の約束とは違って申し訳ないが、理解して欲し

  い。

 ◯2030年代原発ゼロを決めた。今生まれた子が大人になるころまでに、

  再生可能エネルギーで世界一の日本、原発のない日本を実現しよう。

 

 私は、地元の皆さんには、このように訴えています。

 

 もちろん、総理大臣の言葉ともなれば、すさまじい影響力があるわけですから、言葉の選択の幅は相当限られるのかもしれません。

 だからこそ、私なりに、自分の言葉で語り直すことで、少なくとも地元の皆さんから理解を得たいと努力しています。

 しかし、影響力の大きさに縛られて、影響力を発揮できないのでは、本末転倒。

 総理が語ろうとしていることは間違っていないはずです。

 何とか、国民の心に届く言葉で伝えてほしい。

 

 なお、自民党の対応は論外です。

 消費増税に賛成しながら、消費増税反対を理由とする問責決議に賛成。

 「支離滅裂」かつ「法的拘束力のない」「前」国会の問責決議を理由に、参議院本会議に出席しない。総理の所信表明を拒否する。言論の府のやることだとは思えません。

 ましてや、消費増税分を上回る、10年で200兆円のコンクリートを約束する自民党には戻せない。

 エネルギー政策について今は口をつぐみ、選挙が終わったら原発を維持・推進しようとする自民党には戻せない。

 言葉で、正々堂々と議論する国会にしたいと思います。

高徳院瑜祗塔竣工式にて「生」と「死」を思う

2012年10月28日

 朝から雨降り。

 予定の運動会が延期になって、少しのんびりした朝です。

 9時のお迎えで、瀬戸市内を細かな辻立ち。

 団地の前で10分、公園で10分、スーパーで10分、住宅街の真ん中で10分。

 おうちの中から人影が見える。

 ああ、窓を閉められちゃうかなあと思うと、

 なんと、窓をあけて出てきてくださった!

 誠意を込めて、自分の考えを訴える。

 11時からは、保育園の起工式。

 来年4月1日の開園予定。桜の季節に園児が走りまわる光景を思い浮かべると、雨振りで少し肌寒い起工式も、なんだか楽しくなってきます。

 その後さらに辻立ちを続けて。

 

 14時からは、高徳院瑜祗塔竣工式典。

 綿密で細やかな心配りが詰まった、中身の濃い素晴らしい式典。

 これ、お世辞ではありません。

 

 特別講演は、井形昭弘先生による「尊厳死について」。

 私も、先生に続いて、同じテーマで少しお話しをさせて頂きました。

 

 ◯ 検察官時代の経験も含めて、医療訴訟の限界を実感していること

 ◯ ましてや「尊厳死」をめぐる物事の是非については、本来、訴訟ではな

  く立法こそがその主たる役割を担うべきこと

 ◯ 超党派の議連で「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律

  案」を準備したこと

 ◯ 一定の条件を前提として医師の免責を担保することで、患者の意思に沿 

  った終末医療を選択できること 

 ◯ あくまで患者の選択を尊重するものであって、特定の医療のあり方を推

  奨するものではないこと

 

  さらに、もう少し個人的なお話しもしたのですが、今文字にしてみると、

 正確に伝わらない感じがしたので、消してしまいました。

  「生」と「死」に関する考え方、家族の看取りに関する考え方は、とても

 パーソナルなことなので、顔をあわせて直接伝える方がよいのかもしれませ

 ん。

  それとも、私自身の考えがまだまだ途上で、文字にするほど熟していない

 のかもしれません。

 

