【動画】2/17予算委員会 待機児童問題、共謀罪について総理らに質問

2017年2月18日

予算委員会にて「待機児童問題」「共謀罪」に関して、安倍総理らに質問しました。待機児童ゼロを叫びながら、その目標期限が来年3月であることを総理は知りませんでした。また、総理は待機児童をゼロにするその政府目標の達成を断念することを明らかにしました。

【動画】2/9 予算委員会、金田法相の資質を糺す

2017年2月10日

予算委員会にて「共謀罪」に関して、金田法相が報道各社に配布した「質問封じ」の文書について問い糾しました

【動画】2/6 予算委員会 共謀罪について質問

2017年2月 7日

予算委員会にて「共謀罪」に関して、政府が示したテロ3事案の3つ目についてを中心に金田法相に質問しました。

【動画】2/3 予算委員会 共謀罪について質問

2017年2月 4日

昨日の予算委員会にて「共謀罪」について、政府が示したテロ3事案は、現行法の枠内で対応でき立法事実にならないと安倍首相、金田法相に迫りました。

【動画】1/26予算委員会 天皇陛下退位の問題とテロ等準備罪について質問しました

2017年1月28日

昨日予算委員会にて、天皇陛下退位の問題とテロ等準備罪について安倍首相らに質問した動画です。

天皇陛下退位の問題では、静か且つ開かれた議論をして、議事録を残すオープンなものにする必要がある、テロ等準備罪については3度廃案になった『共謀罪』と変わっていないとして批判しました。

皇位継承について善き公論を

2016年12月22日

昨日12月21日、天皇の退位につき、民進党としての考え方をとりまとめ、発表しました。

私は、この間、党内検討チームの事務局として、直接とりまとめに携わってきました。
まずは、検討チームからのヒアリングにおいて、専門家としての深い知見をこころよくシェアしてくださった有識者の皆さまに、心から感謝申し上げます。

発表後のこれからは、皇位継承という、国家と国民生活の根幹をなす論点について、善き公論を作り上げていくことがとても大切です。
民進党の考え方を丁寧に説明し、これからようやく始まる国民的議論に奉仕していきたいと思っています。

今回の民進党の考え方のポイントは、(1)天皇の退位を認めるべきであり、(2)そのためには一時的な特例法でお茶を濁さず、恒久的な制度として皇室典範を改正すべき、ということです。

政府のもとに設置された有識者会議の議論が、まさに特例法で幕引きさせる方向に進んでいることを危惧します。

今上陛下が大切に深めてこられた象徴行為、慰霊の旅や被災地激励のお姿などに、国民一人ひとりが心動かされ、自然と皇室に対する敬意へと結びついていく内的体験の共有は、天皇が「国民統合の象徴」であるための核心を担っている、と私は思います。
そして、この象徴天皇の永続性を大切に考えるならば、「今回に限りとりあえず退位を認める」という特例法はあまりに無責任であり、どの天皇にも適用される皇室典範の改正という本丸に正面から取り組むことが是非とも必要なのです。

考えてみてください。
今回特例法で対応すれば、時の天皇陛下の地位が、法律成否の手綱を握る時の政権の意向に左右される前例を作ることになります。天皇の地位が時々の政権の影響下におかれてよいとは思えません。
したがって、時々の政権の影響を極力排除するため、皇室典範を改正して、恒久的一般的な要件手続きを定めるべきです。
もちろん、「皇位」の「継承」につき「特例法」で定めることは、「皇室典範」で定めるべしと名指しした憲法2条に反する疑いがあり、こと天皇の地位に違憲の疑いという傷をつけてはならないという理由も重要です。

早くも一部のメディアからは「政争の具にするな」と、安倍総理と同じようなセリフが聞こえてきます。

しかし、国家の根幹に関わる重要な問いかけがなされているにも関わらず、政権与党が抜け道を探っているようにしか見えない今、民意と陛下の思いに寄り添った王道の見解を出すのは野党第一党の使命です。

政争の具批判をおそれて、その使命を放棄し、政権与党と異なる見解を出すことを控えるなら、野党は不要ということになります。
私は、野党議員としての使命を果たしたい。 

また、ある方からは「どうせ政府案が通るのに、こぶしをどこで下ろすつもりか」とも聞かれました。

最初から数の力に屈して、正義や理想やあるべき姿を掲げることをためらうなら、国会での議論は不要ということになります。
私は、国会議員としての仕事をしたいのです。

さあ、ようやく、議論のスタートです。
善き公論を作り上げていきましょう。
私も微力を尽くします。

【動画】12/9債権法改正について引き続き金田勝年法務大臣と議論しました

2016年12月 9日

引き続き債権法に関して、定型約款の事後的変更の問題点や、配偶者保証の問題、法制審の意思決定システムのあり方など、金田勝年法務大臣と議論しました

【動画】10/26 法務委員会で横畠内閣法制局長官、金田法相に質問しました

2016年10月26日

2016年10月26日衆議院法務委員会にて、内閣法制局が作成した「憲法関係答弁例集・第9条憲法解釈関係」について横畠裕介内閣法制局長官に質問しました。また、21日に引き続き金田勝年法相集団的自衛権の行使の関する司法試験の設問について質問しました。

【動画】10/21 法務委員会で金田法相に質問しました

2016年10月22日

2016年10月21日、2007年年司法試験の設問において「集団的自衛権の行使が禁じられている」というのが正答だったことに関して金田勝年法務大臣に質問しました。

【動画】10/12 予算委員会で安倍総理に質問しました

2016年10月14日


12日予算委員会において安倍総理に待機児童問題、憲法改正について質問した動画をアップしました。「憲法の議論の障害は、議論から逃げる総理の姿勢と憲法の名に値しない自民党憲法改正草案の2つで、この障害を取り払って頂きたい」と訴えました。

安倍政権の本音

2016年7月 5日

稲田さんが、安倍政権の本音を見事なまでに暴露してくれました。子育て支援は優先順位低く、活躍できない女性は自己責任、国民は政治に口出しせず、国家のために自力で一億総活躍してみせろ、ということなのでしょう。

選挙の前にハッキリして良かった。

安倍政権の子育て支援・女性活躍のメッキが剥がれた今、私たちが、子どもと女性を支えるために必要な手を打つ責任、引き受けます。

福祉、人権、経済、総合的な国力維持、いかなる観点を重視する立場であれ、子育て・女性政策が日本の政治課題のど真ん中にあると考える皆さん、私たちはその解決に本気です、力を貸してください。

国家のための一億総活躍の危うさを感じ、1人ひとりの幸せの結果こそが国家をも安定させると考える皆さん、1票での意思表示をどうかお願いします。選挙が民主主義のすべてではないけれど、民主主義の一つのハイライトです。多様な意見を限界まで集約して、国民が政治を選択するチャンスです。

私もあと5日全国で訴えて、判断の材料を提供します。ぜひ、皆さん、候補者を比べてください。そして、考え、選び、投票してください。私たちの仲間、比べてもらえば選んでもらえる素晴らしい候補が揃ってます!


「日本死ね、言っている場合じゃない」 自民・稲田氏 http://www.asahi.com/articles/ASJ746CY7J74UTFK01Y.html

1億総活躍社会はどんな社会ですか? 日本はGDPの200%もの借金を抱える借金大国。あれせえ、これせえ、と言ったってできない。あれかこれか、優先順位を付けてしかできない。それを、あれしてくれなきゃ活躍できない、これしてくれなきゃ活躍できない、国はあれもこれもどれもこれも、やれと。それもできないなら日本死ね、なんて言っている場合じゃないんだと思う。
 みんなでこの国をよくする運動が1億総活躍社会ですね。私たちは、国だけに任せるんじゃなく、自分だけが幸せだけじゃなく、みんなが幸せで初めて幸せだと感じられる民族だ。(札幌市での講演で)


【動画】5/18予算委員会で安倍総理に質問しました

2016年5月18日

2016年5月18日 衆議院予算委員会にて民進党山尾志桜里が熊本地震に関連して被災者生活再建支援法、保育士給与問題について安倍総理に質問しました。

【動画】厚生労働委員会で待機児童問題について引き続き塩崎厚労大臣に質問 しました

2016年3月19日

前回に引き続き、待機児童問題について質問しました

【動画】厚生労働委員会で待機児童問題、子育て支援について塩崎厚労大臣に質問 しました

2016年3月 9日

2016年3月9日 厚生労働委員会にて、民主党山尾志桜里が塩崎厚労大臣に「保育園落ちた」待機児童問題、子育て支援について質問しました。  #保育園落ちたの私だ で集まった2万5千人分署名を塩崎大臣にママ達から直接受け取っていただけることになりました。

【動画】2/29予算委員会で安倍総理に質問しました

2016年2月29日

2016年2月29日 衆議院予算委員会にて待機児童問題、子育て支援、甘利元大臣問題について安倍総理に質問しました。
ぜひご覧いただければ幸いです。

2月29日(月)13時半過ぎ、予算委員会にて質問!(NHKテレビ入り)

2016年2月26日

2月29日(月)、衆議院予算委員会にて質問に立ちます。おおよそ13:36から14:12の36分間です。NHKテレビでも放送されますので、是非ごらんください!

衆議院TVはこちら 

【動画】2/15 予算委員会で安倍総理に質問しました

2016年2月16日

2016年2月15日 衆議院予算委員会にて放送法4条「政治的公平」について安倍総理に質問しました。
ぜひご覧いただければ幸いです。

政権とメディア

2016年2月15日

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 今、予算委員会での質問を終えて、部屋に戻りました。
 第二次安倍内閣になってから、政権によるテレビメディア規制が厳しくなっています。
 その最たるものは、テレビメディアの政治的公平性の判断に関して、「番組の全体を見て判断する」という従来の解釈から「個別の番組のみでも判断できる」と大きく踏み込んだことです。
 この解釈が「政府統一見解」として提出されたことにより、所管である高市総務大臣の暴走にとどまらず、安倍総理のお墨付きを得た安倍政権の見解と見ざるを得なくなりました。
 
 今日の質問でこの問題を取り上げようと決意したきっかけは、自身のブログを読み返したことです。
2010年12月3日に掲載した「ロシアからの一人のキャスターからのメッセージ」と題するブログです。
当時は、民主党政権となって約1年半。与党議員として痛烈な批判にさらされながら、息子の出産を1か月後に控えていました。
政権とメディアの関係や、国会議員として子どもたちに手渡すべき価値観とは何だろうと、思いをめぐらし書いたブログです。
 
 「政権が思うように立ちゆかない責任のひとつをメディアに転嫁することは容易です。でも少なくとも、メディアと政権与党とが対峙する状態を維持していることについて、私たち日本人は誇りを持つべきですし、その状態を維持するために努力を続けるべきだし、綻びが見えたときには戦うべきだと思います」
 
このブログを書いてから一度の落選を経て、5年が経ちました。
今日の質問が、「綻びが見えたときの戦い」足りえたか。
 自問自答しながら、戦いを続けます。

 以下に、当時のブログの全文を再掲しましたので、もしよければ読んでください。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ロシアからの一人のキャスターのメッセージ 10年12月 3日

 起きたときの雨模様も、出かけるころには晴れ上がって冬らしい青空。
 今日で会期終了です。
 イランでウラン精鉱数十トンが所在不明になっているとの報道や、「ヒ素を食べて増殖する細胞」の発見、ワールドカップ開催地の決定など、今日も気になる出来事がたくさんありました。
  そのなかで、必ずしもまだ大きく取り上げられていないニュースのひとつを紹介したいと思います。
  
  ロシアはいま、政権によるメディア支配が確立したとも言われています。真に独立していると評価できるのは、活字メディアでは「ノーヴァヤ・ガゼータ」(同紙の記者であったアンナ・ポリトコフスカヤ女史の暗殺についてはまだ記憶に新しいところです)、放送メディアでは「エーハ・マスクヴィ」、TVメディアは3大全国テレビ網とも事実上国営化されたと評されています。
  報道統制が進むロシアで、11月25日、1人の現職テレビキャスターが、「我が国のテレビは、政府の一部となった」とスピーチし、メディアの現状を批判しました。命を賭けた内部告発とも言えるこのスピーチの存在を、皆さんにも知っていただきたくて書きました。
  
  私は国会議員になってから特に、メディアに対して様々な感情を持つようになりました。率直に言って、「政権批判はともかく、政治家の揚げ足とりや、発言の恣意的な切り取り、ステレオタイプの政局論に無理やり押しこむような報道は辞めてほしい」と、マイナスの感情を持つことも多いです。
  集会で、支援者の方からは、民主党のメディア対応の不十分さも含めてではありますが、メディア批判をいただくことも少なくありません。
  でも、少なくとも、私たちの日本では、メディアが権力と対峙しています。
  「メディアが権力に追従せず対峙すること」、現在の日本では当たり前と思われている状態を勝ち取るために、命を賭けている人が、命を賭けた人が、命を落とした人が、この世界に現在もいて、その戦いを続けているということを、私たち日本人は、今一度知るべきだと思いましたので、今日、このニュースをお伝えしました。
  
  政権運営が思うように立ちゆかない責任のひとつをメディアに転嫁することは容易です。
  でも、少なくとも、メディアと政権与党とが対峙する状態を維持していることについて、私たち日本人は誇りを持つべきですし、その状態を維持するために努力を続けるべきだし、綻びが見えたときには戦うべきだと思います。
  「民主党はマスコミに金を配らないから、マスコミに叩かれるんだ」などという与太話が、まことしやかに流されることがあります。「うまく金を使っていい記事を書いてもらえばいいのに」などと笑いながら言う人に会ったこともあります。
  こういう冷笑主義の元にいる方たちは、このロシアのキャスター、レオニド・パルチョノフ氏の次のようなスピーチを聴いたとしたら、何を感じるのでしょうか。

 「テレビ記者にとって、政府高官は取材先ではなく上司だ。記者自身もジャーナリストでなく役人に成り果てた。テレビで批判や疑念を聞くことはない。私はテレビ界に24年間、身を置いてきた。これまで戦ってきたわけでなく、同僚を非難する資格はない。だが、少なくとも黒は黒と言うべきだ」


2月15日(月)13時半過ぎ、予算委員会にて質問!(NHKテレビ入り)

2016年2月12日

2月15日(月)、衆議院予算委員会にて質問に立ちます。おおよそ13:38から14:16の38分間です。NHKテレビでも放送されますので、是非ごらんください!

衆議院TVはこちら 

【動画】2/4予算委員会で質問致しました

2016年2月 4日

本日予算委員会にて、質問を致しました。是非ご覧いただければ幸いです。

2月4日(木)10時頃、予算委員会にて質問!(NHKテレビ入り)

2016年2月 3日

2月4日(木)、衆議院予算委員会にて質問に立ちます。おおよそ朝9:58?10:31の33分間です。NHKテレビでも放送されますので、是非ごらんください!

衆議院TVはこちら 

本日20時、BSフジ「プライムニュース」に、生出演!

2016年1月28日

本日20時より、BSフジ「プライムニュース」に、生出演します。甘利大臣疑惑についてお話しします。是非ご覧ください!(直前のご案内で申し訳ありません)
http://www.bsfuji.tv/primenews/

「パート主婦25万」発言追及の真意

2016年1月14日

 昨日、予算委員会で安倍総理への質問に立ちました。


 総理による「パート主婦25万」発言。

 私がこの問題を追及した最大の理由は、「無理が通れば道理がひっこむ」体験をこれ以上総理にさせたくなかったからです。

  

 昨年の安保法案や派遣法改正案の強引な審議の進め方。

 臨時国会不開催という憲法53条違反。

 自分が明言した議員定数削減についての約束破り。

 

 総理は、数々の「無理」を重ねてきました。そして、その「無理」は通ってきました。

 確かに、いくら「道理」を指摘しても耳を貸す総理ではありません。

 しかし「言っても無駄」と諦めたら、「道理」が「無理」に道を譲る国になってしまう。私は、日本をそういう国にしたくないのです。


 今回の「パート主婦25万」発言は、総理がパートや主婦の現実を知らないことの明らかな証左です。

 言ったことを言わないというのは、あきらかに「無理」です。

 「言っても無駄」と口をつぐめば、またもや「無理」が「道理」に勝ったことになります。

 そして、総理が主婦やパートの実情を知っているか否かは、総理が言うところの「枝葉末節」な議論ではなく、女性政策や労働政策などこの国の根幹をこの人に預けてよいのか、という重要な議論だと、私は思います。

 ちなみに委員会では時間の都合上言いませんでしたが、主婦パートの約75%は年収103万円以内、約9割は年収130万円以内で働いています。

 配偶者控除など働く主婦の常識を総理が持っていたならば、年収にして300万という例えは出てこないのではないかと思います。


 そのほか、質問では、

○「景気がよくなったから働こうという主婦はたくさんいる」という総理の認識は客観的数値と合致しないこと

○「働く女性が90万人以上増えたから待機児童が増えたのも無理もなく嬉しい悲鳴」という趣旨の総理の発言は、未就学児を持つ年齢層の働く女性数が横ばいを続けているという客観的数値によれば、明らかに分析の誤りであること

○待機児童を解消するためには保育士の処遇改善が必須であり、軽減税率1兆円のバラマキをやれば、予定されている処遇改善ほか社会保障が削減される可能性があるので、給付付き税額控除にすべきだということ

 などを主張し、議論しました。


 おって、また説明・報告していきたいと思います。


 それにしても、たくさんの激励やアドバイス、ご意見などありがとうございました。

 予算委員会で総理と議論するのは初めてでしたが、この経験を生かして、もっともっと皆さんが抱えている課題を浮き彫りにし、その解決へと導いていく職責が果たせるように、がんばります!


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【動画】1/13 予算委員会で質問致しました

2016年1月13日

本日予算委員会で質問致しました。是非ご覧いただければ幸いです

1月13日(水)10時過ぎ、予算委員会にて質問します。(NHKテレビ入り)

2016年1月13日

1月13日(水)、衆議院予算委員会にて質問に立ちます。おおよそ10:09-10:43の34分間です。NHKでも放映されますので、是非ごらんください!

