財務金融委員会でJBICに関する質問をしました

2010年3月23日

 3月17日、所属する財務金融委員会において、質問の機会がありました。
 前回、予算委員会の分科会での質問に続き、2度目の質問です。

 委員会所轄案件を広く対象とする一般質疑とは異なり、
 各委員会に提出される個別の法案についての質疑でした。
 (でも、野党の方はとくに、個別質疑でも、法案とは全く関係ない質問をすることがままあるんです。
  私は、個別質疑ではできるだけ当該法案の議論をする。そして一般質疑の時間は別でしっかりとる。という風に区別を明確にした方が、建設的な委員会審議になるのでは、と感じています。)

 私に与えられたテーマは、JBIC(国際協力銀行)に関する法改正。
 これまでのJBICの3つの業務目的に加えて、「地球温暖化防止等の地球環境保全のための海外における事業促進」という目的を追加する法案です。
 
 最近、海外インフラ事業輸出において、対外国との日本の競争力を憂う声が多く聞かれます。
 この法改正によって、必ずしも日本企業による進出が先行しなくても、環境にやさしい海外インフラ事業(太陽光発電やエネルギー効率の高い発電所整備など)にJBICが積極的に支援に乗り出すことができるようになります。
 このJBIC支援は、鳩山イニシアティブで宣言された「3年間で1兆7500億円の途上国への環境支援」を行動に移すものであると同時に
 JBIC支援が呼び水となってリスクを分担することになり、高い環境技術を持つ日本企業の競争力を強めることにもなります。
 まさに、「経済と環境の両立」の要となる、大事な法改正です。

 質問は4問
  ?目的追加によって可能となる新しいプロジェクトの具体像。新成長戦略の中の位置づけ。
  ?単なる環境支援に終わることなく、日本企業の競争力を強化し、日本経済成長へとつなげるための戦略。
  ?プロジェクトごとに環境支援(CO2削減)の成果を数値化するための具体的方策。
  ?JBIC支援によって途上国で削減されたCO2について、日本のカウントとなる枠組みづくりに向けた努力。

 ??は菅大臣へ、?はJBICのCEOへ、?は福山外務副大臣へお尋ねしました。
 
 とりわけ、?については、日本の政策金融が支援し、場合によっては日本の先端技術を用いて、途上国のCO2が削減されるわけですから、ぜひ、日本のカウント(対90年比25%減)となるべきだと、強く意見を申し上げました。
 「乾いた雑巾を絞る」という言葉がよく聞かれますが、本当に、血のにじむような努力でエネルギー効率を高めている日本企業と働く皆さんのために、更なる外交努力をお願いし、福山副大臣からは、「日本が世界に誇るクリーンな技術、インフラ、生産設備などの提供を行った企業の貢献が適切に評価されるよう、新たなメカニズムの構築に向けて積極的に参加をしていく」との答えを頂きました。

 この法改正が、ともすれば「成長戦略が見えない」といわれる日本経済の突破口のひとつとなるように、そして環境立国日本のリーダーシップを示すものとなるように、今後ともしっかり取り組みます。

質疑の様子は、衆議院のwebサイトから動画で見ることができます。お時間がある時ぜひご覧ください。
 

 
 

衆議院議長公邸

2010年3月 6日

 先日、本会議を終えた後、衆議院議長の公邸に、初めて行ってきました。
 
 決して華美な公邸ではありません。
 
 でも、絵や彫刻など、日本美術が控えめに彩りを添えていて
 お庭は、すがすがしく整えられ、池には鯉(金色の鯉も!)が泳ぎ
 落ち着いた和室からは、その庭が一望できる(雪景色や桜の景色は、一段と素晴らしいはず)
 とても上品な公邸でした。

 また、何より勉強になったのは、横路議長のお話。
 横路議長は弁護士さんで、法曹としても政治家としても大先輩です。
 「議員は、質問をして、成長をしていくんだよ」
 「質問には、しっかり事前準備をしていくこと」
 「時間がないと言ったらいつまでもない。時間をつくって、映画を見るのも人生の学びだよ」

 本当に貴重なたくさんのお話を伺いました。
 
 たしかに、検察時代を考えても、質問は事前準備が勝負。
 聞く人が聞けば、どれだけ準備したかは、一目瞭然です。
 時間はいくらあっても足りないけれど、時間をつくって、自分の中の糧を増やさなければ!と
 改めて自分に約束した夜でした。

初質問に立つ!

2010年3月 3日

 先週2月25日、初質問に立ちました。
 予算委員会の第6分科会にて、赤松広隆農林水産大臣に質問。
 テーマは、地元日進市の里山、東部丘陵の保存です。
 この東部丘陵には、トウカイモウセンゴケ、シラタマホシクサ、モンゴリナラ
といった希少な植物が生きています。
 ギフチョウが飛び、オオタカが舞い、キツネも姿を現す、豊かな里山です。
 そして、保安林として指定され、近隣の住民の住環境を土砂流出から守ってい
る山でもあります。
 
 この里山に関して、今、鉱業権(鉱物を掘る権利)を持っている開発業者さんから愛知県へと、保安林指定解除の申請が出ています。
 これまで、同様の事例で保安林指定解除が不許可となった事例が、なかなか見
当たらないのです。
 だからこそ、地元の皆さんが、ものすごく不安に感じている。
 この件が国の判断へと進んでいき、農林水産大臣が解除を許可してしまうと、この里山の植物が、生物が、里山が守ってきた近隣の住民の安全が、危険にさらされてしまう。
 
 そんな状況の中で、ぜひ大臣には、『解除を許可しないで頂きたい、里山を守ってほしい』という、地元の皆さんの声を伝えてきました。 大臣からは、?大臣あるいは副大臣が現地を見ていただくことのお約束、?「過去に不許可にした例があろうかなかろうが、そんなことは関係ありません。私どもの新しい体制のもとでの政権の判断でもって、あるいは農林水産省、農林水産大臣としての判断でもって、これはきちっとやらせていただきたい」との力強い言葉を聞くことができました。

 この議事録は、おってホームページにあげていきたいと思っていますので、ぜひお時間あればご一読いただけるとありがたいです。

 開発業者さんの利益にも配慮しなければならないという点をふまえつつ、約60年前に立法された鉱業法そのものの問題点も指摘させていただいてます。

質問の様子は衆議院のwebサイトから動画で見ることができます。お時間がある時ぜひご覧ください。