  今日竣工した瑜祗塔は、豊明の緑に映える朱色の美しい建物です。

  家族を看取った後、供養していくための、尊厳ある永代供養塔の完成を、 

 心よりお祝い申し上げます。

大府市産業文化祭〜ものづくりの楽しさを子どもたちに〜

2012年10月27日

 今日の朝イチは大府市産業文化祭。

 ヘリコプターからの花束のプレゼントと同時に、会場上の青空を白い鳥が悠々と飛び回り、素晴らしい開会式。

 「なぜ大府が住みやすいのか、なぜ大府が好かれるのか、その納得の理由がわかる2日間になるはず」とご挨拶。

 午前中は、ず〜っとお祭りを回る。

 それでも時間が足りないくらい。

 ソロプチミストのエプロンをかけて、バザーのお手伝いもさせて頂いたけど(会員ですから!)、お店の前を通る人としゃべってばかりで役立たずの私。

 豊田自動織機や愛三の学園生・現役・OBの皆さんや、シルバー人材センターの皆さんなどが、楽しそうに、子どもたちにものづくり体験をさせている光景が印象的。

 うちのチビにも、もう少し大きくなったら体験させてやりたい。

 油断をすると、テレビやパソコンや携帯の画面に釘付けになっていることがあるから、誰かと一緒にものをつくることで、手を動かし双方向のコミュニケーションの楽しさを、もっともっと知って欲しい。

 

 後ろ髪をひかれながら会場を後に。

 長久手市の社会福祉大会でご挨拶。

 

 さらに、14時からは長久手市山野田集会所で国政報告。

 18時からは瀬戸市平町で国政報告。

 来てくださった方、本当にありがとうございました。

 

 20時近くに長い1日を終えて・・・

 おいしく夕飯を頂きました。

 楽しくおしゃべりしながら、おいしくご飯を食べれば、厳しい風にも立ち向かっていける気がします。

豊明平和祈念式典で誓う

2012年10月26日

 今朝は、日進駅にて、折原よしひろ市議とともに早朝街頭。

 自動車重量税・取得税の廃止で、過重なユーザー負担を下げるとともに、国内の雇用・家族の雇用を守ろう!と訴え。

 以前、栄で行われたJAF主催の車体課税廃止集会に出席した際、どうしても男性中心(というかほとんど男性)の運動に見えてしまうことを痛感していたので、今朝は声の届く先に女性をイメージしてマイクを持ちました。

 「二重に税金を払わされているのはおかしいですよね」

 「その二重課税を廃止して、自動車産業で働く家族の仕事を守りましょう!」

 ということを、マンションに向かって演説。

 お母さんたちにも声が届いているとよいのですが。

 

 早朝街頭を終えて、駅近の喫茶店でモーニング。

 卵2個の目玉焼きとベーコン、千切りキャベツたっぷりの朝ごはんを、皆でしっかりと頂きました。

 こちらのお店でも、2つ3つのグループの方に「がんばってね」と声をかけて頂いて、さらにパワー充電。

 

 午後は、5年に1度行われる「豊明平和祈念式典」に出席。

 「外交問題における政治家の仕事は、国民の怒りを代弁することでもなく、怒りを煽って人気をとることでもなく、問題を解決して、二度と戦争を起こさないことだ」と誓う。

 

 夕刻までは尾張旭市内を細かな辻立ち。

 和菓子屋さんから「がんばれ」の手を振って頂く。

 

 17:30からは、旭精機労働組合の大会出席。

 毎年感じるのは、温かみのある一体感。

 応援にこたえたい。

 

 その足で、名古屋へ。

 直嶋正行参議院議員の在職20周年パーティー。

 20年間(しかもそのほとんどは野党)の波乱万丈の一端を知り、3年でふうふう言ってる自分を自分で叱咤激励。

 直島議員、これからもよろしくお願いします。

 

 夜は、名古屋市内のこじんまりした素敵な和食屋さんにて。

 熱燗を頂きながら、久々にゆっくりと美味しい夕飯。

 それ以上に、このお店に連れて行って下さった方の、話る言葉の豊かさに、心まで満たされた1日の終わり。

現在の日本に足りないもの

2012年10月24日

 半藤一利「昭和史戦後篇」を読了。

 読みやすい本にも関わらず、日日の活動がめまぐるしくて、案外日数をかけてしまいました。

 