しおり通信発刊!! 「しおりの国会奮闘245日」

2015年11月 5日

しおり通信発刊!! 「しおりの国会奮闘245日」

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刑事訴訟法等改正案の本会議討論を行いました。

2015年8月 7日

 本日の本会議にて、刑事訴訟法等改正案の賛成討論を行いました。 


 討論原稿以下の通りです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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 民主党の山尾しおりです。私は、民主党無所属クラブを代表して、本修正案に賛成の討論をいたします。

<導入>
 みなさんは、法の女神「テミス」の像を見たことがあるでしょうか。
 この女神は、それぞれの手に天秤と剣を持っています。
 天秤は「公正・正義」を、剣は「力」をあらわします。
 「力なき正義は無力だが、正義なき力は暴力である」
 「力に正義で歯止めをかけるのが『法』である」
 この理念を体現する女神です。

 今回の刑訴法改正議論は、郵便不正事件など一連の冤罪事件を根絶するという決意からスタートしています。
 冤罪被害者にとって、捜査権力はまさに正義なき力であり、それは暴力だからです。

 しかし、提出された政府原案には、取調べの録音・録画により冤罪をなくす「正義」の法制化と同時に、捜査機関に新たな「力」を付与する傍受の拡大や司法取引の導入をもが盛り込まれていました。

 いかに、この「力」に「正義」で歯止めをかけるか。

 この観点から、69時間を超える審議、20人の参考人質疑を経て修正された内容につき、賛成の理由を述べます。
 
<修正内容と賛成理由>

1 第一に、取調べの録音・録画です。
 今回、取調べ全過程の録音・録画が初めて法制化されます。
 対象範囲は限定的であり、あくまで最初の一歩です。
 ところが、原案では、これが最後の1歩になるのではないか、はたまた後退するのではないか、今後の方向性が極めて曖昧でした。
 そこで、修正により、3年後には録音・録画の積極的な意義を前提に見直されることとし、「決して後退することのないようにしていく」という委員会最終日の法務大臣の答弁とあわせて、範囲拡大に方向づけられた修正の意義は大きいと評価します。

2 第二に通信傍受です。
 逮捕や捜索という他の強制捜査と大きく違う点は、傍受されている本人はそれを知らないということです。
 人間が痛みを感じるからこそ、大けがを防ぐことができるように、人権も制約に気付いてはじめて、違法な侵害を防ぐことができます。
 そこで、修正案では、傍受された本人に、その記録を閲覧・聴取できることや不服申立てできることが通知されることとしました。
 また、警察署内で傍受が行われる際には、当該捜査に無関係な職員が、全件、現場でその適正を指導することとなりました。
 これらの修正により、傍受の濫用を防ぐための一定の歯止めがかかったと考えます。

3  第三に司法取引です。
 原案では、自分の罪を軽くするため、嘘をついて他人を犯罪に巻き込むリスクが非常に高いと懸念されました。
 そこで、修正案では、?偶然留置場で知った他人の事件など、無関係な事件は事実上対象外とし、?取引・協議の過程には例外なく弁護人が加わり、?その協議の概要などは、証拠開示に備えて記録・保管されることとしました。
 この修正によって、他人を巻き込む冤罪のリスクは一定程度低減したと考えます。

4  第四に、証拠開示を含む検討条項です。
 修正案では、冤罪を根絶するため、再審請求における証拠開示などを今後検討することとし、また傍受や司法取引についても3年後に見直すこととしました。

 以上が修正の柱です。
 捜査機関の「力」の拡大に偏りすぎていた原案に対し、冤罪をなくすという「正義」の要請に引き戻す修正ができたと評価して、民主党は賛成いたします。
 だからこそ私たちは、責任をもって、これから録音・録画が拡大されていくのか、傍受が人権を侵害していないか、司法取引が冤罪を引き起こしていないか、しっかりと確認していきます。


<審議のあり方について>
 くわえて、審議のあり方について申し上げます。

 安保法案と同様、本法案も乱暴な一括たばね法案であったことは、国民の意思を的確に反映させる立法府の責任を果たす上で、重大な支障があったことを強く非難します。

 その上で申し上げれば、この度の審議は4テーマに分けられ、1テーマごとに参考人質疑を中心に3日づつかけるなど丁寧に積み重ねられました。
少なくとも法務大臣はヤジを飛ばすことはなく、法務委員長は採決を強行することもありませんでした。
 党が数の力におごらず、野党が数の違いをあきらめなければ、結論ありきの審議ではなく、結論を全員で作り上げていく審議は可能です。このことを実践してくださった議員・職員・関係者の皆さまに、与野党問わず感謝します。
 そして、民主党は、これからも建設的な議論をリードし、「力」に「正義」で歯止めをかける役割を果たしていきます。   

 最後に、警察・検察の現場で懸命に働いている皆さん、冤罪事件を根絶するために改正された歴史的なこの刑事訴訟法に基づいて、どうか、「正義の力」として国民に信頼されながら、その重要な職務を全うして頂けるよう、心からお願い申し上げます。以上私の賛成討論といたします。

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安倍政治を許さない

2015年7月16日

 昨日、安保法案が衆議院特別委員会で強行採決されました。
 私も委員会室でプラカードを持って、与党議員に対し「国会議員なら憲法守って!」と必死に声をあげましたが、採決を阻止することができませんでした。
 くやしい。そして、申し訳ない。
 私は、この日を生涯忘れない。

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立憲主義・法の支配・国民主権。
大事なものが壊れるとき、それを容認する人間は無表情になることを知りました。

 安倍総理は採決を見届けることなく部屋から逃げ出し、中谷防衛大臣と岸田外務大臣の視線は宙を泳ぎ、無言で座席を詰めてバリケードをつくる与党議員は能面のような顔をしていました。

 今日の中日新聞のアンケート。
 自民党議員は、全員無回答。すべての問いに空欄でした。
 テレビの取材にも、ほとんど応じる議員がいない、と聞いています。

 与党議員ですら心を空っぽにして、声を押し殺さないと受け入れられない憲法違反の法律が、あと数時間で衆議院を通過しようとしています。

 私たちも、最後まで全力で阻止します。
 しかし、本会議で採決されてしまったとしても、終わりではありません。
 舞台は参議院へ、そして街頭へ、地域社会へと広がります。
8月6日ヒロシマ、9日ナガサキ、15日敗戦の日を迎え、当時の日本人に何が起きたかを思い返すほどに、私たちの良識は力を持ってその姿を立ち上げると思います。
今国会が閉じるときに、本当にこの違憲法案が成立しているかどうかまだ誰も分かりませんし、そうあってはならない。

 国会の外には希望があります。
 連日、国会の周囲では、世代を超えて、立場を超えて、党派を超えて、多くの市民が声をあげています。
 議員会館でこの原稿を書いている今も、開いている窓から、力強い声が聞こえてきます。
 
 社会には、多様な考え方があるから素晴らしいこと。
 多様な考え方の人々が、互いに敬意を持ちながら、意見を交換していく過程こそが、人間の知性の源泉であること。
 その知的な活動を恐れて、審議を打ち切る安倍政治政権には、この国を統治する資格がないこと。

 大きな方向性を共有できるゆるやかな連帯が、必ずこの国の立憲主義・法の支配・国民主権を救う。
 私も、連帯の一員として、政治家として、懸命に闘います。
 
 今週末の三連休は、皆さんとともに、地元で「安倍政治を許さない」街頭キャンペーンをはりますので、ぜひ一緒に闘ってください!
 日時・場所等、おってホームページにあげます。

【動画】7/8 法務委員会 刑事訴訟法改正案、参考人質疑

2015年7月12日


7/8 法務委員会にて、刑事訴訟法改正案について参考人に質問しました。保釈及び証拠開示についてです。
参考人は、 
大澤裕氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授) 、宮村啓太氏(日弁連司法改革調査室室長) 、江川紹子氏(ジャーナリスト) 、小池振一郎氏(弁護士)  です。
是非ご覧いただければ幸いです。

【動画】7/7 法務委員会刑事訴訟法改正案について質問(保釈及び証拠開示)

2015年7月12日


7月7日 約65分間、法務委員会にて刑事訴訟法改正案(保釈及び証拠開示)について質問しました。
是非ご覧いただければ幸いです。

【動画】7/3法務委員会 サイバー攻撃、刑事訴訟法改正案について質問

2015年7月10日


法務委員会にて、刑事訴訟法改正案(司法取引の導入)及び法務省へのサイバー攻撃について質問しました。

【動画】7/1 法務委員会 刑事訴訟法改正案、参考人質疑

2015年7月 9日

7月1日法務委員会にて、刑事訴訟法改正案について質問しました。「司法取引の導入」について、以下の参考人に対する質疑です。是非ご覧いただけらば幸いです。

川出敏裕(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
郷原信郎(郷原総合コンプライアンス法律事務所代表弁護士 関西大学客員教授)
笹倉香奈(甲南大学法学部准教授)
今村核(弁護士)


【動画】6/16法務委員会 刑事訴訟法改正案について質問

2015年6月17日

6月16日の法務委員会にて、刑事訴訟法改正案について質問致しました。ぜひご覧いただければ幸いです。

【動画】6/5法務委員会 刑事訴訟法改正案について質問

2015年6月 9日

6月5日の法務委員会にて、刑事訴訟法改正案について質問致しました。ぜひご覧いただければ幸いです。



【動画】衆議院本会議 女性活躍推進法案について質問

2015年5月22日

本日の衆議院本会議にて、女性活躍推進法案について質問致しました。ぜひご覧いただければ幸いです

明日法務委員会で質問致します

2015年4月23日

明日4月23日9時より法務委員会にて、裁判員裁判制度や死刑制度について上川法務大臣と議論致します。
インターネットにて中継されますので、是非ご覧いただければ幸いです。


学生が日本の民主主義を強くする

2015年3月27日

 この2か月間、ユニスク・ジャパン(日本学生会議所)から春休み議員インターンシップメンバーとして、事務所に来てくれていた薮田結万さん(19歳!!)。
 とても素敵なインターンシップ報告プレゼンをしてくれました。
 
インターン報告山尾志桜里事務所.pdf(ややデータ量多いです)

 私自身が議員として再登板したばかりのこの2か月。
 受け入れるだけの余裕があるのか、最初は躊躇しました。
 でも、政策秘書の三葛敦志さんの「ぜひ、受け入れましょう。」との言葉に背中を押される形でスタートしたのです。
 案の定、私も秘書も、毎日毎日忙しく。
 もっと余裕をもって多様な経験をさせてあげたいな、と思い続けているうちに、あっという間に2か月が経過してしまいました。
 でも、このプレゼンを見せてもらって、彼女は、自分の目と耳と心を使ってしっかり色々なことを吸収していたのだ、と、ほっとしたし、とても嬉しかったのです。

 未来を担う「主権者」である学生と、権力の一時的・部分的な付託を受けている「議員」との接点を増やすことが、必ず日本の民主主義を強くする。
 そう確信させてくれて、ありがとう、薮ちゃん!
(そして、私の余裕のなさをニコニコとフォローしてくれた三葛秘書にも感謝!)

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 インターンシップ卒業記念として、国会でしか食べられない吉野家牛「重」1240円也、で乾杯!(^^)!
                 


イコール・ペイ・デーって知ってます?

2015年3月26日

 昨日の内閣委員会にて質問に立ちました。
 少子化・女性活躍担当の有村治子大臣との質疑、ポイントは以下の通りです。

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1 先週発表された「少子化社会対策大綱」では77項目について年限を区切った目標値が設定された。たとえば、「『食育』に関心を持っている国民の割合」を74.6%から90%に引き上げる、というものまで含まれている。むしろ優先すべきは、6人に1人という状態に陥っている子どもの「相対的貧困率」を下げることであり、なぜこの貧困率について目標設定を拒否するのか。
→目標設定するに適切な指標をこれから研究・開発する

2 また、上記大綱では目標設定されるべき「夜間保育」について一切触れられていない。自民党内に「夜間保育」についての偏見がいまだ残っているようだが、安倍総理自身が「夜間保育の拡充」を本会議で宣言したにも関わらず、なぜあえて「夜間保育」を項目からおとしたのか。
→有識者の会合で決まったから。

3 女性活躍法案に「家族を構成する男女」とある。この「家族」に母子世帯も女性同士の同性パートナーも含まれるのであれば、この文言を変えるべきである。維持することにこだわれば、大臣自身が「誰もが心ない言葉で傷つけられることがなく、生き方を尊重されるような社会づくり」と言っていることと矛盾するのではないか。
→私が「含まれる」と言っているのだから、問題なし。

4 同法案において企業に公表が義務付けられる記載事項の中に、女性の働き方における最重要課題である男女間の賃金格差が盛り込まれていない。盛り込むべきと思うが、なぜ消極的なのか。
  →労働政策審議会で決まったから。

以上、1番は「先送り」。3番の陰には「価値観の押しつけ」。2番、4番の答弁に至っては、「だったら大臣いらないね」と言う他ありません(言いましたが)。

大臣と私で、考え方違うのは構わないのです。
しかし、違う理由を説明してもらわなければなりません。
にも関わらず、違う理由を語らない(上川大臣もそうでした)。
先送り。論点ずらし。責任転嫁。
素案を作ったのが、官僚であろうが、有識者であろうが、審議会であろうが、自分の名前で発表する以上、自分の責任において理由を語ってもらう必要があるのです。
このままでは、(女性大臣を応援したいにも関わらず)両大臣に幻滅してしまいそう・・・な自分を鼓舞しつつ、有意義な議論の土台づくりに、知恵を絞っていきます。

追伸その1
 皆さんは、イコール・ペイ・デーってご存知ですか?
 イコール・ペイ・デーは、「男性が1年働いて得られる賃金と同額を、女性が1年を超えて余分に働くことによって得られる日」のことです。
 2015年のイコール・ペイ・デー。
日本は4月10日。
 男性が1年で稼ぐ金額を、女性は4か月と10日余分に働かないと受け取れない。
 皆さんは、どう感じますか?

追伸その2
 ちなみに、4の質問のとき、有村大臣に、「イコール・ペイ・デーというのをご存じですか」と聞いてみたら、「イコールワーク・イコールペイということを尊重しようという取組みがなされる日でないかというふうには印象を持ちます」という答弁でした。
 同一労働同一賃金の記念日だと思われたようです。まあ、当たらずとも遠からず。
 「4月10日!」という事実を共有してもらうことが、まず第一歩でしょうか。
 
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法務大臣!お願い!!

2015年3月20日

 ただ今、法務委員会の大臣所信に対する質問に立ち、会館事務所に戻ってまいりました。
 感想を正直に言います・・・
 
 お願い! 法務大臣!! もう少しだけ勉強してください(もはや懇願)!!!

 今、パソコンに向かいながら、徒労感でいっぱいです(-_-;)

 たとえば・・・
 
 憲法13条後段「公共の福祉」について。
 私「なぜ人権を唯一制約できるのは他の人権のみであり、「公益」や「社会秩序」は制約根拠とならないのか、大臣の考えを教えてください」
 大臣「基本的な質問なので、ゆっくり考えて後ほどお答えします」
 私「(絶句!)。基本的なので、答えてください」
 大臣「むしろ、山尾委員の考えを教えてください」
 私「(再び絶句!)・・・」
      
まだ速記録来ないので、正確なやりとりではありませんが、およそこんな感じです。
 「『個人』を『全体』に吸い上げて基本的人権を削り取っていくようなことは二度とすべきではない、という戦争の教訓からではないでしょうか。」
 と、私がお答えしましたけど。
 なぜ、私が答えているのさ!と、自分で自分に突っ込みを入れました、正直。 

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 ・・・気を取り直して。
条文解釈ができないなら全体的なざっくりとした憲法観を聞こう!
私「国家像を示す、というのは憲法の意義に含まれると思いますか?」
大臣「憲法は所管ではないので、お話しできません」
私「(絶句!)法務大臣に、法務委員会で、憲法観を聞けなかったら、どこで聞けるんでしょうか!?」
大臣「分かりません」

 まだ速記録来ないので、正確なやりとりではありませんが、大体こんな感じ。
 法務大臣のスタートラインがこれでは、とても憲法改正の是非について、議論にたどりつけないです。

 ・・・再び気を取り直して。
 刑事訴訟法を聞いてみました。
改正を提案しているくらいだから、きっと事務方からしっかりレクを受けてくださっているはず!
 「私は、取調べの可視化と、捜査手法の拡大は、分けて議論して、与野党で合意できるものから合意し成立させた方が、国民にとって有益ではないか、と思います。しかし、今国会でこの二つが一体となって提出されています。なぜ、一体で成立させなければならないのですか。理由に合理性があれば、納得できるかもしれないので教えてください」という内容の質問。
 大臣が提出しようとしている法案に関する、極めてシンプルな問いです。
 にもかかわらず!
 全く答えになっていない的外れ原稿を読み続ける大臣。
 さすがに、私は訴えました。
 「質問に答えてくださーーーーい」と。
 さすがに、委員長も
「質問者は分かりやすく質問していると思うので、大臣が答えられないようなら副大臣」と采配。
 野党たるもの本来であれば、「いや、大臣で」と粘るべき場面でした。
 でも、国民から頂いている時間を浪費し続けているストレスに耐えきれず、副大臣答弁を許してしまった私・・・。

 なんだか愚痴っぽい話ですみません。
 でも、上川陽子大臣は、自民党の女性大臣&役員の中では、「女性のオジサン」ではない話せる相手、と期待していたもので、ガッカリ感も大きく。
 
 しかし、多少なりとも自分の専門分野だから思いが強すぎるのかもしれない、と自省しているところもあります。
 今後、何とか質問を工夫し、法に明るいとは判断しにくい法務大臣と、国民の目に耐えられる議論を展開していけるよう、がんばりますm(__)m
 
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被災した子どもたちの言葉

2015年3月12日

 3月10日。東京大空襲から70年。
 3月11日。東日本大震災・福島第一原発事故から4年。
 
平和と原発について思いを深くするこの日に出会った、「福島」という詩を紹介させてください。

     福島
 
 今も原発という戦車は
 放射能という弾をうち
 人々の心をうちぬく
 もがいても もがいても弾は来る
 休むことなくうってくる
 だけど
 僕はくじけない あきらめない みすてない
 福島は負けない
 ぜったいに負けない

 原発をおさめてこそ
 ほんとうの平和を知り
 見えないものも見えてくる
 なき顔だった僕たちも
 笑顔になる
 みんなが笑顔になってくる
 そんな福島になる
 
 きっと


 福島の小原隆史くんの詩です。
 3月10日、東京千駄ヶ谷の津田ホールで行われた吉永小百合さんの朗読会で読まれた詩です。
 「祈るように語り続けたい 第二楽章 福島への思い」と題されたこの朗読会。
 第二楽章とあるのは、吉永さんがこれまで原爆詩を朗読されてきた第一楽章に連なるものだからです。
 この朗読会のあと、ご一緒した山田洋次監督とお茶を飲みながら、先日の福島第一原発4号機視察のとき目にした風景をお話ししました。
 監督はこの春から、戦後70年の今年12月公開に向けて、吉永小百合さん主演で「母と暮らせば」という長崎の物語の撮影に入るそうです。
 戦争も原発事故も、「ない方がいい」のではなくて「あってはならない」のです。
 そんな当たり前が大きく揺らいでいる今、やるべきことがたくさんあります。

 3月11日は、政府主催の東日本大震災追悼式に参列し、花をたむけました。
 ご遺族の方々の言葉に、胸がつまりました。
 がれきの中のお母さんに「ありがとう、大好きだよ」と伝えて、自身の命をつないだあの日を話してくれた、宮城県の菅原彩加さんの言葉。
 
 先に紹介した小原隆史くんの詩と、この菅原さんの言葉、心から離れません。
 子どもたちは、どんな思いで、辛い経験を言葉につむいでいったのか。
私たち大人は、次世代への責任を果たしているか。
政治家は、なすべき仕事を果たしているか。
改めて、自分に問いかけ、これからの糧とします。


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1週間のご報告。

2015年3月10日

 1週間のご報告です。毎日目の回る忙しさですが、一部のピックアップでお許しください。

<国会編>
 3月3日(火)「格差是正及び経済成長のために講ずべき税制上の措置等に関する法律案」を衆議院に提出しました。以下がその柱です。
1.「消費増税分は子育てを含む社会保障にのみ支出される」「次なる消費増税の際には議員定数削減の成果を出すこと」の方針を明確化。
2.差是正の観点から、富裕層の個人所得課税・資産課税の改革を検討すること。
3.軽自動車税増税を中止。自動車取得税・自動車重量税の特例税率を廃止。
 民主党税制調査会の役員として、古川元久会長とともに提出しました。

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 3月5日(木)法務・厚生労働部門合同会議にて、昨今マスコミでも話題になっている外国人技能実習制度における介護人材への対象拡大について議論しました。
 私は常々、制度の目的外使用を認めるとろくなことがない、と思っています。
 この技能実習制度の歯止めない拡大は、まさに「国際貢献」という目的を隠れ蓑にして、介護人材不足を安易に賄おうとする、制度の目的外使用に他なりません。
 厚労省はじめ、関係者のほとんどすべてが、この目的外使用に見て見ぬふりをしている。不健全な解決方法で、とてもそのまま賛成するわけにはいかない。
 議論に参加された先生方も、そのほとんどが、それぞれの知見を背景に、反対意見を述べられていました。


 3月6日(金)国際女性デー院内集会。超党派で「クオータ制」を推進していく議連の発足です。初当選同期の井戸まさえさん、櫛渕まりさん、山崎まやさんなど、頼もしい仲間・先輩も一同に会して、嬉しいひととき。惜敗中の仲間の分まで、本当の「男女共同参画政党」として自民党に対峙していかなければ、と思い新たにしました。

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 3月9日(月)には、有村治子女性活躍担当大臣(!)が、民主党に「政治分野における女性活躍に向けたポジティブアクション」の要請に来られました。男女共同参画推進本部役員として、意見交換。民主党は「クオータ制」検討について、先日の党大会でもしっかり文面で確認されましたし、男女共同参画推進本部でも明確にテーマにあがって前向きな議論が進んでいます。一方、有村大臣は、「正直自民党内では賛否両論あるが、内うちで検討を始めている」とおっしゃるので、「うちうちとは、どの受け皿で、誰のもとで検討されているのでしょうか」とお聞きしたところ、「女性活躍推進本部で、稲田朋美本部長(!)のもと議論されている」とのご回答。。。。。自民党には期待せずに、民主党内でしっかり進めた方が建設的だ、というのが、私の率直な感想です。

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<地元編>

 3月7日(土)大府保育園改築の竣工式に出席しました。「子育て家庭向け対GDP比支出割合が1%未満の現状を、先進国並み2%を目標に引き上げていきたい」ということもお話しさせて頂きました。

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 陶生病院新東棟の起工式。急いで北上したものの式典に間に合わず、恐縮しながら、しかし関係者の方から詳しくご説明頂きました。

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 瀬戸品野「七色の麦」竣工式。重度障害をお持ちの8名の方が住まうグループホームの実現です。「消費増税引き上げ延期により、そのしわ寄せが障がい者福祉にいくのは、おかしい。一緒にがんばりましょう」とお話しさせていただきました。

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 翌朝は長根ソフトボール大会始球式!始まる前、練習におつきあいくださった坂本自治会長はじめ、皆さま。「山尾、ちゃんと投げれるのか!?」とハラハラドキドキさせたかと思いますが、おかげさまで、何とか、無事の、投球。ありがとうございました!