 著者が最後に、「横町の隠居なりのお節介な忠言」と前置きして、今の日本に必要なものを5つ挙げています。

1 無私になれるか。マジメさを取り戻せるか。

2 小さな箱から出る勇気。

3 大局的な展望能力。ものごとを地球規模で展望する力。

4 他人様に頼らないで、世界に通用する知識や情報を持てるか。

5 「君は功を成せ、われは大事を成す」という悠然たる風格をもてるか。

 そして、「現在の日本に足りないのはそういったものであって、決して軍事力ではないと私は思います。」と結ばれています。

 

 先日、日曜日の国政報告会(午後に90分の集会を3つ頂いていました)でも、安全保障が話題にのぼりました。

 日本の領土・領海に対する守りへの不安と同時に、「右傾化」への不安も語られました。

 多くの人の心中に、この2つの不安が相半ばしているのが現状です。

 この2つの不安に解を見つけることは、民主党に課せられた使命だと思っています。

 もし、党にそのことができないのであれば、自分自身でしっかり解を見つけていきたいと思っています。

 ちょうど、次国会からは、憲法審査会の幹事となります。

 外務委員会、内閣委員会、青少年特別委員会とあわせて、しっかり仕事をしていきます。

ちょっとびっくりした朝

2012年10月20日

 今朝の朝日新聞の7面、「『脱原発派』の1年生議員十数人が、幹部と相次いで会談し、基本計画やマニフェストに「原発ゼロ」の明記を求めた」という趣旨の記事が出ていました。

 櫛渕万里さんと一緒に、私の名前も明記。

 上記の記事の趣旨は、事実なので全く構わないのだけれど、記事になるような活動だとは思っていなかったので驚き。また、民主党内を「脱原発派」と「原発容認派」と分けているのに少し違和感(自民党は、「野党の間は言わぬが花、与党になったら推進派」だと思いますが。)

 

 私は、原発リスクは許容できる範囲を超えているからゼロにすべきだし、ゼロ方針を明確にすることによってグリーン成長も実現できると考えています。  

 だから、それを「脱原発派」というのであれば、その通りです。この信念を具体化するために、一生懸命活動しているわけです。

 しかし、もう一つ別に、このテーマで活動する理由があるのです。

 それは、民主党という組織の欠点とも言われる「ガバナンスの未熟さ」という指摘を乗り越えたいということです。

 

 あくまで民主党は、政調の正式な手続きにのっとって、「2030年代原発稼働ゼロ」を、党の意思として決断しました。

 議論の過程では、より早い時期の目標設定を主張する声もあれば、ゼロ明記に反対する声もありました。

 しかし、そういった過程を踏んだ上で、現時点で責任を持って決断できる範囲はこれだろうと、書きこまれた文字が「2030年代原発稼働ゼロ」。

 そうであれば、私は、これを実現するために、一生懸命汗をかきたいと思います。

 なぜなら、「色々な議論はあって当然。でも決まった結論は全員で守りぬく」という組織として当たり前のことを、今度こそ当たり前に実行したいから。

 そして、実行できないことを他人に責任転嫁せず、自分の立場でやれることは一生懸命やり抜きたいから。

 

 というわけで、政治家として、あるいは党の一員として、通常の活動をしているつもりなのだが、ああいった形で記事になっていたので、少しびっくりした朝なのでした。

 

 今日はこれから、東海興業労組大会、松尾製作所労組大会、ライオンズクラブの記念式典や、1月に1度の勉強会。

 そして夜には、大府の消防団が全国大会で5位!の好成績をあげて帰ってきたので、お祝いの会へと向かいます。

 

 風邪もよくなってきたし、1日フル稼働で、がんばってきま〜す!

12月・山尾しおりタウンミーティングのお知らせ

2012年10月19日

12月の山尾しおりタウンミーティングは、下記の場所・時間で開催いたします。
お誘いあわせの上、是非ご参加ください。

◆尾張旭市タウンミーティング
日時:12月9日(日)17:00より
場所:旭丘公民館
   尾張旭市大久手町上切戸70番地

11月・山尾しおりタウンミーティングのお知らせ

2012年10月19日

11月の山尾しおりタウンミーティングは、下記の場所・時間で開催いたします。
お誘いあわせの上、是非ご参加ください。

◆瀬戸市タウンミーティング
日時:11月17日(土)19時30分より
場所:仙壽寺(通称・十六善寺)
   瀬戸市東菱野町31

◆尾張旭市タウンミーティング
日時:11月25日(日)10時より
場所:渋川公民館
   尾張旭市渋川町一丁目6番地1

◆東郷町タウンミーティング
日時:11月25日(日)13時より
場所:傍示本公民館
   東郷町大字春木字市場屋敷1182ー1

10月・山尾しおりタウンミーティングのお知らせ

2012年10月19日

10月の山尾しおりタウンミーティングは、下記の場所・時間で開催いたします。
お誘いあわせの上、是非ご参加ください。

◆長久手市タウンミーティング
日時:10月27日(土)14時より
場所:山野田集会所
   長久手市砂子1516

◆瀬戸市タウンミーティング
日時:10月27日(土)18時より
場所:西部コミュニティセンター
   瀬戸市平町3ー142

本日は「イクメンの日」!

2012年10月19日

 10(とう)さん、19(いく)じの日、ということで、本日10月19日はイクメンの日。

 超党派イクメン議連事務局長の私としては、この日に言及しないわけにはまいりません。

 育児休暇取得を望む男性は約3割。 

 しかし、現実に取得する男性は3%にも満たない。

 政府は現在、2017年に10%、2020年には13%にまで、男性の育児休暇取得率をアップさせるという目標を立てています。

 そして、私たちの議連も、この目標に向けて活動しています。

 

 最近とみに、イクメンの姿を街で見かける機会が増えました。

 私がチビを保育園に送り迎えするときも、パパさんたちと顔をあわせる機会が少なくありません。

 男性の育児参加は、男性にとっても、女性にとっても、子どもにとっても、社会にとっても大きなプラス要素。後押しする施策を、どんどん発進していきたい!

 

 ちなみに、政権交代以降、私たちが実現してきた子育て政策は以下のとおり。

 

妊娠・出産時⇒出産一時金を38万円から42万円にアップ

入学前⇒保育サービスの増員スピードを加速

   (10年度で2.6万人、11年度で4.6万人、14年度までには総

    数246万人まで拡充予定)

小学校⇒小学1、2年生の35人学級実現

中学校⇒手当の対象を中学生にまで対象拡大

高校⇒実質無償化で経済的理由による中退者半減、学び直し増加

 

 そのほか、今年9月1日からは、すべての子どもにポリオの不活化ワクチンが接種されるようになりました。

 これは、私自身、昨年チビに有償で不活化ワクチンを選択した際、政治決断の遅れで多くの子どもたちが生ワクチンを接種しているのに、自身の子どもに不活化を選択していいのだろうか、と非常に悩んだこともあって、こだわりをもって活動をしてきた施策です。

 

 あるいは、妊婦検診の公費負担を継続すると同時に、不妊治療への助成も拡充しました。

 

 妊娠前から高校就学までの長い子育て時間軸の中で、「チルドレン・ファースト」の施策を切れ目なく実現させ、子育て環境は大きく前進したはずです。

 しかし、民主党政権に、子育て応援政権のイメージを持って頂けていないのはなぜか。

 広報不足以上に、「子ども手当」をめぐる紆余曲折が、信頼をかなり目減りさせてしまったと思っています。

 母親の立場からすると、子育ては10年20年スパンですから、子育て施策は10年先、20年先も信頼できる制度でなければ困ります。

 いつ減らされてしまうか分からない手当をあてにして、子どもを生み育てるわけにはいかないのです。

 たしかに、子育て世帯への手当は、自公政権時代の1兆円から2.3兆円へと2.3倍に増えました。

 しかし一方で、2万6000円という約束を果たし切ることができなかった。

 「約束されても、あてにできない」という不信感を生んでしまったことに、私は心からの反省をしています。

 だからこそ、党内のマニフェスト会議で、私は、ただ一人「新児童手当の5割増しという記載はやめるべきだ。子育て政策は信頼されて初めて政策効果を生む。大変残念だが、手当アップはもはや信頼の俎上にない以上、いくら訴えても政策効果はない。それよりも、男女ともに育児休暇の取得しやすい環境整備とか、待機児童の解消に向けて具体的に記載すべきだ」と発言したのです。