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 続いて大府消防団観閲式。「先日福島第一原発敷地内で赤い消防車両が並んでいる光景をみた。事故時の放水等で任務を果たし、汚染され、二度と敷地外に出ることのない車両だった。皆さんと仲間のお仕事は、それ程までに、重く崇高なものだと改めて認識した。これからも、人命を守るためにご尽力をお願いします」とお話しさせて頂きました。

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民主党女性デーをふりかえる

2015年3月 3日

 昨日3月2日、予算委員会で質問に立ちました。
 「民主党女性デー」と報道されているとおり、民主党5人の質問者全員が女性という予算委員会。
 私にとっては、2年以上ぶりの質問であると同時に、野党としての初質問でもあったのです。

 質問の構成には、正直悩みました。
 政治献金の問題について説明責任が果たされていない上に、週末にも新しい疑惑が報道されました。野党第一党が追及しなければ、説明責任を果たさずに免れることができるという前例が積みあがってしまう。野党には、納税者たる国民の代わりに、問題点を整理して追及する責任がある。
 一方で、私を含め国会議員も分かっているのです。「政治とカネ」の問題を追及すれば、その部分が大きく報道でクローズアップされ、評価を頂くと同時に、場合によればそれ以上の「カネのことより政策議論をやって欲しい」というご批判も頂くことを。
 このバランスに悩む中で、40分の持ち時間の中、前半を「政治とカネ」の問題。後半で、夜間保育や選択的夫婦別姓、「家族」条項をはじめとする自民党改憲草案の致命的な問題点について指摘することとしました。

 ぜひ、議事録をお読み頂きたいと思います。
 
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 今回の質問で私が最も大きな成果だと思う点は,塩崎厚労大臣が政府の見解として初めて、「保育環境としての夜間に及ぶ長時間保育という保育利用時間そのものは発達リスクとして指摘されない」「夜間に及ぶ長時間保育という単一のファクターのみを取り上げてその是非論を論じることよりも、家庭や保育サービス、そして地域におけるケアの質そのものこそ、子どもの発達に影響を及ぼす」という判断を明確にしたことだと思っています。昭和56年、ベビーホテルにおける複数の事故をきっかけに夜間保育が公的制度としてスタートしたにもかかわらず、現場の事業者の皆さんは、「夜間保育や長時間保育は子どもにとって望ましくない」という偏見にさらされてきました。そして、昨日やりとりをさせて頂いた限り、有村治子大臣はいまだにその偏見から脱していないようですが、塩崎厚労大臣がむしろ明快にメッセージを公的に出してくださったから、よかった。女性の味方は女性とは限らない。。。という多少ほろ苦い結果かもしれませんが、ある意味それは自然なことかもしれません。性差は、人の価値観の多様性をかたち作るキーとなる要素ではあるものの、要素の1つに過ぎないのですから。

 そして、私が一番問題提起したかった点は、質疑の最後に(まだ議事録手元にないので、要旨ですが)申し上げた次のことです。

「自民党改憲推進本部長の船田元氏が、自民党改憲草案について『これから多いなる妥協が始まる。ほとんどずたずたになると思って結構です』と発言した。ずたずたにしていい憲法なんて、出してもらいたくない。自民党は、憲法を改正したいだけで、中身はどうでもいいと白状したに等しい。中身を真摯に考えていないから、24条に家族の助け合い義務を書き込むなど、ただ価値観をおしつけて、それによる社会的影響も考えていないような条文が出てくるのだ」

 少し前、このブログに、岡田代表が「戦後70年、憲法は国民が育んできた」と代表質問した際、「育んでない!」という自民党の複数のヤジがとび、自民党の悪い方向への変質を感じ愕然とした、と書きました。
 そして、一昨日、船田発言の報道を聞いて、さらにこの絶望感が深まりました。
 憲法を変える、つくる、文言を足す、削る、順番を変える。
 どんな形であれ、憲法に変更を施すことに対する「畏れ」と、これまで憲法を育んできた戦後の歴史に対する「敬意」が、今の自民党には決定的に欠落していると。

 これから、予算委員会のみならず、所属の内閣委員会や法務委員会でも、しっかり問題提起をしていきます。
 そのためにも、昨日は、大変貴重な経験を積みました。

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3/2予算委員会山尾しおり質問致します

2015年3月 1日

明日3月2日10時20分より、予算委員会で質問をさせていただきます。インターネットで中継されますので、是非ご覧いただければ幸いです。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

Blogosにインタビューが掲載されました

2015年2月27日

Blogosに山尾しおりのインタビューが掲載されました。
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ぜひご覧いただければ幸いです。

昼も夜も子どもは平等

2015年2月19日

目の回る忙しさの中で、1週間ブログ更新できず失礼しました。
 昨日、先輩議員から「忙中閑あり」と言われた一言が胸に突き刺さり、背すじをのばして、この1週間のご報告を。

 2月13日(金)夜、岡田代表や長妻代表代行とともに、24時間保育・24時間学童クラブの視察。夜間の保育園を肌で感じてほしいと代表にリクエストして、実現したものです。現在、24時間保育は全国で4か所しかありませんが、そのうちの1つである都内のエイビイシイ保育園へ。「夜間保育」「長時間保育」に対する偏見と闘いながら、「昼も夜も子どもは平等」「問われるのは保育の時間帯や時間の長短ではなく、保育の質である」との信念で、楽しく暖かい保育を継続してきた皆さんに、頭が下がります。政策課題を認識することもできたので、ただ視察をしたにとどまらず、しっかり委員会で質問していきたいと思っています。民主党のホームページに記事が出ていますので、ぜひご覧ください。

 土日は地元日程。大府の至学館に足を運び、谷岡くにこ学長とお話しできました。主権者教育、女性の問題、安倍政権に対する危機感の受け皿となるためにいかに闘うか、などなど有意義なひととき。私自身も少しだけ経験を積んで、以前よりももっと、谷岡さんの経験値を吸収できるようになったかな、と勝手に喜んでいます。

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 大府市議の千賀重安市議のご自宅にも、久田くにひろ県会予定候補とお邪魔して、様々なご教示を受けました。いつも会うとほっとする千賀ご夫妻とともに。

 
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 そのほか、県連幹事会や連合愛知との意見交換会など、地元での大切な会議に出席。
 普段の上京は月曜日以降ですが、今回は日曜日の夜に、大変楽しみにしていた食事会が東京で。

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 このブログでもたまにお話ししていますが、アニー時代から30年来、見守ってくださっている山田洋次監督との夕食。会話の内容は、心にしまわせてください!

 そして、週明け以降の3日間はめまぐるしく。
 特に気になったことは、月曜日の岡田代表による代表質問で起きた出来事。代表が、「日本国憲法が出来て間もなく70年、この間、日本国民自身がこの憲法を育んできました」と述べたところで、自民党からの複数のヤジ。
「はぐくんでない!」と。
 耳を疑いました。憲法99条で憲法尊重擁護義務を負う国会議員として、許容範囲を超えています。
 そのほか、共産党の代表質問に対して、「テロ政党!」とヤジを飛ばすなど、自民党はいつから、ここまで変質したのでしょうか。
 私は、戦後70年、国民が自身の憲法として守り育んできた意義を、しっかり委員会質問で問うていきたいと思います。

 仕事の合間に、1つ楽しい出来事。
 アニー時代に共演し、3代目アニーでもある柳志乃ちゃん、今はROSELOVEとしてタップダンサーとして活躍。彼女のインターネットラジオに出演してきました!タップダンサーと政治家、ちぐはぐな二人ですが、波長はばっちり。

         
 
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 2月21日(土)20時から2月28日(土)20時までの1週間、下記の番組ページにアクセスして頂くと、番組が再生できるそうです!
  
 Love力 番組ページ

トリクルダウンではなかったの?

2015年2月12日

週前半の活動報告です。

 2月9日(月)は、連合本部の皆さんとの政策要求実現院内集会に参加。「コスト」たる「人」を切り捨てて「経済成長」を追いかけようとする安倍政権にしっかり対峙して、ボトムアップの豊かさを目指すべき。それにしても、安倍総理。「アベノミクスの果実が、中小企業や地方の隅々までいきわたるのはこれから」と、まさにトリクルダウンの思想で衆院選を戦っておきながら、予算委で追及されると「トリクルダウン」を期待していないと答弁。
 所得格差が経済成長をそこなっていると指摘した先日のOECDレポートや、はたまたピケティ旋風に影響を受けたのでしょうか。トリクルダウンの限界を認めて格差拡大の方向を修正して頂くのは悪いことではありませんが、大きな旗印をおろして方向転換するなら、それなりの責任を負うべきです。

 
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 午後は、役員室関連の打ち合わせなど、諸々事務仕事。
 夕方の新幹線に飛び乗り、豊明市内で、大事な大事な支援者の方との懇親会。私の司法修習同期の父上が握るお寿司を頂きながら、政治のこれからについて、おおいに盛り上がりました。


 翌10日(火)は、陣屋町の皆さんとともに、いわゆる「瀬戸キャニオン」周辺(通学路も含めて)の視察。珪砂組合の皆さんにも、大変丁寧に現状の説明を頂きました。近隣住民の皆さんのくらし、働く皆さんのくらし、子どもの安全、瀬戸の歴史と産業、立法の不十分。様々な課題がありますが、ひも解けることから1つづつ。特定の利益の代弁者ではない、地元瀬戸の代議士として、微力ながら役立っていければと思います。

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 翌11日(水)は、女性首長を実現する会あいち2周年記念セミナーに参加。小宮山洋子さん(先生と呼ぶと100円罰金をとられちゃいます【笑】)に久々にお目にかかることができました。近藤昭一代議士、そしてエネルギッシュに活動を続ける石田芳弘さんも参加されていました。女性がつながり、社会を変える。たくさんの気づきと元気をもらいました。

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 夜は、私を国会へと戻してくださった大事な方との懇親会。志を実現するためには、選挙に強くあらなければならない、という政治家の現実を今ひとたび噛みしめます。もっと強くなり、誇りに思って頂けるような仕事をしていきたい。
 明朝7時30分からの役員室打ち合わせに間に合うべく、最終1本手前の新幹線に飛び乗りました!
 

週末のご報告

2015年2月 9日

金・土・日、週末3日間のご報告です。

2月6日の金曜日は、それぞれ役員となっている税制調査会と男女共同参画本部の会議が開催されました。
税調では、消費増税に伴う低所得者対策の問題、贈与税にかかる非課税枠・額の拡大への対応などがテーマになりました。
私は、「私たちは、富裕層ではなく一般市民・生活者の立場に立っている。格差の固定化を防ぎ、子どもの貧困をなくし、共生社会をつくるという社会像をかかげている。その立場に立ったとき、軽減税率には消極的で、富裕層の子や孫への贈与に対する非課税制度を拡大することに賛成するというのでは理解が得られないのではないか。掲げる旗と主張する税制とを、一致させるべきだ」と意見しました。
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男女共同参加本部では、「県議や政令指定都市の候補者だけでなく、一般市町村の候補者についても、党本部としての支援がしっかり届くようにしましょう」と意見し、とくに女性候補については応援弁士の要請にできる限り応えていくことが決まりました。
愛知7区にも、日進市議に立候補される山根みちよさん、大府市議に挑戦する小山まさこさんという民主党公認女性候補がいます。しっかり、本部としての応援体制を整えて、ともに選挙を戦っていかなければなりません。
そののち、ポーランドから来られた研究者そして学生の皆さんとクオーター制等について意見交換。
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その後新幹線に飛び乗って、名古屋駅前にて、連合愛知の労働法制改悪反対の街頭活動に参加してきました。

あくる土曜日は、尾張旭の新一年生に向けた「よいこの集い」や社会福祉大会、私学助成に向けての意見交換、瀬戸後援会の皆さんとの懇親会など。
翌日曜日は、役員室の立場で岡田克也代表の視察同行。西尾市の「身体障がい者療養施設ピカリコ」では、介護に携わる女性の雇用継続・再開のためにも子育て支援をしっかりやるべきだ、などご意見を頂きました。現場の努力に、本当に頭が下がります。
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また、ハーゲンダッツの「抹茶アイス」でも有名な?あいやの工場・茶畑視察。
その後、連合愛知主催の政策推進議員懇談会に場所をうつし、岡田代表の講演。続く懇親会に少し参加した後は、東郷後援会の皆さんと「レストラン東郷」にて懇親会。

やはり、地元に戻ると、ほっとしますね。

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カレー鍋にたどりつくまで

2015年2月 5日

 今朝は早朝7時30分より、役員室の連絡会。
 午前中は、所属委員会の提出予定法案や予算の概要チェック。
 昼12時10分より、ISILに対する非難決議(全会一致)のための本会議。
 会館に戻ってからは、インターンシップを希望する大学生の方との面談。選挙権が18歳に引き下げられた場合、選挙運動についての年齢制限はどうなるのか、など有意義な会話に話が弾みます。
 さらにお客様が続き、JR東海ユニオン役員の方との意見交換。
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 夕方16時からは、エネルギー環境総合調査会役員会に出席。この調査会の役員として声をかけて頂き、原発30年代ゼロの具体化に向けて党内コアの議論に参加できることは大変やりがいがあります。
 17時より、蓮舫代表代行の記者会見の進行を務めました。
 何が飛び出すか分からない質問に対して、丁寧に意をとらえ、分かりやすく答える発信力を学んでいきたいと思います。
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 会見終了ののち、地下鉄とJRを乗り継いで、ヨッピーくんのお迎えにGO!
 今日は、家族でカレー鍋。
 〆にきしめんをドカンと入れて、最後の一滴まで総ざらいです。

クオーター制と公開討論会はセットで!

2015年2月 4日

 午前中は、予算委員会集中審議の傍聴からスタート。
 お昼は、木曜日定例の国対役員と筆頭理事の合同会議。
 午後に入り、環境・経済産業部門会議に出席して、福島第一原発の廃炉・汚染水対策と1月19日、20日相次いで発生した作業中の死亡事故等についてヒアリング。本当に、原発事故後の対応のため懸命に働いている方々の健康・命の問題には心が痛みます。
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 引き続き、会館事務所にて、ブロゴスの方から取材を受けました。以下のようなことをお話ししました。
○女性議員は衆議院で475人中45人。9.5%。ОECD34か国中最低の数字。
○女性議員が増えれば、「個」と「子」を尊重する政治の方向性が具体化していくと思う。組織・団体の利益に偏らない個々人を大切にする予算編成・無駄の解消、選択的夫婦別姓やLGBTへの偏見排除、子育て施策の大幅な前進など。
○そのためにも、過渡的なクオーター制の導入が必要で、民主党では先駆けて党内クオーターを前に進める段階まできている。
○またクオーター制とセットで、公開討論会の機会を拡大していくべき。いわゆるどぶ板選挙に時間的・物理的制約がある子育て中の女性議員・候補にとって、政策力で判断して頂ける機会の拡大は重要だし、質の担保にもなる。候補者同士のライブの討論を聞く機会が増えれば、政治への関心も高まるし、投票の決め手にもなりやすい。
○「妊娠・出産・育児の間は、そうでない期間と比べて、働き方に時間的・物理的制約があるし、大変なんだ」ということを、発信していきたい。働く女性が輝くためにも、その輝きの裏に隠されている(これまで仕事を続けるためには隠さざるをえなかった)痛みを、社会に分かってもらい、その痛みを軽減する施策を進めていきたい。
○勇気出して、発信すれば、社会は変わる。私が候補者として選挙区に入った8年前は、懇親会に顔を出すなり「コンパニオンが来た」と言われることも少なくなかった。今では、ほとんどそんな状況はなくなった。
○とりわけ政治の世界は女性を求めている。政治の仕事も捨てたもんじゃない。多くの志ある女性が選挙へと挑戦できるように、私も環境整備に取り組んでいきたい。

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 夕方は、憲法調査会・総務・法務部門会議に出席して、投票年齢18歳への引き下げ法案について賛成の確認。私は、その引き下げに先駆けて、いわゆるシティズンシップ教育の推進が急務だと思いますし、また、「権利の行使には義務・責任が伴う」という原則を制度として明らかにするためにも少年法や民法の改正が必要だと思っています。

 夜は、CND全トヨタ販売労働組合連合会の皆さんの懇親会に参加。国政復帰を喜んでくださった皆さんに恩返しするためにも、がんばるぞ!