 

 また、子育て施策を議論する際、どうしても「少子化対策」「労働人口比率」「国力」というイカツイ言葉が飛び交いがちです。

 私も、子育ての社会的価値、国家的価値を重視しています。

 しかし、子育てというのは、社会的活動であると同時に、極めてパーソナルな領域でもあります。

 子どもを「生む」人もいれば「生まない」人もいる。

 「生まれた」後には、楽しさだけでなく、人に言えない苦しみも悲しみもある。

 生めない事情にも色々あり、生みたい人の選択も様々です。

 「子ども」をめぐる領域は、人の心の強さと弱さの根幹でもあります。

 子育て政策の議論の際には、この「弱い」「やわらかい」部分の存在を忘れることのないように、ということを切に思います。

久々の議員会館入り。

2012年10月18日

 「30年代原発稼働ゼロでグリーン成長を実現」するため、ともに活動してきた同期のメンバーと、意見交換。

 

 この2日間かけて(昨日、私は地元で参加できなかったのですが)、このメンバーで、輿石幹事長、細野政調会長、大塚・馬淵政調会長両代理、前原国家戦略担当大臣との意見交換も重ねてきました。

 

 民主党は、間違いなく、エネルギー革命に向けて大きく舵を切りました。

 重量級の船だけに、すぐさま方向転換を体感することは難しいかもしれません。

 しかし、舵を切りながら前進すれば、必ず、見える景色が以前とは違うことに気づくはずです。

 その景色をしっかり皆さんに提示して、選挙の際には大きな判断材料にして頂きたいと思っています。

PCなりすまし事件に思うこと

2012年10月17日

 遠隔操作により、他人のPCをウイルス感染させて、なりすましで犯罪行為を行う事件。

 PCユーザーの多くの方が、いつ自身が当事者になるか分からないという不安を感じていることと思います。

 

 私は、児童ポルノ規制法案を民主党の事務局長としてまとめたときの議論を思い出しました。

 その際には、規制の必要性を当然前提としつつも、一方的に画像を送りつけられた場合の冤罪被害の危険をいかに排除するか、大変議論が沸騰しました。

 自民党案には、このような危険の観点がほとんどなかったように思います。

 しかし、民主党内の議論の際にも、そこまで具体化した危険とまでは言えなかったのです。それでも、ネット社会における新たな人権侵害の危険を先見することが必要だという観点を加えて、法案準備をしてきました。

 

 今回、犯罪の内容こそ違いますが、自身の関知しないところで自身のPCがコントロールされ冤罪被害に遭うというその危険が、まさに具体化してしまいました。

 

 サイバー犯罪捜査の総合力を高めるため、人材育成や予算措置が必須であることはもちろんです。

 

 一方で、私たち一人ひとりが、このインターネット普及の「功」をいかに人の幸福につなげるかを考え、他方、そのリスクを先見して人の知性で乗り越えることも怠ってはならないと思います。

 

 簡単な操作一つで、真実も嘘も善意も悪意も誤解も、全世界のネットユーザーに伝播します。

 善意の連鎖が、災害時の力強い救援につながることもあります。

 権力を上回る発信力で、価値観を変えるツールにもなります。

 他方で、悪意や誤解の連鎖が、「いじめ」を生んだり、今回の事件のように、冤罪被害の危険を生むこともあります。

 

 道具を使うのは、人の意思。

 主体と客体の逆転がないように、人の幸福につながるツールとして付き合っていきたいものです。

 

 「昭和史1926〜1945」(半藤一利 平凡社)を読了。引き続き、「昭和史戦後篇1945〜1989」(同上)にとりかかります。

自動車関連諸税の改革に向けて

2012年10月16日

 自動車重量税・取得税の廃止を訴える集会に参加。

 各党の県連代表・代理の方が挨拶に立たれる中、税調で仕事をさせて頂いた縁なのか、出席・挨拶の機会を頂けました。

 昭和49年にスタートした自動車重量税の「暫定」税率(奇しくも私の生年と同じ)が、自民党時代には1円も下がらなかったにも関わらず、民主党政権下において2ステップで引き下げを実現してきたこと。

 残りの「暫定」分の廃止はもちろんのこと、その他の自動車関連諸税も含めて、次回の税制改正で全力で応えていくことが、中国などとの間で外交上の問題を抱える現在、内需を喚起し景気を下支えるためにも大変重要であること。

 などなど、決意をお話ししてきました。

 私自身、昨年から税調で勉強させて頂いて、様々な団体の方の要望を聞く機会がありましたが、この自動車関連諸税について言えば、その要望の根拠に説得力があり、多くの民主党議員が心底納得して主張・調整・実現してきた案件です。

 目標達成に向けて、これからが大事。

 しっかり取り組みます。

 

 そのほか、地元を回っていますが、なかなか反応は厳しく。

 先日の集会にて、

「選挙目当てにふらふら政党の看板は代えません。今、自民党の負の遺産を一生懸命返している。民主党の足らざるところも、自分で背負って、頑張り抜きます」と話したら、拍手。当たり前のことを言っただけなのに(でも嬉しい)。

 マスコミからは

 「離党を考えていますか。考えていないならその理由は?」

 などと聞かれる始末。

 政党のイイトコどりはしない。苦しくても離党せずに頑張る。という当たり前が当たり前ではなくなっている今。

 私は、民主党を背負いながらも、地元からの個人への信頼を頂くべく、頑張り抜きます。

 

 ちなみに、チビの風邪ウイルスはすっかり家族中に行き渡り、私も久々の「だるおも」状態。

 本人の熱が引いて、鼻水垂らしながら走り回ってるからヨシとしよう!

「支えられて」ます

2012年10月12日

 100歳の現役医師、日野原重明さんを皆さんご存知でしょうか。

 8月20日に縁あって瀬戸市で講演をして頂いた際には、大反響を呼びました。

 「昨日ニューヨークから帰ってきたばかりですよ」

 「99になって、筋トレ始めましたよ」

 「また10年後に会いましょう!」

 軽やかに、おおらかに、知的に、楽しく、ユーモア一杯の2時間。

 板東英二さんと、ぎんさん4姉妹のトークも加えてにぎやかに。

 しかし、やはり日野原先生の存在感はピカイチで。

 私も、すっかりファンになってしまったのでした。

 

 というわけで、昨日名古屋市内にて、この日野原先生の生き方に学ぶ「新老人の会」東海支部のイベントがあり、参加してきました。

 実は、38歳の私は、この会のサポート会員。

 あと27年経って、65歳にならないと、ジュニア会員にすらなれないのです。

 残念ながら、日野原先生ご自身は来られなかったのですが、102歳の会員の方が、なんと三重県から!お一人で!!電車を乗り継いで!!!参加されていました。

 その方のご挨拶も、聞くほどに尊敬の念が自然に湧き溢れてしまうような素晴らしい言葉、声、語り口で、よい出会いを頂きました。

 

 少子高齢化時代を語る際、支える世代と支えられる世代の逆転現象に触れることも多い私。しかし、65歳をラインに「支えられる世代」に移行するという前提は、そろそろ進化させた方がよいのかもしれません。

 「支える世代」であるはずの私ですが、経験の厚みも苦味も凄みも違う人生の先輩から、物事を教えられ「支えられる」ことの方がずっと多いというのが実感です。

 

 昨日紹介した海軍関係の本を読み終わり、今日からとりかかったのは、「昭和史1926⇒1945」(半藤一利 平凡社)。

 