「国会」における冷静かつ徹底的な検証を

2015年2月 3日

ISILによる日本人人質事件は、最悪の結果を迎えました。
湯川遥菜さんと後藤健二さん、それぞれの無念、そしてご家族の思いを考えると、胸が張り裂けそうに痛みますし、ISILに対しては激しい怒りを禁じえません。
民主党は、事態の進行中には、政府の対応を最大限支えるという立場で臨んできました。
しかし、お二人の殺害という結果を迎えた今、二度と同様の事態が起こらないよう、しっかり情報開示を求め、検証していくべきです。
そして、その中心的な役割を担うべきは、国会であると考えます。
官邸は、「政府内、有識者による検証」に言及していますが、対応の主体であるがゆえに検証の客体となるべき政府、そして、その政府の人選による有識者の検証には自ずと限界があります。
国会における冷静かつ徹底的な検証を避けて通ってはなりませんし、そこに、私たち民主党の役割があると思っています。


今日は、新しい民主党の柱となる大きな会議が二つ。
一つは、「共生社会創造本部」の総会。民主党が目指す格差の小さい社会という新しいモデルを具体化することが目標です。来日したピケティ氏も、先日の岡田代表との会談で、「日本でも過去20年間で不平等や不均衡が拡大してきた」と述べておられました。
私は会議で、「格差是正が結果として経済にもよい影響を与えるというOECDレポートはプラスの材料。しかし、そもそも格差是正は経済の問題ではなく、公正の問題であり、社会の安定化に寄与するのだという主眼を見失うべきではない」と意見しました。

もう一つは、「党改革創生実行本部」の役員会。岡田代表を本部長として、蓮舫代行が本部長代理、枝野幹事長が事務総長。私は、福山哲郎議員、馬淵澄夫議員、古本伸一郎議員、岸本周平議員とともに主査を務めます。昨年7月、船橋洋一さんを議長として作成された党改革創生会議報告書を「党改革創生300日プラン」として策定・実行することがタスクです。ちょうど、私が落選中に、総支部長としてこの会議体の委員を務めたことから、今回役員に入れて頂いたのだと思います。「地方」と「女性」ということをキーワードに取り組んでいきたいと思います。

いわゆる仕事始め

2015年1月28日

通常国会がスタートして3日目を迎えています。
仕事が始まりました。
 
 1月26日(月)は、日中、陛下をお迎えしての開会式、代議士会、本会議(麻生財務大臣による財政演説)などが断続的に開催されました。夕方より、内閣部門会議にて、おもに補正予算に関するヒアリング。続いて、岡田代表とともに、役員室にて、財務省から予算関連ヒアリング。引き続き、役員室会議。私は、主に蓮舫代表代行を補佐させて頂くことになりました。裏方として支える文化というのは、組織の肝だと思いますので、しっかり蓮舫代行の裏方に徹して役割を果たしていきたいと思います!

 1月27日(火)は、朝から内閣部門会議のヒアリング。内容を検討するに、緊急経済対策としての補正の趣旨に添うものか疑問を抱かざるをえないメニューが散見されます。10時過ぎより、筆頭理事をつとめる法務関係の打ち合わせ。昼はお弁当を食べながら、国会対策役員と筆頭理事の合同会議(国会・委員会運営の戦略会議です)。午後は財政演説に対する質疑。前原誠司代議士がトップバッターとして代表質問。「消費税先送りを争点とする無理筋解散に大義はあるのか」「経済状況が許さないと消費税を先送りしながら、3年後は経済状況がどうあろうと必ず増税をするという論理矛盾」「アベノミクスによる行き過ぎた円安、物価の上昇、実質賃金の17か月減少で国民生活は苦しくなっていることをどう考えるのか」年末の選挙期間中に有権者の皆さんから頂いた良識の声を、まさに代弁する問いかけだったと思います。事務所で一息つく間もなく、夕刻の新幹線で地元東郷町へ。いこまい館にてモードを切り替えて、大村ひであき知事の応援弁士を。最終一本前の新幹線で東京に行き、28日は朝8時からの会議に備えます。

 「イスラム国」を自称するテロ集団ISILによって拘束された日本人の方の無事の帰国を願ってやみません。また、お一人の方が殺害されたということが事実であれば、強い憤りを禁じえません。それぞれのご家族の心情は、察するに余りあります。この事件に対する政府の現在の取組みについて、当然のことながら、民主党は全力でサポートをしていきます。

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内閣部門会議に出席。補正予算についてヒアリング

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役員室次長として、岡田代表出席の役員室会議に出席

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大村ひであき知事の応援弁士

筆頭理事になりました。

2015年1月23日

昨日22日の両院議員総会にて、岡田克也新代表以下、枝野幸男幹事長、長妻昭代表代行、蓮舫代表代行、細野豪志政調会長など、新役員の人事が決まりました。
私の党務は、民主党役員室次長です。上記の役員の皆さんを補佐して、国民の皆さんへ新生民主党をアピールできるよう働いていきます。
委員会は、法務委員会、内閣委員会、消費者問題に関する特別委員会の所属。
特に、法務では筆頭理事となりました。
二期生では、唯一の筆頭ということで、心してかからなくては。
特定秘密保護法など、民主主義の根幹に関わる課題が山積していますし、野党第一党の筆頭として、戦うべきは戦わなければいけません。
安倍政権に対し、国民の良識を伝える厄介な声になるためには、うってつけの立場を頂けました。

本日23日は終日地元。
早朝より、尾張旭の秋田進市議のバス旅行お見送り。
午前中は、三箇所、福祉の施設の現場を回って勉強させて頂きました。
高齢者福祉を担う「ジャカランタ」さん、障がい者福祉を担う「くすの木」さん、「ムーンワーカーズ」さんです。いずれも、尾張旭市内で、渡辺さとし県議候補予定者と訪れました。
現場でしか見えないものがあり、聞けない声があります。
私は、そういう声の代弁者にならせて頂きたい。
お昼は、旭城レストハウスで、充実のランチ(こちらにも、障がいを持ちながらものすごくしっかり働いている青年がいます)

午後からは、瀬戸にて、支援者の方との打ち合わせ。
さらに、瀬戸市役所に移動して、第六次総合計画を含めた瀬戸のこれからについて意見交換。
夕方からは、尾張旭商工会新春経済懇談会。
続いて、瀬戸品野祇園祭協賛会の新年会。
事務所に戻って、党総支部打ち合わせ会。
シメは、明日明後日の初詣バス旅行の点検。
書いているだけで息切れしてきた一日の終わりに、「うまや」のラーメン。
40歳という妙齢を迎えて、深夜のラーメンはいかがなものか。。

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代表選

2015年1月19日

岡田克也さんが民主党新代表に決まりました。

党員サポーター、自治体議員、国会議員からなる1回目の投票では、長妻候補168ポイント、細野候補298ポイント、岡田候補294ポイント。
うち、愛知県の党員サポーター票は、長妻候補が4ポイント(1109票)、細野候補が8ポイント(1858票)、岡田候補が7ポイント(1767票)。

2回目の国会議員による決戦投票では、細野候補120ポイント、岡田候補133ポイントとなりました。

細野候補の推薦人となった私の判断を尊重してくださった党員サポーター、地方議員の皆さん。
結果として、細野代表誕生とはならなかったこと、申し訳ありませんでした。
しかし、ぜひ、私と一緒に、岡田新代表のもと、国民の良識を背負う政党としての民主党の立て直しに、引き続き力を貸して頂けますよう、心からお願いします。

今回の代表選で民主党が得たものは二つあると思います。
一つは、三候補それぞれに質の高い訴えがなされ、民主党が自信を取り戻すきっかけになったこと。
二つ目は、三候補の議論を通じて、「共生」「改革」「平和」という理念の共有軸が明確化されたこと。

しかし、これらはあくまでも身内の話。
重要なのは、岡田新代表を先頭に本当に「一致団結」して、これらの理念を自信を持って遂行できるか。
一致団結をカッコ書きにしたのは、政治家にとって「一致団結」というのは言葉以上に困難なことだから。
自身の政治信条と異なる点があっても最後は党の決定に従い、仮にその決定を遂行した結果党の支持率が下がったとしても党を背負い続ける覚悟があるか、という極めてシビアな覚悟を問われるからです。

でも、私はそれをやり抜きたいと思います。
しかも、元気に、明るく!

どうぞ、よろしくお願いします。

クリスマスイブの夜は

2014年12月25日

2度目の「初登院」を果たしました。
バッジを受け取るために議事堂正面玄関に到着すると、予想以上にメディアのカメラに囲まれました。
正直驚きましたが、メッセージを伝えるいいチャンスだと思い、「安倍政権に対し、国民の良識を伝える、やっかいな声になりたい」とコメントしました。

久々の代議士会に続き、本会議。
時間をぬって、会館事務所の準備に追われます。
私の部屋は、第二議員会館、部屋番号は724。7月24日生まれの私には、うれしい偶然。
日が暮れて、そういえば今宵はクリスマスイブと思いながら、夜は午後9時よりBS11のインサイドアウトに生出演させていただきました。
他の出演者は村井英樹さん(自民)、国重徹さん(公明)、丸山穂高さん(維新)でした。

若手議員の政策バトルと銘打たれていましたが、批判しあう展開ではなく、共有できる方向を見出していこう、というような気持ちの良い1時間の生議論でした。
特にありがたかったのは、国重徹さん(この方、実は司法修習同期でした!)が、子育て中の女性議員を増やす方策を尋ねてくださったことでした。

私は、かねてからの持論である「子育て中は選挙のための物理的な運動量に限界がある。公開討論会を主軸にすえた選挙活動へと移行すれば、力量さえあれば子育て中の女性議員でも選挙で勝ち上がりやすくなるし、全体としての議員の質の底上げにもなる。ぜひ、一緒に何かしかけましょう」というコメントを。

出演を終えて帰宅すると、夫が手製のチキンを焼いてくれました。
チビは、サンタの訪れを待ちながら夢の中。。。
私にとっては、目に見えないたくさんのプレゼントをもらった1日となりました。
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両院議員総会にて

2014年12月18日

全く久しぶりに上京して、両院議員総会に出席しました。
海江田代表が、その辞任挨拶の終盤、「女性が増えてよかった。頑張って欲しい」と。
数秒間、目があったときは、やはり胸に迫るものがありました。

とはいえ、代表選挙です。
1月7日告示。1月18日投票。
複数の候補者が出て、誠実に議論を戦わせながら、民主党の魅力をもう一度取り戻す代表選であってほしい。
いや、そういう代表選にすべく、私も、7区党員サポーターの皆さんと一緒に、真剣に向き合っていきます。

それにしても、お礼の挨拶に回る時間が足りていない。。。
選挙が終わったからたくさん遊べるはず!とワクワクしてるチビとも、まだ時間がとれていない。。。
議員会館への引っ越しも、段取りとれていない。。。

ないない尽くしからの、再スタートです!

2013年、年の瀬に思うこと

2013年12月26日

◯ 年の瀬に思うこと

 三連休そしてクリスマスと、皆さんいかか過ごされたでしょうか。

 慌ただしい年の瀬を前に、私の心に深く残ったのは、誕生日会見での天皇陛下のお言葉でした。

 陛下は、その80年の道のりの中でとくに印象に残っている出来事として「先の戦争」をあげられ、また、戦後の日本について、「平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました」と語られました。

 私たちの毎日の暮らしの基盤には、「平和」と「民主主義」があります。

 目には見えません。

 人間がつくり上げた「価値」です。

 戦争の前後を通じて、その価値を信じ、その価値を日本に根付かせるために懸命に活動し、時には命さえ犠牲にしてきた先人たちがつくり上げた、日本の財産です。

 「平和」と「民主主義」は、その価値を信じる人間の意思と行動があって、はじめてそこに存在します。

 この1年を振り返ったとき、私はその一端を担うことができたのか。

 「平和」と「民主主義」を次世代へとつないでいく、その責任を果たしていると言えるのか。

 そんなことを自問自答する年の瀬となりました。

 

◯「平和」と「民主主義」に鈍な政治

 この1年の政権運営を振り返ると、「決める政治」の名の下に、「平和」と「民主主義」をないがしろにする振る舞いが目立ちました。

 憲法の中身の議論を脇において、まずは改憲手続きを容易にしようという、邪道ともいうべき96条改正議論。

 国民的議論に背を向けて逃げ出すような形で特定秘密保護法案を強行採決。

 民意の多数を説得できないまま、民主党政権時の「原発ゼロ」政策を180度転換し、原子力を「ベース電源」と位置づけ、新設も辞さない構えのエネルギー政策。

 そして、この年の瀬には、首相の靖国神社参拝が行われましたが、この時期のその振る舞いが本当に日本国民の生命・安全・自由を守ることにつながるのか、大いに疑問です。

 政治の権力は、政治家個人の信念を実現するためにあるのではなく、国民のくらしを守るためにあります。

 謙虚さをなくした権力の暴走を、野党の立場から粘り強くコントロールする努力が必要です。

 しかし、政治権力の源泉が選挙にある以上、究極的には、次の選挙でプレーヤーとバランスを変えるしか、根本的な解決策はないのです。

 昨年の総選挙以降の1年間、本当に暖かい皆さんの支えで、再挑戦の土俵に立つことができました。

 「挑み続けます。この国の未来のために」

 来年も、皆さんの叱咤激励を力に変え、強い気持ちで活動を広げていきたいと思っています。

 引き続きのご指導を切にお願いするとともに、皆さんにとって、2014年が平和で心豊かな1年となりますよう、心から祈っています。

 

                            山尾 志桜里

次期衆院選、第一次公認内定

2013年11月 4日

☆次期衆院選、第一次公認内定

http://urx.nu/5ACs

 10月30日、民主党から、次の衆院選第一次公認内定の連絡を受けました。引き続き総支部長として、愛知7区で政治の灯をともす役割を担っていきます。

 民主党という看板の「重さ」は相変わらずです。

 でも、政治家が軽々に、野党の中で看板を架け替えて椅子取りゲームを続けても、この国の政治はよくなりません。

 二大政党制の片翼を担っていく志と責任感を持って、正々堂々と活動していきたいと思っています。

 

☆婚外子の相続格差は違憲

http://urx.nu/5ACx

 今年9月に、最高裁が「婚外子の相続格差は違憲」という判決を出しました。

 民法は、結婚していない両親から生まれた「婚外子」は、結婚した両親から生まれた子どもの半分しか相続できないと規定しています。

 今回最高裁は、「子どもは婚外子という立場をみずから選ぶことも取り消すこともできない」と指摘。法の下の平等に反し違憲と判断したのです。

 全く正しい!と、私は思います。

 これで、最高裁判決に沿った民法改正が速やかに進むはず!

 と思いきや、驚くべき事態が起きています。

 政権を担う自民党議員のあちらこちらから、「最高裁の判断が非常識だ」という趣旨の発言が出てきて、民法改正に抵抗する激しい動きが。

 たしかに、自民党はこれまで、「法律婚制度を守るため」と言って相続格差を良しとしてきました。一方、民主党は「法律婚を選択しなかった親の責任を子どもに負わせるのは筋違い」として改正を進めようとしてきました。

 立法府を担う政治家同士が、違う価値観の下、意見を戦わせるのは健全な民主主義。

 私は、政治家の仕事というのは、「正しい家族のあり方」を国民に指導することではなく、多様な家族のあり方をサポートすることだと思っていますので、その点で自民党の価値観と違います。

 でも、自民党には自民党の考えがあり、それは主張して頂けばよいのです。

 しかし、司法による違憲判断が出た以上、それが自分の価値観と異なったとしても、立法義務を負うのが国会議員です。

 「選挙で選ばれた国会議員が、なぜ、選挙を通っていない裁判官に従わなければいけないのか」という自民党議員の乱暴な議論を聞いて、あ然としました。

 「選挙」という究極の多数決で選ばれる国会議員で構成される立法府には、「少数派の声」がどうしても届きにくいのです。

 だからこそ、憲法は、国会ではなく裁判所に「違憲立法審査権」を与えて、裁判所を「少数派の最後の砦」と位置づけたのです。

 2.2%というまさに少数派の「婚外子」の権利が、多数決で構成される国会でこれまで守られなかったからこそ、「最後の砦」が機能したわけです。

 ぜひ、政権与党を担う自民党議員の皆さんには、選挙で与えられた正統性の限界を認識し、速やかに、司法に指摘された立法義務を果たして頂きたい。

 民主党の現職議員の皆さんにも、私たちが掲げてきた政策が、司法府の判断でも支持されたわけですから、今こそ声を上げて自民党と世論を動かして頂きたいと思います。



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参院選を終えて

2013年8月 1日

愛知県では、大塚耕平参議院議員が74万1598票という得票を頂いて、当選しました。

 今回の参院選にあたり、愛知7区でも、たくさんの支援者に力を貸して頂きました。本当にありがとうございました。

 しかし、全国を見渡せば、民主党は大幅に議席を減らしました。

 衆院選以降半年が経過しましたが、民主党は信頼を回復できていません。

 信頼回復できていない最大の問題は、民主党が目指すこの国の姿が十分に見えていない点にあると思います。

 だから、多くの有権者が、自民党一党政治に戻すべきではないと考えていながらも、一方で、自分の1票を民主党に託す理由を見いだせないでいるということを感じます。

 

 民主党が他の野党と違う点は、一度与党を経験したという点にあります。

 理想を現実化していく厳しさを真に知る唯一の野党です。

 とはいえ、理想を捨て、現実のレールに沿った円滑な運営を目指すのであれば、自民党に任せればよいのです。

 

 理想と現実の狭間をうめる「第三の道」を打ち出すことができるかどうか、が今問われています。

 社会保障について、「充実」か「削減」かという対立を超え、「持続可能」な制度を打ち出せるのか。

 安全保障について、「保守」と「リベラル」というイデオロギーの対立を超えて、現実を踏まえた「中道」の安全保障像を示すことができるのか。

 力をあわせて、新しい「第三の道」を、誠実に説得力を持って示すことこそが、私たちに課せられた使命だと思います。

 私も、今おかれている立場で、全力を尽くします。

 検察官という職を辞し、落選してもなお、日本の未来に対する責任を果たしたいと思います。

 今後とも、ご指導ください。






国会会期終了にあたり

2013年6月27日

 ここ数日上京して、仲間と法案・政策の勉強会を立ち上げました。

電気事業法改正法案、幼児教育無償化問題、TPPの最新情勢、港湾政策の最新情勢、現在産業競争力会議で議論されて大変問題のある雇用政策、今国会の憲法調査会における議論の把握など。

自分自身での情報収集には限界があるので、定期的に集中的にグループで政策のフォローと意見交換を、しっかり継続していきたいと思います。

 

 政治家の仕事は政策を立案し実現すること、選挙はその手段、という当たり前を見失わないためにも。

 

 と、改めて自分なりに初志を確かめているうちに、国会の会期が終了。

 

 今、国民の多くが、「アベノミクスの功罪」について判断材料を欲しており、まさにその材料を提供するために国会審議がにもかかわらず、私たちが求めた集中審議に安倍総理が応じなかったことは、大変無責任な逃げの姿勢だと思います。

 

 しかし、一方で、民主党は、与党を経験した実力派の野党として、毅然として、賛成すべき重要法案は成立させる姿勢をもっと見せるべきだったとも思うのです。

 当初は、そういった方針で国会対応していたにもかかわらず、終盤、他の野党に巻き込まれるような形になってしまったことが、大変残念でもどかしい。

 

 民主党は、野党のボスなんかを目指すのではなく、中道良識政党として、自分の輪郭を明確化すべき、と自戒を込めて感じています。





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決意表明 ‐ 選挙を前に最後の更新です

2012年12月 3日

いよいよ明日、公示の日を迎えます。

 

 私は、

  ◯ 他人の批判よりも、自分の考えを伝える

  ◯ 選挙だからといって、ぶれることなく、信念を貫く

  ◯ 成果は率直に伝え、反省は教訓に変えて、誠実に訴える

 

 この3点を心に戒め、選挙を通じて政治への信頼を立て直し、結果を出したいと思っています。

 

 今、午後10時を過ぎました。

 厳しい党勢のなか、不安感や焦燥感があることも事実です。

 

 しかし、改めて、自分自身の心に問いかけます。

 私は、何のために、働くのか。

 

 1度きりの人生、自分のためだけに生きるのではなく、他人のために役に立つことで、この人生を豊かなものにしたい。

 

 そして、できれば、営利を目的としない「公」の仕事を通じて、弱い立場の人のために闘わせてもらいたい。

 

 その志は、検察官であったときも、政治家である今も、変わりません。

 

 加えて、2歳の息子を育てる母となった今、政治を選択できない子どもたち、将来世代のために、責任をもって、いい国をつくりたいと心の底から思います。

 

 そう思うと、無意味な不安感や焦燥感が消えていきます。

 身の丈以上には飾れません。

 しかし、自分の志をまっすぐに訴えて、皆さんに判断を仰ぎます。

 

 

 このホームページには、街頭演説の動画や政策ペーパーもアップしてあります。政策という枠からはみ出る部分も、ブログで綴ってきました。

 私は、自分の言葉で、自分の考えを伝えることを大切にしてきたつもりです。

 どうか、読んで、聞いてください。

 

 そして、子どもたちが持っていない1票を、子どもたちが育っていくこの日本をよくするために、使って頂ければと、願います。 



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政治家として堂々と勝負します

2012年11月16日

 初めて解散の「バンザイ」を経験し、地元に戻る新幹線にて、この原稿を書いています。

 

 両院議員総会あるいは記者会見での総理の訴え、見事だったと思います。

 また、今日を最後に引退される渡部恒三先生、中井洽先生、中野寛成先生の演説も素晴らしいものでした。

 たかが言葉、されど言葉、政治は言葉。改めて痛感しました。

 

 私自身、民主党が進めてきた方向・政策は間違っていないと信じてきました。 

 しかし、何より反省すべきはそのガバナンス。道半ばにもかかわらず党内批判を外で繰り広げたり、道半ばの改革を投げ出して選挙前に船を乗り換えたりという一部の行動が、党全体の信頼を低下させていると感じてきました。

 今日も離党が続きます。

 しかし、今日本が抱えている課題に対して、解決しよう、前進しようとしているのは民主党だと、私は確信しています。

 この厳しい状況でも党に残った仲間とともに、国会議員として数を形成し、政策を実現させていけば、素晴らしい日本を子どもたちに引き継げると確信しています。

 

 消費増税分は社会保障に全額回して、持続可能な社会保障制度に向けて前進する。増税しては公共事業に回す旧来型の政治に戻さない。

 医療・環境・農業・林業・水産業・中小企業など「人への投資」を中心にした新しい成長モデルに向けて前進する。「10年200兆の公共事業バラマキ」旧来型の成長モデルに戻さない。

 「2030年代原発ゼロ」を実行しグリーン成長に向けて前進する。「結論10年先送り」で旧来の原発推進政策に戻さない。

 

 課題を前に、前進するのか、戻るのか。

 将来世代への責任を果たすのか、逃げるのか。

 

 ひと月の選挙戦で、自分の言葉で、まっすぐに訴えていきたい。

 

 今日電話口で、ある方からこんな言葉をかけて頂きました。

「もっと、もっと、もっと頑張れ。もっと、もっと、もっと成長しろ。文句を言えばきりがないけど、山尾の他にいない」と。

 

 3年3ヶ月の成果と成長、そして何よりも、私心なく国の未来を思う志を問われる選挙だと思います。

 成果も課題も自分の責任。 

 まっすぐ受け止めて、政治家として、正々堂々と勝負します。

 

 もう既に尾張旭事務所では、党所属の議員の皆さんをはじめ、たくさんの方が戦いを始めて下さっています。

 21時過ぎに合流をして感謝を伝え、心ひとつに戦い抜きます。

こつこつと、必要なことを。

2012年11月13日

 午前中3時間は、予算委員会。

 自民党、国民の生活が第一からの質疑。

 建設的な提案を含む質疑も一部ありましたが、前提事実の誤認や論理の飛躍著しい質問も少なくありませんでした。

 とくに、「自民党時代には竹島をめぐる予算を韓国につけさせなかった」などという、事実と異なる、粗雑で、思慮に欠けた発言にはあんぐり。

 「国会という場で、他国の予算をつけさせなかったというような言はいかがなものか」とたしなめた中井予算委員長の指摘はもっともです。

 

 12時より憲法審査会の民主党幹事懇。

 12時30分より憲法審査会幹事懇。

 会期内は、定例木曜日に毎週開催することを決定。

 審査会日程を予め決めておくことは、

  ◯ 日程が政局の取り引き材料とならない

  ◯ 国会議員が事前に準備をしっかりできるので、議論が深まる

  ◯ ひいては、国会運営に投じられている税の有効活用につながる

 

 などなど、大変有意義なことだと思います。

 手上げ(正確には札立て)発言方式も含めて、他の委員会でも導入すれば、言論の府たる立法府に近づくのではないでしょうか。

 

 ちなみに、明後日の審査会では「内閣」がテーマとなりますが、民主党の持ち時間7分を私が頂けることになりました。

 また、内容はご報告します。

 

 午後は、税制関連打ち合わせ、要望ヒアリング。

 さらに役員を務めている「子ども・男女調査会」会議など。

 解散が取りざたされていようが、仕事はしっかりしたい。

特例公債法の審議入り

2012年11月 8日

 オバマ大統領が再選されました。

 2期目のアメリカ大統領は、短期的に政策成果を積み上げるプレッシャーから解放され、国の未来を見据えた中長期的な課題に取り組むことができる環境を手に入れます。

 ひるがえって、我が日本。

 常に、解散圧力にさらされながら、党の内外に向けて、「今、目に見える成果」を求められる政治環境。

 かなり過酷な環境の中で、未来に向けて現在の負担の議論に足を踏み入れ、「社会保障と税の一体改革」の第一歩を実現した野田政権は、支持率低下が止まりません。

 しかし、多くの国民は気づいているはずです。

 日本の未来をつくるのは、近視眼的な票集めの政治ではなく、中長期を見据えて真実を語る政治だということを。

 真実を語り説得できる言葉の力こそが、閉塞した政治状況を打破する王道の力だと思うし、国民の皆さんはそれを待っている。 

 その思いに応えたい。

 辻立ちも、式典での祝辞でも、自分の頭の中で原稿をつくり、自分の言葉で語るようにしているのは、その修業の一環でもあります。

                    

 今日、特例公債法が審議入り。

 必要不可欠の法案を人質にとって、政治の停滞を招き、国民生活にマイナスの影響を与える悪弊を断ち切るときです。

 私は、いつ解散になってもよいと思っていますが、特例公債法と解散総選挙は全く無関係。

 永田町の理屈を、過去にポーンと送り返してやりたい。

「目に見える成果」という呪縛

2012年11月 7日

 午前9時〜12時、13時〜17時、計7時間の内閣委員会、一般質問。

 内閣委員会は所掌が広いと以前書きましたが、たしかに、テレビ中継の入らない予算委員会といった趣き(議場も予算委と同じ第1委員会室)。

 しかし逆説的ながら、テレビ中継が入らない分、スキャンダル追求やワンフレーズポリティックスに走らず、実質的な中身の議論に深く入っていく質問・答弁が多いような気がします。

 

 本日、読売新聞に「マニフェスト全面謝罪」というような内容の記事が掲載されました。

 たしかに、反省すべきは多々あるも、「全面謝罪」という論に私は与しません。

 

 常々、地元ではお話ししているとおり、民主党の最大のアキレス腱は民主党そのもの。特に、政党の人気が落ちると、マスコミを通じて党内批判をし、場合によっては離党して、政党の看板を架け替えるということが続出し、信頼を一つひとつ失ってきました。党の一員として、申し訳なく思っています。

 その他、財源論の詰めの甘さについても、反省があります。

 

 しかし一方で、政権交代があったからこそ、消えた年金が戻り(5000万件のうち2800万件解明)、天下りは76%減り、わたりは撤廃され、救急車のたらい回しという事象もニュースにならなくなってきたのです。

 政権交代があったからこそ、子育て支援も社会保障の仲間入りをし、ワクチンの公的助成が急速に拡大し、待機児童解消に向けた取組みが加速し、小学校1,2年生の35人学級が実現し、中学生世帯も手当の対象となり、高校授業料の無償化で中退した子が高校に戻ってきたのです。

 

 私は、座右の銘を聞かれると、「星の王子さま」(サン・テグジュペリ)に出てくる狐のセリフ、「真に大切なものは、目には見えない」という言葉で返します。政治家の銘にしては、少し甘ったるいと感じる方もいるでしょう。

 しかし、政治家は、選挙を前にすると、「今、目に見える成果」にこだわります。いつでも、誰の目にも見える成果を追求し、要否を問わずにコンクリートを積み上げた結果が、1000兆に及ぶこの国の借金です。

 

 未来への投資や無駄の削減は、「成果」とはいえ、なかなか目に見えません。

 ましてや、将来世代のための財政再建などは、「成果」というより「負担」の側面がクローズアップされます。

 しかし、それでも将来世代への責任は果たさなければなりません。

 「目に見える成果」という呪縛から、1歩前に踏み出す勇気が必要です。

 それを説得できる言葉の力も必要でしょう。

 まだまだ、力不足ですが、私なりに、信念と勇気を持って、行動し語り続けたいと思います。

 

 本日、「幕末史」(半藤一利 新潮文庫)読了。

税調ヒアリングのスタート

2012年11月 2日

 朝一番は、税制調査会役員会。

 いよいよ、税制改正議論のスタート。

 今日は、財務省・総務省から、各省庁要望に対するコメントをヒアリング。

 

 エネルギー・環境調査会総会が同時刻でセットされており、

 役員会終わった足で急いだのですが。

 ほぼ同時に終わってしまっていました。

 後から、内容をフォロー。

 

 午前中は、税制改正についていくつか個別のヒアリング。

 さらに、外務省から、積み残しの案件についてヒアリング。

 議論すれば成立することが見えている案件が、どんどん先送りされていくことで失っていく国益。一つ一つは小さくても、積み上がれば、その損失は大きく、もどかしく、責任を感じます。 

 とはいえ、今日からは委員会も動きだしていて、昼からは内閣委員会。

 所掌が広いので、割合枠に縛られずに質問できるかなと思って希望したのですが、所掌広い故に関係大臣が多い。

 所信を述べた閣僚は計6名。

 岡田副総理、小平公安委員長、中塚大臣、樽床大臣、前原大臣、藤村官房長官。

 警察行政、少子化対策、男女共同参画、行政改革、マイナンバー法案など、議論して前に進めたい課題が山積です。

 

 午後は、たまった書類などを読んで、事務作業。

 夕方の打ち合わせを終えて、帰宅。

 

 明日は、国政報告を2回、辻立ちも多数箇所予定しています。

 家族でしっかり夕飯を食べる。玉子焼き、たらの西京焼き、冷奴、鴨と葱入りのおそばなど。

 チビは、保育園では何でも素早く完食する方針らしいのですが、家に帰ると「好きなものをいっぱい食べる」方針に転換。今日も、冷奴をお鉢いっぱいに食べ尽くす。 

ぶつかって、骨を太くし、肉をつける

2012年10月31日

 「違ったものがぶつかりあって、お互いに骨を太くし、豊かな肉をつける」

 昨日紹介した本「人とこの世界」の中で、著者の開高健が島尾敏雄の著作の中から引用している言葉です。

 3年前、政権交代を選択し、潜在的心理にせよ二大政党制を選択した多くの国民が、今、まさに国会論戦に求めているものだと思います。

 

 では、今日からスタートした代表質問に、この「豊かな肉づき」があったかどうか。

 

 あまりマスコミは取り上げませんが、野田総理と安倍総裁の論戦により、「中道民主」と「保守自民」という二大政党の立ち位置が明確になったことは、大変注目すべきことだと思います(東京新聞がこの切り口で報じています)。

 仙谷由人議員の質問に対し、総理は「行き過ぎず、偏らず、改革のど真ん中の道を着実に進むために、今と未来に誠実でありたい」と答弁。『民主中道』という改革路線を確認しました。

 消費増税は必要だが、その使途はすべて社会保障にまわして、私たちの世代で財政再建の道筋をつけ、将来世代に引き継ぐ。

 原発を即ゼロにするのは困難でも、省エネ・蓄エネ・再エネ技術に集中投資をして、私たちの世代で2030年代原発ゼロの道筋をつけ、将来世代に引き継ぐ。

 いずれも、消費増税をコンクリートにまわす自民党、エネルギー政策を10年先送りし原発維持から逃れられない自民党とは違う、「中道」路線です。

 一方、繰り返しこのブログでも書いていますが、安全保障については未だ民主党は、与党民主党としての「中道」とは何か、明確さを欠いています。

 しかし、今、責任ある「中道」の安全保障が真に必要とされているとき。

 まさに、党内、国会内で、成熟した議論をしなくてはなりません。

 ともあれ、この立ち位置の違いが明確になったという点においては、「豊かな肉付き」の前提としての「骨太」の土台が一つ築かれた。

 その点においては、大変意義のある代表質問がスタートしたと、私は思います。

 

 しかし、解散時期をめぐる議論は不毛です。

 質問する自民にしても、答弁する民主にしても、本会議場でなにか議論が進展するはずがないと百も承知で議論するわけですから、貴重な機会がもったいない。

 議論の叩き台となる主張をおそれず、案を持ち寄る政治文化を、一刻も早く、若い世代で作っていきたい!と感じます。

 ちなみに、議員定数削減については、仙谷議員が主張したように、民主党案を批判するなら、自民党案を持ってきていただきたい!選挙制度に100点はありませんから、民主党案が100点だとは私も思いません。しかし、自民党も公約で1割削減を主張しているわけですから、その具体案を持たずに、民主案の議決で離席して棄権し議論を放棄するのは、無責任だと思います。

 ちょっと、私自身、定数削減の約束実現にはこだわってきたので、文章が興奮気味になってしまいました・・・。しかし、国会では議論をしたいのだという一心なのです。

 

 今国会で、私は、憲法調査会幹事(仙石由人議員、中野寛成議員、小沢鋭仁議員、鹿野道彦議員、そしてワタクシという、何ともびっくり人事!)、外務委員会委員、内閣委員会委員、青少年特別委員会委員。党内では引き続き、民主党税制調査会事務局次長。そのほか、死刑制度検討ワーキングチーム事務局長、警察行政ワーキングチーム役員などなど、務める中で、しっかり自分の意見を主張し、議論の叩き台として叩かれていければと思っています。

臨時国会、開会。自分の言葉で、率直にお伝えしたい。

2012年10月29日

 今朝は7時より大府駅での街頭活動。

 千賀重安市議、大西勝彦市議、守屋孝市議、三宅よしのり市議とともに、自動車関連諸税改革を訴えました。

 9時からは、文化交流の杜の起工式にお招きをされていたのですが、今日は臨時国会開会の日。

 11時45分からの代議士会に間に合わなければ!ということで、開式前にお祝いを申し上げさせて頂き、名駅から新幹線にダッシュ。

 

 そして、181回臨時国会です。

 

 今日の所信演説を含めて、総理の演説について、率直に感想を述べたいと思います。

 私には、野田総理がこの国を導きたいと考える方向は伝わるし、それは間違っていないと感じます。

 しかし、残念ながら、国民の皆さんの多くには伝わっていないのではないでしょうか。

 

 例えば、エネルギー・環境政策。

 「2030年代原発ゼロを可能とするようあらゆる政策資源を投入する」ということは明確におっしゃいました。しかし、その後「柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら対処します」と言葉が続けば、どちらの方向に進むのか分からなくなってしまいます。

 私は、党内で様々な情報を見聞きしているからこそ、今のところ総理の原発ゼロへの覚悟はぶれていないと感じます。なぜ「不断の検証と見直し」という言葉を入れざるをえないのか、多少なりとも理解できます。

 しかし、一般の国民の皆さんは、そんな風には捉えません。

 ついていこうとしても、方向が見えないからついていけない、という風になってしまいます。

 

 さらに少し遡れば、消費増税についての言葉。

 「4年間は上げないという約束は破っていない」

 たしかに、文字面の理屈としてはあっています。しかし、趣旨としてはあっていないのです。

 一般の感覚からすれば、「任期中増税しない」ということは「任期中法案成立しない」ということと同義です。

 私は、将来世代のために待ったなしなんだという総理の決意をそばで感じたからこそ、最終最後は理解し、賛成票を投じました。

 しかし、一般の方にはなかなかそこまで伝わりません。

 だからこそ、私は、文字面の理屈で言葉遊びをしてはいけないと思って、自分なりに率直に謝罪もし、説明もしてきました。

 

 ◯消費増税分は全額社会保障に使うことで、将来世代への負担を軽減する第

  一歩を踏み出したい。当初の約束とは違って申し訳ないが、理解して欲し

  い。

 ◯2030年代原発ゼロを決めた。今生まれた子が大人になるころまでに、

  再生可能エネルギーで世界一の日本、原発のない日本を実現しよう。

 

 私は、地元の皆さんには、このように訴えています。

 

 もちろん、総理大臣の言葉ともなれば、すさまじい影響力があるわけですから、言葉の選択の幅は相当限られるのかもしれません。

 だからこそ、私なりに、自分の言葉で語り直すことで、少なくとも地元の皆さんから理解を得たいと努力しています。

 しかし、影響力の大きさに縛られて、影響力を発揮できないのでは、本末転倒。

 総理が語ろうとしていることは間違っていないはずです。

 何とか、国民の心に届く言葉で伝えてほしい。

 

 なお、自民党の対応は論外です。

 消費増税に賛成しながら、消費増税反対を理由とする問責決議に賛成。

 「支離滅裂」かつ「法的拘束力のない」「前」国会の問責決議を理由に、参議院本会議に出席しない。総理の所信表明を拒否する。言論の府のやることだとは思えません。

 ましてや、消費増税分を上回る、10年で200兆円のコンクリートを約束する自民党には戻せない。

 エネルギー政策について今は口をつぐみ、選挙が終わったら原発を維持・推進しようとする自民党には戻せない。

 言葉で、正々堂々と議論する国会にしたいと思います。

ちょっとびっくりした朝

2012年10月20日

 今朝の朝日新聞の7面、「『脱原発派』の1年生議員十数人が、幹部と相次いで会談し、基本計画やマニフェストに「原発ゼロ」の明記を求めた」という趣旨の記事が出ていました。

 櫛渕万里さんと一緒に、私の名前も明記。

 上記の記事の趣旨は、事実なので全く構わないのだけれど、記事になるような活動だとは思っていなかったので驚き。また、民主党内を「脱原発派」と「原発容認派」と分けているのに少し違和感(自民党は、「野党の間は言わぬが花、与党になったら推進派」だと思いますが。)

 

 私は、原発リスクは許容できる範囲を超えているからゼロにすべきだし、ゼロ方針を明確にすることによってグリーン成長も実現できると考えています。  

 だから、それを「脱原発派」というのであれば、その通りです。この信念を具体化するために、一生懸命活動しているわけです。

 しかし、もう一つ別に、このテーマで活動する理由があるのです。

 それは、民主党という組織の欠点とも言われる「ガバナンスの未熟さ」という指摘を乗り越えたいということです。

 

 あくまで民主党は、政調の正式な手続きにのっとって、「2030年代原発稼働ゼロ」を、党の意思として決断しました。

 議論の過程では、より早い時期の目標設定を主張する声もあれば、ゼロ明記に反対する声もありました。

 しかし、そういった過程を踏んだ上で、現時点で責任を持って決断できる範囲はこれだろうと、書きこまれた文字が「2030年代原発稼働ゼロ」。

 そうであれば、私は、これを実現するために、一生懸命汗をかきたいと思います。

 なぜなら、「色々な議論はあって当然。でも決まった結論は全員で守りぬく」という組織として当たり前のことを、今度こそ当たり前に実行したいから。

 そして、実行できないことを他人に責任転嫁せず、自分の立場でやれることは一生懸命やり抜きたいから。

 

 というわけで、政治家として、あるいは党の一員として、通常の活動をしているつもりなのだが、ああいった形で記事になっていたので、少しびっくりした朝なのでした。

 

 今日はこれから、東海興業労組大会、松尾製作所労組大会、ライオンズクラブの記念式典や、1月に1度の勉強会。

 そして夜には、大府の消防団が全国大会で5位!の好成績をあげて帰ってきたので、お祝いの会へと向かいます。

 

 風邪もよくなってきたし、1日フル稼働で、がんばってきま〜す!