 チビの熱が下がりません。そういえば、帰宅して眠っているチビの口元に顔を近づけて、寝息の暖かさを確かめる瞬間も、「支えられてる」実感のとき。

「やましき沈黙」から脱するために

2012年10月11日

 夏から秋にかけては、各地域で戦没者追悼式が行われます。

 他のスケジュールと重なっても、追悼式にはできる限り参加することを、自分の中の決め事の一つとしています。

 戦争を経験していない世代の政治家として、地元出身の戦没者の御霊に、誠心誠意、自分自身の言葉で平和を誓うことを大切に思っているからです。

 

 戸々のお宅を訪問して、場合によっては御霊前にお参りをさせて頂くこともあります。

 壁にかけられているご先祖さまのご遺影の中には、現在の私よりもずっと若いりりしい姿で映っている男性の写真もあります。

 そのお家の方のお父様、お兄様、おじ様が、戦地に赴く前の大事なお写真であると伺うと、何ともいえない気持ちになるのです。

 この方たちが、生きて還ってきていたら、地域社会の一員として頼りにされ、戦後の日本の復興の大きな力となったはずです。

 そして、何よりも家族とかけがえのない時間を積み重ねることができたはずなのに、そういった時間を思い出にかえていくこともできなかったんだな、と思うのです。

 戦争は、若い人から、「生きて人のためになる」という選択を容赦なく奪っていきました。

 

 いま、遅ればせながら、「日本海軍400時間の証言〜軍令部・参謀たちが語った敗戦 NHKスペシャル取材班」(新潮社)を読んでいます。

 1980年から1991年にかけて、131回にわたって開かれた「海軍反省会」。太平洋戦争時に軍令部や海軍省に所属していた、いわばエリート軍人が、秘密裡に当時を振り返る会合のカセットテープが、丹念にひもとかれています。

 そして、取材班が導き出したのは、「ひとりひとりの『命』にかかわることについては、たとえどんなにやむをえない事情があろうと、決して『やましき沈黙』に陥らないこと」。

 

 私は、国会議員になった当初、「検察官のときの方が、ひとりひとりの『命』に正面から向きあう機会が多かったな」と感じていました。

 しかし、今は違います。

 原発事故を経験した私たちが向きあう、原発ゼロへの道のり。

 領土領海をめぐる外交問題が投げかける、これからの安全保障。

 まさに、「ひとりひとりの『命』にかかわること」であり、決して『やましき沈黙』に陥ってはならない場面に、国会議員として立たされていると感じます。

 

 自民党の「判断先送りを避けつつ、遅くとも10年以内にエネルギーミックスを決める」という結論(ともいえない結論)。まさに『やましき沈黙』以外の何ものでもありません。

 私たちは、「2030年代の稼働ゼロ」を決めました。閣議決定の過程で、決断がぶれたかのようなメッセージを与えたことについては、私も大変残念です。が、しかし、ここから「エネルギー基本計画」、「グリーン政策大綱」、また党としては選挙に向けたマニフェスト作成の議論にも入っていきます。しっかり、民主党としての決断と覚悟を、重要文書に入れ込んでいくことを次の目標として、「やましき沈黙」ではなく「覚悟ある発信」をしていきます。

 

 一方で、安全保障については、民主党も『やましき沈黙』から脱しきれていないと感じます。正面から議論すれば党が割れるから議論を避けるという意味で、与党として責任ある議論と結論を導いていない面があります。私自身は、憲法調査会などで、できる限り発言をすることで、少なくとも議論を俎上にあげようと努力しているつもりですが、力不足です。

 とはいえ、自民党の一部の方が持論とされる「憲法は米国からの押しつけだから違憲無効。すべて自分たちの手で書きなおすのだ」という議論は、畏れをしらない、知性を感じない議論に聞こえてなりません。

 

 まさに、重要課題は山積しています。

 閉会中のこの期間に、地元の皆さんに、課題と、それに対する自分の考えをしっかりお話ししていきたいと思います。

 学区ごとのタウンミーティングも、たくさん予定していますので、もしこれを読んで頂いた方で、お近くの方は是非ご参加ください。

 今日の文章は、自分の中でも、まだまだ消化不良の部分がありますので、いずれ続きを。