久々の議員会館入り。

2012年10月18日

 「30年代原発稼働ゼロでグリーン成長を実現」するため、ともに活動してきた同期のメンバーと、意見交換。

 

 この2日間かけて(昨日、私は地元で参加できなかったのですが)、このメンバーで、輿石幹事長、細野政調会長、大塚・馬淵政調会長両代理、前原国家戦略担当大臣との意見交換も重ねてきました。

 

 民主党は、間違いなく、エネルギー革命に向けて大きく舵を切りました。

 重量級の船だけに、すぐさま方向転換を体感することは難しいかもしれません。

 しかし、舵を切りながら前進すれば、必ず、見える景色が以前とは違うことに気づくはずです。

 その景色をしっかり皆さんに提示して、選挙の際には大きな判断材料にして頂きたいと思っています。

社会保障と税一体改革、採決。

2012年6月26日

本日、社会保障と税の一体改革関連法案が衆議院で採決となりました。

私は、賛成の1票を投じました。

持続可能な社会保障と財政再建という重大な課題を、これ以上先送りしたくない。現政権、私たちの世代で解決の道筋をつけなければならない。

そういう思いです。

反対の投票行動をとる仲間の議員もいました。残念です。

「増税の前にやるべきことがある」私も同じ思いです。

しかし、そうであれば、ここから先、まだやり残している政治改革・行政改革・社会保障改革を、必死で、みんなで、やり遂げたかったと思います。

少なくとも、議員定数削減は、今日の採決前に審議入りが決まりました。

一気に80削減の法案まではいきませんでしたが、2回に分けての計80削減が現実化しようとしています。

衆参のねじれの中で、絶対に実現できない旗を掲げているよりも、1歩づつ前に進んでいく選択をしました。

100点満点ではないけれど、1期生が強い覚悟を持って働きかければ、改革を動かすことができる。これからも、できるはずです。

ここからがスタートです。

消費増税が目的ではありません。残りの任期、民主党に託されたはずの社会保障と行政改革・政治改革を必死に前に進めていきます。

北朝鮮のミサイル発射と失敗、衆議院にて抗議決議採択。

2012年4月13日

 北朝鮮のミサイル発射、そして失敗を受けて、慌ただしい一日。

 

 朝一番で、外務部会との他部会との合同会議。

 その後、同僚議員の差し替えで、財務金融委員会でのAIJ証人喚問に少しの間出席。

 会館に急いで戻り、世界銀行のクリスチャン・バエザ(保健・栄養・人口担当局長)氏と意見交換。今年の世銀年次総会は東京で行われる上、母子保健がテーマとしてクローズアップされるとのこと。数少ない子育て真っ只中の女性議員としても、外務委員会理事としても、しっかりとバックアップすることを約束。

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 昼からは代議士会に続き、本会議。「北朝鮮による『人工衛星』打ち上げに抗議する決議案」を採択。

 散会後すぐに外務委員会の理事懇へ。来週18日には委員会が開かれ、玄葉大臣の所信が聞ける運びとなりました。

 さらに、15時からは外務部会。北朝鮮のミサイル発射に関して、直近情報の聴取と質疑。北朝鮮が朝鮮中央通信を通じて失敗を認めたことが、若干の意外性をもって報じられています。

 もちろん、失敗とはいえ「発射」した事実について厳格な対応をとっていくべきであるとともに、失敗による「国威失墜」の回復手段としての再発射あるいは核実験というような「次」の可能性を、しっかりとシュミレートする必要があります。

 

 

郵政改革法案、大詰め!

2012年4月11日

 青い空、満開の桜の下を陽士とともに通勤。会館の保育園に預けて仕事に行こうとすると、激しく両手を伸ばして抱っこをせがみ大泣き。切なさと嬉しさが交錯する瞬間。

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 朝一番で、郵政特別委員会委員の打合せ会。

 引き続き午前中は郵政特別委員会にて参考人質疑。

 檜原村の坂本義次村長は、「郵政民営化に賛成の一票を投じた。サービスは維持されるという約束であった。しかし、郵便屋さんに貯金や保健がお願いできず大変不便になった。貯金限度額の制限がタンス預金をうみ、防犯上の危険も生じている。私の村は2582人。1530メートルの山を含む急峻な山に囲まれた村。電車も国道もコンビニもない。今も、そしてこれからも、民間金融機関の支店が来ることは100%ない。郵便屋さんに貯金・保健の扱いを可能としてもらいたい。郵便、漁協、農協の金融機関しかない地域においては限度額撤廃してもらいたい」という趣旨のご発言。今回の法案には「三事業一体のユニバーサルサービス」が明確に書きこまれていますので前者は解決されます。後者については、「預入限度額について政府関与が残る場合は当面引き上げない」ことをいかに運用するか、今後の課題となってきます。この点を含めて、明日の審議でも議論が続きます。

 午後は、夕刊フジの取材。片山さつき議員との対談。対立する政党としてのパンチの応酬と女性議員同士としてのタッグが入り混じる、刺激的な対談でした(少ししゃべりすぎた気もします・・・)。来週の月曜日から金曜日にかけて、5回の連載予定です。

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 引き続き、消費税議論のキモの一つである逆進性対策としての「簡素な給付」WT。

 夜は、議員会館にて「星の国から孫ふたり」を鑑賞。自閉症のお孫さん2人を「星の国」からやってきた宝物として接していく祖母。肩肘はらずに、上品なユーモアを交えながら、自閉症をとりまく現実を伝える、ノンフィクションをベースにした映画です。「自閉症」という言葉が持つ閉鎖性を乗り越えて(映画では「オーティズム」という言葉に置き換えています)、とりまく人々と手をつないだときに、その手の暖かさを通じて、お互いの違いをそれぞれの豊かさに変えていける、そんなおおらかな優しい環境を作っていきたいものですね。

 鑑賞後、ダッシュで保育園にお迎え。朝のぐずりはどこへやら、ニコニコで楽しい1日を過ごしていたチビだったのでした。

多様な価値観の表出、国民投票議論

2012年4月 5日

 早朝8時より、インテリジェンス・NSCワーキング。本日の産経新聞にも筆を寄せておられた志方俊之先生を招いてのご講義。「核をもたぬ日本、軍事力を制限している日本は、ウサギのような長い耳を持つ必要がある」との言葉。

もちろん、その長い耳とは「情報」を収集する耳です。


 10時からは憲法審査会。本日のテーマは、国民投票の対象範囲。

「憲法改正に関する事項以外に、国民投票の範囲を拡大することについては慎重であるべき。そもそも、特定のテーマの是非を問うような国民投票を行った場合、その多数決の結果が大きくクローズアップされ、多様な価値観の反映は望めない。ましてや、政治的決断の際には、民意の大勢に反しても大局に立った政治的決断が必要となる場合があるが、その決断を著しく困難にする。ただ、一院制の問題など、憲法改正事項であって、その性質上国会議員による発議に難しさがあるテーマについては、予備的諮問的な国民投票を制度設計する意義がありうるので、今後議論していくべき」

旨発言をしました。皆さんのお考えも聞いてみたいところです。

 午後からは、諸々の勉強会、そして本会議が2回。ただいま2度目の本会議まちで、本日中に2012年度予算が成立します。

 


 「あんぽん 孫正義伝」(佐野眞一 小学館)を読了。「東電OL殺人事件」もそうでしたが、佐野眞一さんが描くノンフィクションは、人間の業をえぐり出しながらも、その業を正面から受け止めて慈しむような筆致で、私は好きです。

社会保障・税一体改革に関する法案審査、終了。

2012年3月28日

 昨晩、正確に言えば日をまたいだ午前2時、社会保障と税の一体改革に関する法案審査を終えました。

 そもそもこの法案の実質的な中身の部分は、年末に議論を重ね、12月29日に「大綱」として了承済みでした。

 にもかかわらず、さらに8日間をかけて47時間の議論を行ったのです。

 そのことを考えれば、まさに丁寧すぎるほど丁寧な議論を重ねたと思います。

 今後、法案審議入りまでに、1.逆進性対策としての「簡素な給付」「給付付き税額控除」の具体的制度設計、2.「歳入庁」など徴収率を上げる対策、3.価格転嫁の適正を図る対策などを、しっかりワーキングチームで検討して、国会審議の充実に備えていきます。

 「増税の前にやるべきことがある」という主張は、その通り。

 そして、私たちは与党ですから、「やるべきことをやる」のが仕事であります。

 さらに、私たちは与党ですから、議論が仕事ではなく、議論の結論を出し実行することが仕事であります。

 明日は、議員定数80削減の議員立法を実現するため、民主党の政治改革推進本部樽床本部長の元に法案を持って行きます。

 一つひとつ、やるべきことを前に進め、実績を積んでいく。そのことによって、信頼される政治を築いていく。深夜の会館事務所で改めて決意しました。

 

 ちなみに、一旦帰宅し、再び出勤した今日の日中は、法務部門会議で少年の国選付添人制度について、外務部門会議で核セキュリティーサミットについて、それぞれ説明と議員間討議。

 核セキュリティーサミットについては、初日のワーキングディナーで、各国首脳から福島第一原発の対応を勇気あるものと評価するコメントが発せられたにもかかわらず、総理はその場にいることができませんでした。参議院の国会審議に出席を与儀なくされていたからです。

 もちろん、国会審議の重要性は言うまでもありません。しかし、野党の要求で国会審議に拘束されて満足な外交ができないようでは、日本の国益を守るという総理の職責が果たせません。国会審議のあり方を真剣に検討すべきです。

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【法務部門会議にて】


 

 

本日の国会活動(3.15)

2012年3月15日

 早朝より外務部門会議にて、駐中南米大使との意見交換会。12.3.15外務部門会議.jpg

 引き続き9時から、憲法審査会にて、国民投票における公務員の政治的行為の制限に関する議論。事前通告不要の現場手上げ方式で、政党人であるより1人の国会議員として議論できるこの場を、常にすがすがしく感じます。

 昼前に、司法修習生の給費制の復活を求める若い法律家(とその卵)と面談。

「給費の復活を求めるだけではなくて、貸与制に弁済免除制度を導入するなどの工夫を、自らが打ち出していくことも必要ではないか」と率直にお話しする。

 午後は、溜まっていた事務作業や書類の読み込み。

 15時から、懸案のデンタルデータの案件で打ち合わせ。歯科医師会の皆さんや東北大学の先生など、関係者の尽力により、少しづつ確実に前進。党本部DD打ち合わせ.jpg

 17時30分からは、社会保障と税の一体改革の法案審査。

 慌ただしい一日。

 「朽ちていった命--被爆治療83日間の記録--(NHK「東海村臨界事故」取材班 新潮文庫)を読了。軽々にコメントすることができるようなドキュメントではありません。でも、この本を読んだ一人ひとりが、大量の放射線が人間にもたらすものを、頭と心に反応させることは、大変に重要なことだと思う。

ポーツマスの旗ー日本の外交史、先人の標石ー

2012年3月 7日

 久しぶりに、夜中過ぎまで、本の頁をめくる手が止まらない状態に突入。

 吉村昭の著作「ポーツマスの旗 外相・小村寿太郎」です。

 昨日3月6日に、田中真紀子外務委員長と外交史料館に視察に行ってまいりました。

 会館に戻ってきたら、ちょうど秘書の日置ちゃんの机にこの本が。

 そういえば、日露講和条約の調印書・批准書やら日露講話会議会議場と日露両国全権の写真やら、見てきたばかり。せっかくの機会だから読んでみようと、借りて持ち帰ったわけです。

 夕飯を終えて、お風呂も終えて、うちのチビくんがいつもの如く、ベッドの真ん中で大の字になって豪快に寝入った後、どれどれ私も寝る前にちょっと読んでみようかね、と端っこに横になって本を手にとったら・・・。

  止まらなくなってしまった!読みきってしまった!!

  ていうか、読んでから外交史料館行くべきだった!!!

 ロシアとの交渉がスタートした矢先、会議の内容を相互に一切秘密にするという約束を破り、講和条約を新聞に流したロシアの行為に対して思いめぐらす小村の心象風景として


「多様な欧米列強の外交政策に対して、日本の外交姿勢はどのようなものであるべきかを小村は常に考え続けてきた。

 結論は、一つしかなかった。歴史の浅い日本の外交は、誠実さを基本方針として貫くことだ、と思っていた」


とつづられます。

 しかし、一方で、この時代の日本外交における「誠実な外交」の背景には、数々の制約の中で叡智を尽くした情報収集・分析あるいはパブリックディプロマシー戦略など、列強に負けないしたたかさを持ちあわせていたことも伺えます。

  今一度、史料館に行って、別の眼で文書や資料を見てみたい!

 

 というわけで、今日は少し寝不足ながら、外務部門会議・ベトナム若手政治関係者との意見交換会などなど日程を終えて、これから保育所へチビのお迎えです。

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予算委員会分科会にて質問に立つ!

2012年3月 5日

 地元の避難訓練を終えて、急いで上京。

 今日は、予算委員会分科会で、小川敏夫法務大臣に質問をする日なのです。  

◯ 社会内処遇の充実強化にあたっては、大前提としての施設内処遇の充実強化を軽視しないで欲しい。犯罪を犯した人を地域社会が受け入れていくためには、刑務所の中の改善更生プログラムが十全に機能していることへの信頼が必要不可欠。

◯ 社会内処遇の充実強化に関する政策立案の際には、現場で尽力している保護司さんをはじめ、更生保護女性会、BBS会、民間の更生保護施設、協力雇用主などの声をしっかり聞いて入れ込んで欲しい。

◯ 少年法の年齢引き下げについて、大臣の下で有識者会議の設置を検討すべき

  30分という持ち時間はアッという間に過ぎてしまいましたが、犯罪発生あるいは再犯防止による犯罪被害者の減少は、政治家を志した私の原点でもありますので、これからも引き続き積極的に活動していきます。

 

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                                       【予算委員会分科会にて質問】

憲法から治安、外交、行政改革まで。タイトな一日。

2012年2月29日

 朝イチの内閣・法務合同部会では、先般とりまとめられた「捜査手法・取調べの高度化を図るための勉強会」の最終報告書について、警察庁から報告を受けました。私も可能な限り出席してきたこの勉強会。警察における取調べの録音・録画の試行対象の拡大を打ち出したとともに、DNA採取のインフラ整備など捜査手法の高度化のメニューを提示しています。私としては、取調べ可視化と捜査手法の高度化は両輪で進めていくべきと考えています。捜査手法に関しては、証人保護のための新制度を早期に整備したい。性的被害に遭った被害者の保護、あるいは組織犯罪における自白した構成員の保護は、真相解明・再犯防止のためにも急務です。

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 【内閣・法務合同部門会議にて】

 駐米大使、駐中大使、駐韓大使、駐印大使、駐ミャンマー大使を迎えての外務部会。1時間ではとても足りない!

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 【外務部門会議にて】

 憲法調査会総会。我が党は、憲法調査会の開催頻度が少なすぎると感じます。選挙権年齢問題や非常事態条項の問題など、テーマを絞って集中して論議を進めるべき。

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【憲法調査会にて】

 予算・決算透明化ワーキングチーム。

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 【予算・決算透明化WTにて】

 行政改革推進本部総会。今日の午前中に、ついに、国家公務員の給与削減法が成立しました。これにより、政権交代からの積み上げで、おおむね1割削減を実現できることとなりました。一定の成果だと思います。さらに公約の2割削減まで努力を続けなければなりません。この「2割削減」への道をしっかり法に書きこむことで、実現を担保していきます。

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 【行政改革調査会にて】

 その後党首討論へ。野田総理は谷垣総裁から「年金の国庫負担3分の1から2分の1に引き上げる財源は、自民党も、消費税を予定している」旨の答弁を引き出し、大金星!消費税引き上げに反対する正当性は見当たりません。

 

外務・法務合同部門会議にてハーグ条約と関連法案の審議。返還拒否事由の判断基準の具体化など、これまでの多くの方の努力で、よい法案になっていると思います。

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【外務・法務合同部門会議にて】

憲法審査会ー投票人の年齢、責任と義務/『明日への責任』、社会保障・税一体改革とは。誠実に対話を。

2012年2月23日

 早朝より、災害時の身元確認を迅速化するためのデンタルデータ案件打ち合わせ。

 10時からは2時間の憲法審査会。以前にも書いたと思いますが、この審査会は他の委員会とはちがって事前通告を必要としない自由討議方式。先回に引き続き、今回も発言を求めました。

◯国民投票権にあわせて選挙権も18歳に引き下げるべき。少子高齢化の現在、若者は、全人口に占める割合を減らす一方で重い責任を負担することとなる。この若者世代の声を国政に反映させる必要性は高い。

◯とはいえ、選挙権の引き下げと同時に民法上の「成年」及び少年法上の「少年」も18歳へと引き下げるべき。責任の伴わない権利行使を認めるべきではない。

 民法上は、高校卒業年齢である18歳ともなれば、契約を結び就労をして得た賃金を自らの判断で使っているという現実が先行している。

 少年法上は、たしかに20未満を「少年」として家裁送致を原則としているが、(1)事案によっては成人類似の刑事裁判に付すことも予定されているし、(2)その場合、自らの行為に対する最も重い責任の形態としての「死刑」の分水嶺は18歳である。光市母子殺害事件においても犯行当時18歳1か月であった被告人に対する死刑判決が確定に向かっているという現実もある。

◯選挙権の年齢引き下げは大切な課題だが、そちらだけを先行させて、責任を伴う民法、少年法における年齢引き下げを後回しにするのは反対。

 という趣旨の発言をしました。

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  昼の本会議では、ようやく公務員人件費削減法案の採決。さあ、次は議員定数削減の実現に向けてアクセルを!

 

 午後からは、少年院法や検察審査会法のレク。

 さらに、党としての「明日への責任」対話運動本部説明会へ。

もともと毎週末地元でタウンミーティングをやっていますし、やれば話題は社保・税の話になりますから、改めて新しい運動を始動するということでもありません。が、今回党が準備した資料は、誠実で使いやすい資料でしたので、有り難く使っていこうという感想。

   

この国の必要な施策と、財政。そして外交と。

2012年2月21日

 早朝より、契約法改正ワーキングチーム。

2009年11月より法制審議会における議論がスタートしていますが、なにせ1896年に公布されて以来110年余を経ての改正の大議論です。1049条に及ぶ民法典の中から契約法と関連法を抽出し、全体としての齟齬をきたさないような改正が求められています。

2013年2月ころに法制審の中間試案がとりまとめられる予定ですが、党としても立法府として恥ずかしくない議論をしていかなければ!

 12.2.21契約法WT (2)ブログ用.jpg【契約法改正WTにて】

 東京アメリカンセンターに走り、ルース米国大使と意見交換。「礎会」の仲間とともに、1時間という予定を大幅にオーバーしての濃密な時間を過ごすことができました。テーマは、TPP、普天間基地問題、郵政など多岐にわたりました。私からはハーグ条約、そして、仮に憲法解釈変更や改正を伴う日本の防衛力強化の議論が進んだ場合のアメリカ国民のリアクションについてテーマ設定をさせて頂きました。私が、日本初アニーを演じていた当時のことも話題に!かつらではなく地毛で「赤毛のカールの奇妙な女の子」だったとお話ししたら、大使も笑ってました。

 

礎会とルース米大使.jpg
ルース米大使と.jpg

 その後は、午後からの本会議3時間コース。

特例公債法案を含む予算関連法案の審議がスタートです。いずれの政党が政権をとっても、現在の財政状況においては特例公債の発行なしに予算を組むことは不可能。野党には、否決ありきの反対ではなく、最終的に可決するための建設的な修正提案を心から望みます。

 

 さらに、この後は、映画議連主催の「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」の試写会へ。好き嫌いは別としても、メリル・ストリープの演技は圧巻です。夫役のジム・ブロードベントは、私、大好きな英国俳優ですが、今回は少し残念。映画「ムーランムージュ」で舞台回しをしていく陰鬱なのに軽妙なキャラクターと重なりつつ、それを超えてはいないという印象。政治の側面からいえば、「リーダー」と「独裁者」の境界はどこにあるのか、考えさせられます。

 

 夜は、法人税の勉強会に出席。

 明日は、予算委員会にて、社会保障と税の集中審議です。



社会保障・税一体改革、大綱決定を前に

2012年2月16日

 税調総会にて、12月29日にまとめた「社会保障と税の一体改革」素案を明日閣議決定するにあたり、報告と意見交換が行われました。

 私は、「定数削減・公務員人件費削減の実施が、消費増税の前提条件であるという強いメッセージを、政府から発信すべきだ」と発言。

 前原政調会長に、「本日夕方の政府・民主三役会議で、しっかり総理にその旨を申し上げる」と引きとって頂けました。

 今週末は、地元でのタウンミーティングも複数予定されています。

 しっかり、地元の皆さんと、意思疎通してきたいと思います。

税制調査会総会120216発言.jpg【税制調査会にて発言する様子】

デフレ脱却、定数削減ー社会保障・税の一体改革大綱の閣議決定を前にー

2012年2月15日

 早朝より会議がぎっしり。

 役員を勤めているNSCワーキングチームにて、「サイバー攻撃の実態と対抗策」と題する講演を拝聴。今、日本に求められているものは「防御する主体としての確固たる意思決定のしくみ」との言葉が、重く厳しく響きます。年度内に提言をバージョンアップしていくことが当面の目標。 

  続けて、やはり役員を勤めている刑事司法制度改革の検証ワーキングチーム。民主党の法務部会に参加するようになって常に感じているのは、与党の公的な会議において、係属中の個別の刑事事件を議題にあげることに対しては、極めて謙抑的であるべきではないか、ということ。例えば検察審査会制度など立法の不備が疑われる場合にそれを補うための調査、分析、議論は、多いにやるべきだし、私も積極的に参加をしていきたいと思いますが。

  さらに、次は超党派で「不活化ポリオワクチンの早期導入に向けた議員勉強会」。

  昼には、予算決算透明化ワーキングチーム役員会。予算決算WT120215.jpg

  合間に、同期の仲間と、報道されている17日の「社会保障と税の一体改革素案」閣議決定に向けた意見交換。もちろん、議員定数削減、1票の格差問題、選挙制度が大きく関わってきます。

  引き続き、予算委員会に出席。

  党税調役員会に出席。

 

  夕方、夕刊を読んでいたら、野田総理と日銀総裁が本日朝食をとりながらの2人だけの「ざっくばらんな意見交換」をしたとの記事。昨日の追加金融緩和と物価水準の明確化とあわせて考えると、昨年末12月29日の税調総会での約束を一つひとつ総理が果たそうとしていることを感じる。あまり報道されなかったけれど、あのとき、デフレ脱却が先だとして増税に慎重な意見を前に、総理は、日銀総裁との連携を具体的に強めてデフレ脱却を図る旨、真剣に話していたのでした。

 

この国が必要としてる政策から、逃げないー汗をかいた週末から国会へ

2012年2月13日

珍しく固定の行事が少ない週末、1軒1軒のお宅訪問と辻立ちに汗をかくことができました。

 「定数削減なくして増税なし。いずれも選挙には厳しいけれど、この国が必要としている政策から逃げない」と訴え、理解を求めています。

 信号待ちの車の窓を開けて聞いてくださったり、寒い中ポケットから手をだしてチラシを受け取ってくださったりする地元の皆さんに、感謝です。

 週明けの今日は、外務防衛部会やオウム新法関連の勉強会。

 オウム真理教勉強会12.2.13.jpg

 本日、「日本国憲法を生んだ密室の9日間」(鈴木昭典 創元社)読了。

 憲法を学んできたはずの法律家としても、憲法尊重擁護義務を負う国会議員としても、まだまだ勉強不足であることに反省を深めつつ、もっともっと学びたいと思う。

国会から想う ー芸術・文化から憲法・国家のあり方までー

2012年2月 9日

 今日は早朝より、全トヨタ政策推進議員として、組合の皆さんとの情報交換会。

 執務室に戻り、衆議院予算委員会での平成24年度本予算審議に耳を傾けながら、書類に目を通しつつ、並行して行われている複数の会議へと足を運びます。

 民主党・舞台芸術振興議員連盟の一員として「劇場法」に関するヒアリング。ローザンヌでの日本人バレリーナの優勝という嬉しいニュースもありました。海外で高い評価を受けている日本の芸術文化を、私たち日本人が再評価し、発展させていきたい。生の舞台を通じて、同じ空間で、特別な世界を共有する喜びを、もっともっと日本人が分かち合えるといいなと思います。

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【舞台芸術振興議員連盟にて】

午後は、「定数削減なくして増税なし」。同期の仲間と、改めて幹事長室に申し入れ。パフォーマンスではない本当の覚悟を、行動で示していきます。

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【議員定数削減の要請。樽床幹事長代行、鈴木筆頭副幹事長、逢坂総括副幹事長へ。】

 昨日、「憲法攻戦」(塩田潮 日本経済新聞出版社)読了。「実態に合わせてぎりぎりまで解釈を広げながら現憲法を維持するのは『改憲的護憲論』と呼ぶことができる。同時に、憲法の基本原理は厳重に堅持して、実態に合わせて必要最小限の修正を行う姿勢は『護憲的改憲論』である。両者の実際上の距離は大きくない。」という記述など、建設的な憲法論議のための貴重なヒントを見出すことができる本です。  

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【外務部門会議にて】

改めて誓う、一人の国会議員として

2012年2月 3日

 昨晩は、ある方を囲んで3時間余り、大変有意義なお話しを伺う機会がありました。改めて、1人の国会議員として、限りある時間を精一杯有意に、この国の改革のために使っていこうと、勇気をもらいました。

 

 そして、思い出されたのは、先週の金曜日の本会議のことです。

 野党から八ッ場ダム再開について厳しい指摘があり、我が党の大臣と総理の答弁がありました。民主党の座席からは拍手の音はほとんど聞こえませんでした。私も、手が動きませんでした。一拍おいて、自民党古参の議員席から万雷の拍手が沸き起こりました。民主党の大臣答弁に、民主党が凍りつき、自民党が歓喜の拍手というこの一瞬。この国の政党政治はほとんど機能していないのではないか、と正直感じました。

 しかし、私は民主党の議員です。前回の選挙、民主党に所属していなければ、今私がバッジをつけている可能性はありません。

 この党で、自分のやれることをやり抜きたいと思います。

 「政党人」であることと、「1人の国会議員」であることの狭間で、悩みながらも、行動を起こし続けたいと思います。

 議員定数削減だって、同期の仲間と起こした行動が、少しづつ党内世論にも影響を与え、前進しているのだから。諦めるのは、いつだってできる!と自分を励まし、人様に励まされ、頑張るのみです。

 

 今日は、先の衆議院本会議で、第四次補正予算を通過させることができました。被災地に一刻も早く、状況の変化に応じた必要な措置がとられるよう、引き続き全力を尽くします。

 

バス旅行で元気百倍!!! 

2012年2月 2日

 間が空いてしまいましたが、まずは、週末のバス旅行に参加頂いた皆さまに心からの御礼を。少しの肌寒さも、ちょっとしたハプニングも、全て皆さまの暖かい明るさで受け止めて頂き、忘れられない京都旅行となりました。

  とりわけ、私がバスに乗っているときの「移動国政報告会」は、まさに「動く『朝まで生テレビ』」状態!厳しい意見を頂いたあとの、「でも応援するよ」の一言が心に沁みます!

  というわけで、今週は、(いつにも増して)元気100万倍で仕事に邁進しております。

 

  国会スタート時は予算委員会が中心となります。私は、外務・郵政・憲法の委員会なので、今週は主にその準備。

  また、刑事司法改革ワーキングチーム、予算・決算透明化ワーキングチーム、税制調査会役員会など、継続案件にも力が入ります。

  さらに、いずれ読もうと思って山積みになっている資料や書籍とも、向きあう時間をとっています。

 

  昨日は、「1989 世界を変えた年」(マイケル・マイヤー著 作品社)を読了。冷戦終結前後にわたって『ニューズウィーク』のドイツ・東欧圈支局長であった著者による、彼の眼からみた真実。

  読後はしばし、スピード感と重厚感合わせ持つ長めの映画を観た後のような感覚。

  「ベルリンの壁」の崩壊は、歴史の必然だったのか、偶然の産物だったのか。全ての事象は、偶然の積み重なりから必然的な結果へと導かれていくものなのか。

  この時代の東欧について、別の本も読んでみようと思います。

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予算・決算透明化WT総会1.jpg予算・決算透明化WT総会にて

予算・決算透明化WT、始動。

2012年1月27日

「予算・決算透明化ワーキングチーム」第1回役員会合に出席。

  

 ◯予算・決算の全容を国会議員は把握できていない。

 ◯決算と予算の表示科目の整合性が不十分であって、国会議員がその齟齬の有無を十分に把握できておらず、ひいてはその齟齬を是とすべきか非とすべきか十分に判断できていない。

 ◯国会議員が把握・判断できていない状況下で、国民が把握・判断できるはずもない。

 

 こういった少なからず衝撃的な課題認識の下、1予算の見える化、2決算の見える化、3予算と決算の突合、4国民の利活用という骨太の四本柱により、かかる課題解決に取り組みます。

  

 『民主主義のインフラ整備だ。選挙の票にはならないが、政治家にしかできない仕事を、息長くやり抜いて、成果をだそう』という、逢坂座長の言葉に激しく感銘を受けました。

 

 予算とは『どのように税を使うか』の計画書であり、決算とは『どのように税が使われたか』の報告書です。

 この計画書と報告書を、国会議員のみならず国民が読み解けるものへと「透明化」することは、選挙を通じた民意をより的確なものにする大事な「民主主義のインフラ」。   

 地道な作業になりますが、仲間との役割分担の中でしっかり仕事師できるよう、がんばります。

 

 午後は、愛知県国会議員団会議、国対会議、代議士会、そして4時間コースの本会議(代表質問)と、てんこ盛り。

 終えてただ今19時過ぎ。

 明日は、後援会バス旅行!早く地元に帰らなくては!!



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WT役員会の様子
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開会後初、外務部門会議を終えて ー 提出法案および条約について

2012年1月25日

   東京と地元を一往復したあとでの、外務部門会議を終えました。

   今国会では、法律1本と条約11本が議論される予定。

 なかでもハーグ条約は、国民の皆さんに開かれた丁寧な議論が必要です。

 国際結婚が離婚という結末を迎えた場合に、一方の親による子の連れ去りに対して、いかに対処すべきか。

 家族の数だけ、家族の形があり、ましてや、その形が壊れた場合の状況は千差万別です。

 にもかかわらず、「法律」「条約」では、考え得る状況を丁寧に拾い上げた上で、類型化し、その対処法を事前に定めることが要求されます。

 今回の条約で向きあうのは、一人ひとりの子どもの人生であるということの重みを胸に、最善の策を練りあげていきます。


12.1.25外務部門会議.jpg        外務部門会議にて

第180国会開会にあたってのごあいさつ

2012年1月24日

<改革を前へ!内閣改造「最強の布陣」>

1月13日、野田内閣の改造が行われ、岡田克也議員が副総理兼行政改革担当大臣として、「身を削る」改革の司令塔となりました。

その他、身を呈して拉致問題に必死に取り組んでこられた松原仁議員が国家公安委員長に、法務大臣には小川敏夫議員、防衛大臣には田中直紀議員、文部科学大臣には平野博文議員という布陣がしかれました。

身を削る改革の実現なくして、消費増税のお願いはありえません。

まずは、国会議員の定数削減、公務員の人件費削減を実現する。独立行政法人と特別会計に斬り込んでその成果を見せる。こういった改革が、まさに民主党に課せられた使命です。

これまで、私も、仕分けを担当し、エネルギー特別会計を検証し、特会に必死の形相でしがみつく天下り役員と戦ってきました。

2012年は、必ずや、この戦いの成果を結実させる年にしていきます。

 

<子どもの未来のために、消費税から逃げない!>

昨年は12月29日真夜中まで、税調役員として、この「社会保障と税の一体改革」議論に缶詰めになっていました。年末、地元の皆さんとの大事な意見交換の機会をいくつも逃してしまい、申し訳なく思っています。

党内では、連日連夜烈しい議論が続きましたが、最後に得た結論は、「定数削減なくして増税なし。徹底的に行革に取り組んだ上で、2014年4月に8%、2015年10月に10%まで消費税の負担をお願いする」というものです。

任期満了は2013年。任期中の4年間は増税しない、という約束は守ります。

一方、これまで長い間、国民に負担をお願いするという選挙に不利な仕事は先送りされ、借金で予算をばら撒く政治が続き、今や日本の財政は借金1000兆円の火の車です。

その間にも、人口減少と少子高齢化が進行し、現役世代3人で高齢者1人を支える現在の騎馬戦モデルの社会は、2050年には現役世代1人で高齢者1人を支える肩車モデルの社会へと急速に変化します。

「火の車」操業に終止符をうち、年金・医療・介護+子育て支援の保障に安定財源を確保することで、高齢者が安心して生きられる、現役世代が憂いなく子どもを育てられる社会へと転換したい。そしてなにより、日本の子どもたちの手に借金を渡すのではなく、フリーハンドで夢を掴み取れる自由を渡したい。

そのための負担のお願いです。増税分が社会保障以外に使われることはありません。増税の前に徹底した行革を実現します。理解と納得を頂くために、これからも懸命に努力します。

 

<リスクをとり、状況打開して、政治を前に進める!>

昨年は、定数削減も公務員人件費削減も、野党の協力が得られずに実現できませんでした。消費税についても、今なお野党は「協議にすら応じない」状況が続いています。しかし、「消費増税には賛成だが、野田総理のやる消費増税には反対だ」という理屈は余りにも説得力を欠きます。低所得者対策や価格転嫁の横暴から小売を守る施策など、議論すべき大事なテーマがあります。ぜひ、野党の方には、長年政権与党として積み上げてこられた知恵を堂々と示し、議論を戦わせ、「社会保障と税」という国家百年のテーマから逃げずに取り組んで頂きたいと思います。

この呼びかけに、いつまでも応じて頂けない場合には、国会対策を転換すべきです。水面下の協議の必要性を否定するつもりはありませんが、国民の目に見えない協議を延々と継続するのでは、国民の付託に応えることができません。2012年の国会対策は、国民に理解して頂きやすい政策(議員定数削減など)については多数を持つ衆議院に提出して可決をし、参議院に送った上で反対する野党の姿を国民の皆さんに見て頂く必要があります。

リスクをとって、国民の皆さんの理解を背景に、状況を打開し、政策を実現する迫力をもちたいと考えています。

私、山尾しおりも、引き続き税調の役員として、このテーマにぶれずに、逃げずに、誠実に立ち向かっていきます。

 

私事になりますが、この1月、息子が1歳の誕生日を迎えました。皆さんのご理解とご支援をパワーに、国会議員の仕事に母親の視点を加えながら、子どもたちに「夢ある日本」をプレゼントできるよう、がんばります。

税制、エネルギー政策、そして"あんしん"を。

2011年11月 2日

 午前中から昼過ぎまで、めずらしく会館事務所から離れず、様々な団体の方から税制改正要望を伺っていました。

 とりわけ自動車関連諸税に関する意見を伺う機会が多くあり、なかでも「自動車取得税・重量税の廃止」が大きな焦点となっています。

 (1)税の公平・公正という観点からも、あるいは、(2)円高・タイの浸水・経済連携の遅れにより外需の取り込みが厳しい自動車関連産業を内需刺激という観点からバックアップし雇用を守る観点からも、しっかり取り組みたい課題です。

 (税)法理論上の要請と(経済・雇用対策としての)政策上の要請というのは、必ずしも同じベクトルを向くとは限らないのですが、この課題については、いずれの要請からも「廃止すべき」との判断が導かれる点で、強い説得力を持つ要請ではないかと思っています。

 ただ、この税は担税感が薄いので(購入の際の諸経費との区別しづらく「税」として払っている意識を持ちにくい)、一般の皆さんにいかに関心を持ってもらえるかが一つのハードルではないでしょうか。もちろん、私も微力を尽くします。

 

 昼過ぎからは、中部電力関連の皆さんが国会に来て頂いており、30分という短い時間でしたが意見交換の機会を持てました。

 現場の皆さんは、原子力事故収束と電力安定供給を自らの責任と受け止めて日々苦しみながらも黙々と汗を流しています。そのことを改めて重く実感しました。

 一方で、今日「朝ズバ」の取材を受けましたが、電力会社や官僚OBの天下り法人が、「自己保存」のための不適切な原子力関連事業に、税金や電気料金を費やしている例が未だ散見されます。

 もちろん、自公政権時代の「負の遺産」ともいえますが、むしろ、こういった事例を掌握・一掃しきれていない与党の責任を痛感しています。

 エネルギー特別会計を検証するWTの役員でもありますので、この責任を果たしたいと思います。そして、現場の皆さんの真摯な思いを、一部の幹部・OBの怠慢・驕りに毀損されないよう努力したいと思っています。

 

 夕方からは、厚生労働部会の年金WT、社会保障と税の調査会、外務部会。

 さらに、自民党の馳浩代議士が汗をかいている超党派の「オウム真理教対策勉強会」へと出席。検察官時代、オウム事件を担当した上司からその経験を語ってもらったことがありました。「あれは国とオウムとの戦争だった」という言葉がありました。関連施設の近隣住民の方にとっては、その戦争は終わっていません。市民個人の戦いにしてはならない、しっかり国として支えるべきを支え続けなければいけないと思って参加しています。 

            

中電労組との意見交換会.JPG朝ズバ!取材風景.JPG

    

 

先人の礎、未来への支え

2011年11月 1日

   午前中は、大府で、前市長の市葬に参列させて頂きました。

 この少子化の時代にどんどん子ども人口が増え、一方で高齢者の方にも活躍の場をたくさん持って頂いている「健康都市」大府。その礎を築かれた大先輩に、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

   昼の新幹線で上京し、3時間ほど本会議。昨日に引き続き、各党からの代表質問。

 税財政研究会立ち上げの第一回に参加。

 その後、外務部会にて南スーダンへの陸自施設部隊派遣に関する議論。PKO派遣5原則の見直しについても、活発に意見交換できる雰囲気が醸成されているのは、日本の国益に叶うことだと思います。

 夜は、定期的に出席している東京財団主催の日中政策勉強会。「尖閣」がもたらした課題を今後の対中政策にいかに生かしていくかべきか。国会を離れ、様々なバックグラウンドの方と、落ち着いた環境で勉強する時間は貴重です。

 

この週末金曜日から月曜日にかけてのご報告

2011年10月31日

金曜日と月曜日、国会の本会議にて、野田総理の所信表明演説と安住財務大臣の財政演説、そして、それに対する民主党・自民党からの代表質問と続きました。

自民党谷垣総裁からの代表質問は、いわゆる「対案・修正型」を志向していることが感じられ、野党の立場から、本会議場を通じて国民を巻き込んだ議論を展開するという趣旨に沿ったものだったと思います。

例えば、復興債の償還期限の長短については「60年償還の建設国債と異なり民主党主張の10年の償還期限を定める合理性」を問われましたが、野田総理は「(1)赤ちゃん1人が700万の借金を背負っている状況において、これ以上若い世代に負担を負わせるべきではないこと (2)復興期間と償還期限をそろえることで、税金の使途が実感できる間に税制措置を行うこととなり理解を得られやすいこと」などの説明がありました。非常に分かりやすい議論だったと思います。

さらに、谷垣総裁からは「復興債の受益と負担の関係を明確にするために特別会計の創設が必要」との指摘がありました。これに対して、民主党は会計を区分することで足りるのではないかと議論してきましたが、野田総理は「特会設置は資金の流れの透明化の要請に応える一つの方法だ」と答弁し、指摘を柔軟に取り入れうる考えをにじませました。

こういった質疑は、テレビの前の皆さんにも、本会議場傍聴席の修学旅行の生徒たちにも、恥ずかしくない立派なやりとりだと思います。

一方、自民党からは、「小渕元総理と野田総理は『天と地』の差がある」という批判も出ました。野田総理ご自身が、小渕元総理と自らをなぞらえているならともかく、一部のマスコミ報道を、総理への批判に転嫁するのは的外れと感じました。

でも、野田総理の答弁は、「報道に大変恐縮している。小渕総理が初当選の時に地元の人と一緒に写った写真がとても好きだ。私なりに尊敬の念を持っている」と丁寧にさらりと受け流すもので、さすがだなと、同期で頷き合って聞いておりました。

地元では、本日10月31日、民主党としての代表質問を終えた前原誠司政調会長を講師にお招きしての国政報告会&パーティー。

最近は10人30人単位のタウンミーティングが主なので、久々に、大勢の皆さんを前にして(しかも、常日頃から直に励ましてもらったり、叱られたり、物事を教わったりしている大事な方々!)、緊張の120分強でありました

前原さんをはじめ、大府の久野市長、連合愛知の棚橋さん、中根康浩県連代表、さらには仲間の各級議員、そのほかたくさんの皆さんから過分な褒め言葉をもらい、パーティーとはそういうものとはいえ、やっぱり慣れません・・・。でも、元気づけられました!

皆さんのご厚意を糧に、政治家として、もりもり成長していきたいと思います。

 

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パーティーのほかにも、この週末は、古瀬戸タウンミーティング(古瀬戸の皆さん、色々とお手間をかけながら支えてくださってありがとうございました!)、效範連区・深川連区の運動会、大府産業文化まつりなどなど地元行事も盛りだくさん。

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 效範連区運動会10.30.640.jpg


実は、これらの他にも、「第12回日韓未来構想@政策研究大学院大学」に、古川元久国家戦略担当大臣とともに参加をしてきましたが、このことはまた追って報告します。



外務委員会(TPP、原子力協定等、我が国の国際社会での方針)

2011年10月26日

   ほぼ全日、外務委員会。

 玄葉大臣の所信に対する一般質疑。

 野党議員は、ほぼ全員と言ってよいほど、TPP慎重・反対一本槍。

 外務委員会でこうであれば、いわんや農水委員会をや・・・、と思いつつ、夕刻農水委員会の差し替えで席に座ると、さらにヒートアップした反対論議。

 私は、交渉に参加した上で、交渉主要項目ごとに日本の国益を明確にし、総合的に検討して国益を害する場合は署名しない、という自立国としての正論を主張していくことが、日本のとるべき姿だと考えています。

 委員会終了後、外務部門会議で、今国会で俎上にあがる4つの原子力協定の議論。「既に署名済みのこの4つの協定については早期に承認すべきだが、それ以外に交渉のテーブルに載っている協定について、情報を共有した上で、交渉を進めるのか、一旦立ち止まるのか検討すべき。交渉の進捗状況や、協定の背後にある個別契約の中身について、次回説明を頂きたい」と意見しました。

 さらに、税調・社会保障調査会合同総会に出席。いよいよ、12月に向けて、持続可能性と安心に向けた社会保障の抜本改革議論のスタートです。


各議論、深化。

2011年10月25日

   朝8時より、内閣・外務・防衛部会にてPKO議論。5原則のあり方、武器使用基準の解釈問題、憲法9条との関係など。今日はテーマの頭出しという感じですが、今後骨太の議論につながる予感。

 その後、国交省航空局から税制改正要望のヒアリング。

 さらに、税調総会にて、復興財源確保法案の議論。

 11時から17時までは、郵政改革特別委員会。ようやく、実質的議論の幕開けです。

 さらに、夕方以降は、外務省より本国会で審議予定案件についてのヒアリングや、お客さんが続くなど、せわしない1日。

国会と地元、そして国際社会で。

2011年10月24日

 今日は早朝より、ホテルオークラにて、「アジア太平洋地域ハイレベル会合革新的パートナーシップ・保健問題解決のための新たな機会」に出席。

 オープニングでは、ビル・ゲイツからのビデオメッセージや玄葉外務大臣が出席しての開会挨拶。

 その後はセッションごとのパネルディスカッションとなりました。

 国内のポリオワクチン問題といえば、生ワクチンから不活化ワクチンへの移行の問題。これも非常に重大な課題です。

 国際社会ではもう一歩手前ですが、円借款と民間セクターを組み合わせた実効性ある資金メカニズムなどにより、インドやパキスタンなどでのポリオ(ほぼ)根絶につなげたかなりの成功事例があります。

 週明けから、英語が飛び交う環境で、世界の子どもの命と向きあう取組みの議論に身を置き、フレッシュな気分でスタートを切りました!

 

 午後からは、地元に戻り、取調べ録音・録画に関するヒアリング。

 夜は、フォレスタ豊田にて、トヨタ関連会社の経営陣の皆さんとの意見交換。

 ほとんど最終の新幹線で上京。明日の早朝はPKO議論でスタートです。

臨時国会、スタートの号砲!

2011年10月21日

 今日は、開会式をはじめ、各委員会の大臣挨拶など、臨時国会スタートの号砲が鳴った日です。

 

 10時から、憲法審査会。2007年8月に設置されて以来、初めて実際に動きだしました。この審査会の委員に選任されたことを意気に感じ、この国の根幹の議論を積み重ねていきたいと思います。

 審査会を終えて、民主党の経済連携PT総会に参加。TPPに関して、生協、連合、自動車総連、UIゼンセン、フード連合などからのヒアリング。

 12時より、東日本大震災復興特別委員会の差し替え。平野担当大臣は、先日の民主党内の講演での発言に対して謝罪されました。が、前後の文脈をひけば、人の命を守るために自分の命を落とした友人に対する言葉にならない思いをあの一言に込めたこと、多くの方に理解頂いていると思います。

 12時45分、開会式にあたり陛下のお迎え。

 13時、開会式。

 14時、外務委員会。玄葉大臣をはじめ、政務三役の挨拶。大臣は「外交の目的は国益を最大化することである」とおっしゃられました。TPPの交渉に参加をし、ルールメイキングの過程に日本の国益を最大化する立場から意見を入れ込んでいくことも、まさに外交の使命ではないかと感じました。

 15時、民主党税調役員会。復興財源議論の最終決着・H24における措特重点要望とりまとめ・社会保障と税の一体改革における消費税論議、今国会の課題とスケジュール感を共有しました。

 16時より、第三次補正予算や郵政改革法案についてのレク。

 終えた今から、机の上に山積みの資料(税制要望多し!)と戦います。

第179国会、召集。

2011年10月20日

今日、第179回国会が召集されました。

 今国会の大きな焦点は3つ。

1 第三次補正予算 

2 TPP交渉参加の是非 

3 社会保障財源確保のための消費税議論

 国民に負担を求め、あるいは、一部産業に新しい努力をお願いするものであるなど、いずれも政治的にハードルの高いテーマです。

 しかし、高いハードルであっても、超えなければならないときがあり、それが今回の国会であると思います。

 そのために今必要とされている政治の仕事は、ハードルの先に何があるのかを国民に丁寧に分かりやすく説明するとともに、ハードルを超えるための政策的なバネを十分に用意することではないでしょうか。

 13にあてはめるならば

1 復興を果たした東日本の姿を示し、例えばそのための財源にたばこ税を充てるなら、被災地等のたばこ農家の具体的支援を遂行する。

2 TPP交渉に参加したときの日本の国益を示すとともに、農業再生の基本方針と行動計画を深化させる(←今日、その原案はまとまりました。政府の「食と農林漁業の再生実現会議」にて)。

3 後期高齢者医療制度や現行の年金制度に代わる新しい医療・年金の制度を示し、そのための財源としての消費税における低所得者対策(複数税率なのか、還付なのか、私は番号制度を構築した上で還付方式が望ましいと思っています)などを明確にする。

51日間という国会日程のなかで、しっかり役員として、あるいは平場で会議に参加し、その議論の過程を通じてこういった役割を果たしていきたいと思います。

 

 ちなみに、もうひとつ。

 もちろん、今日は本会議があったのですが、

 その後、日本歯科医師会館にて、「身元確認に資する歯科所見のデータ形式等に関する検討会」にオブザーバー参加。

 古川元久議員が大臣になられたことから、後任として参加をしています。

 今回の東日本大震災では、歯科医師と警察を含む様々な立場の方が、ご遺体の身元確認にあたり、継続的・献身的なご尽力をされています。本当に頭の下がる思いです。一方で、課題も浮かび上がりました。歯科医院ごとデンタルデータが流されてしまいバックアップがなかった、あるいはデータの規格が統一されていなかったなどの問題です。

 こうした課題に正面から自主的に取り組まれている検討会です。

 身元確認において、客観データによるフィルタリングが進めば、ご遺族が何百というご遺体を確認するなどという、想像を絶する辛苦を減らすことができます。

 そのフィルタリングの有力な手段が、デンタルデータです。

 日本歯科医師会・日本法歯科医学会を中心に、警察庁・厚労省も参加してのこの取組みを、立法府の立場からしっかり後押しします。

  

第95代内閣総理大臣、指名

2011年8月30日

 衆議院の首班指名を終えて会館事務所に戻りました。

 まもなく野田佳彦内閣総理大臣の誕生です。

 

 昨日の民主党代表選挙、私は初回投票で前原誠司さんへ、決戦投票では野田佳彦さんへ1票を投じました。

 お2人とも、この国の総理となる研鑽を積まれ、準備が整っている方です。

 前原さんが決戦に残らなかったことは残念ではありますが、総理という立場ではなくとも、国民の皆さんの大きな期待に応える仕事ぶりでこの国を前進させてくれると確信しています。  

 

 野田さんの演説は、これまでの人生の厚みと重みを、国会議員一人ひとりに追体験させるような、誰にもまねできない15分でした。

 

 ささやかな力ではありますが、全力で野田政権を支えることで、政治に対する信頼を一から積み上げ、この国を前に進めて、国民の皆さんのくらしに貢献したい。

 この決意で、どんな仕事でも、大切に誠実に結果をだしていく覚悟です。

国政報告(児童ポルノ法改正案審議開始、子どもふっこう会議レポート)

2011年8月 9日

 イチで陽士を皮膚科に連れて行きました。

  チャイルドシートにのせる際、改めて、7ヶ月の成長を実感。

  以前は、シートに「乗っかっている」という感じでほんとに心もとなかったのに、今は一丁前に「座って」ます。

  

 前中のうちに法務委員会に滑りこんで、児童ポルノ改正法案の趣旨説明。

  議員立法の提出者として、委員会の答弁席(普段は答弁者である大臣など政務三役が座る席です)に座りました。

  私たち民主党は、9回にわたるワーキングチームで議論を重ね(私は事務局長を務めています)、非常に実効性のある、バランスのとれた、よい法案を作ることができたと思っています。具体的には、児童ポルノの「取得」行為を処罰すべきという法案です。

  児童ポルノの処罰範囲を、供給する側のみならず、「取得」する側にまで拡大することによって、需要を断つことができますから、これは児童ポルノ根絶に向けて大きな前進です。

  一方、自公案のように「所持」を処罰対象とすると、インターネットを通じた一方的な「送りつけられ」事案などの場合でも、捜査の初動で人権侵害が発生する危険もあるものですから、あくまで「取得」という能動的行為を対象としています。

 「立法」府の一員としての国会議員を目指した私としては、この議員立法を大切に議論し、よい結果を出したいと思っています。

 

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   員会を終えたその足で、児童ポルノ役員会とワーキングチーム開催。

  一緒に法案を練って頂いたチームの皆さんに、無事法案を提出し趣旨説明ができたことのご報告をしました。


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   ーキングチームの進行を終えた後、「健康政策研究会」へ。

  仙石由人会長、尾辻秀久顧問、鴨下一郎会長代行、古川元久幹事長を中心とする超党派12名の研究会です。

  政権が代わっても揺らぐことのない社会保障の幹を見出していく試み。その末席に加えて頂いて、緊張の第一回総会です。

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 の後は、「子どもふっこう会議」報告会。一期の女性議員で立ち上げた「子どもの未来を守る女性議員連盟」の活動の一環です。女性議員がそれぞれのチームで岩手・宮城・福島へと足を運び、被災した子どもたちの声を聞いてきたのですが、その報告会です。

 

 地震や津波のことよりも、これからの街づくりを話し合おう!

 未来を一緒にみつめよう!

 

 こんな思いで、私は先日7月31日、石巻と仙台の子どもたちに会ってきました。その宮城チームの発表を担当しました。

 発表レポートはこちら↓↓↓

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   betten_1.pdf      betten_2.pdf

   震災復興ボランティア室 『がんばろうTV』

子どもたちの未来を守る勉強会(子どもふっこう会議レポート).JPGのサムネール画像のサムネール画像

今週の国政報告 '11.6.27ー7.1

2011年7月 1日

 「社会保障と税の一体改革」、政府与党としての改革案が取りまとめられました。

 民主党内では議論が紛糾しましたが、最終的に「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」となりました。

 政権与党としての力量が試されたこの試金石。

 ギリギリのラインではありますが、「保身政党じゃない。私たちは責任政党である」ことを何とか示すことができたのではないかと思います。

 この議論を通じて、多くの同僚議員・先輩議員の考え方や振る舞いを知ることができたことも、私にとっては非常に勉強になりました。

 

 これから私たちがやるべきは、実際に負担をお願いする前に自らの身を削ること。議員定数削減の本格的議論を前進させるべきです。

 さらに、道半ばである行政刷新も、ひるまず継続していく決意です。

 

 今回、消費税率アップの条件として「経済状況好転」が記されましたが、それと並び、あるいはそれ以上に必要な条件が、「身を削り、ムダをなくし、その成果を丁寧に伝えて、国民の皆さんの信頼を得ること。」だと考えています。

 

 その他、今週は、児童ポルノ改正ワーキングチーム(事務局長を務めています)の本格再稼働があり、NSC/インテリジェンス分科会(役員を務めています)の取りまとめがあり、毎日新聞社で同僚の玉城デニーさんとの対談あり(来週掲載予定です)、国会自体は不正常ではありますが、忙しい日々を過ごしました。

 

 では、一路地元へ帰ります!

 

 

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不信任決議をめぐる騒動/地元活動

2011年6月 6日

先週の不信任決議をめぐる騒動以降、菅総理の退陣時期、そしてポスト菅が焦点となっています。
 先月、釜山で韓国の国会議員と意見交換した際、こう訊ねられました。
「日本で総理が長続きしないのは、資質と制度、どちらに問題があるのか?」と。
 この5年間で、総理は5人を数えました。
 民主・自民に関わらず、総理大臣が1年ともたない事態が常態化しています。
 このままでは、世界は、
   日本抜きで伸ばす経済
   日本抜きで回る金融
   日本抜きで定める環境ルール
   そして、日本抜きで構築する安全保障
へと、舵を切っていくことでしょう。
 いま一度、日本が、アジア・世界で枢要な役割を担うに値する国だということを、海外に再確認して頂くためにも、また、日本国民自身が誇りに思えるためにも、制度の再構築が求められています。
 総理が、せめて一定期間、政局の些事に煩わされず、将来を見据えた政策を決断・実行できるように、知恵を出し合うときです。

 
 この週末は、たくさんの方と、率直に意見交換できました。
 写真とともに、そのご報告を添えます。

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 (「尾張東地協政策推進議員懇談会にて。東日本大震災の教訓を経て、自治体が進めている防災計画の見直しなど教えて頂きました。」)

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(「麦の会」定期総会@品野台地域交流センター「ぬくも里」。障害と共に生きる、障害をもつ家族と共に生きる皆さん。「当事者抜きに障害者施策を決めないで」という声に少しでも応えられるよう、できる限り直接赴いてお話をさせて頂いてます。議員会館に出向いても、ほとんど議員とは会えないとのこと。多忙なのは事実ですが、私自身は、障害をもちながら大変な思いで上京されている皆さんですから、会館でも、可能なかぎり直接お話を伺うようにしています。)


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 (連合愛知女性リーダー養成講座にて。まさに「働く女性同士」、悩みを共通にしながらも、解決する手段を考えていくこのセミナーは、私にとっても成長の機会となっています。明るくあたたかい雰囲気に、つい、普段は話さないようなことまで口に出てしまいます。)

 

不信任案決議

2011年6月 2日

 いま、菅内閣に対する不信任決議の採決を終え、会館事務所に戻ってきました。

 

 1日でも早く、がれきを撤去し、仮設住宅を建て、被災者のくらしを再建しようという最中に、野党が不信任案を提出したということ自体、まずもって残念です。

 いわんや、与党の議員の一部が、不信任に賛成あるいは欠席をしたということもまた、残念に思います。

 ある被災地の首長さんの「(今回の一連の騒動について)会議をやっていたから知らないし、興味もない」との言葉が、心に突き刺さります。

 この言葉の背後に、言葉にならないどれ程の憤りがあるか、察して余りあります。

 結果的には、ほとんどの与党議員が反対票を投じ、不信任決議は否決されました。

 被災者の方をはじめとする国民の皆さんの気持ちを、幾重にも裏切るような結末だけは避けることができました。

 改めて、今回の出来事が、いっそう政治不信を高めたこと、悲しく、申し訳なくお詫びします。

 復興基本法案、第一次補正予算の裏付けとなる特例公債法案、続く第二次補正予算と、復興に必要不可欠な予算・法案を一刻も早く成立させ、国会議員としての責任を果たしていく決意です。

 

 その上で、今回の不信任にまつわる民主党の紆余曲折の中で、私なりに感じたことを伝えたいと思います。

 今回の不信任決議に対する1票を、総理から何らかの言質を引き出すカードとして使うことに、私は賛成できません。

 不信任が可決されれば、総理が変わり、担当大臣が変わり、そして場合によっては選挙となって、一定の政治空白が生じ、被災地の復興が遠のくことは明らかでした。

 そして、その空白を補って余りあるその後の政策と実行のビジョンは、どこからも示されていませんでした。

 「菅総理のもとでは、復興は前に進まない」野党からも、あるいは与党の一部からも、くり返しくり返し発せられる言葉。

 では、「誰が何をすれば、より復興を前に進められるのか」それを示した人はいませんでした。

 この状況のもとで、不信任を否決する以外の選択は考えられない。

 それを勿体ぶるようなふるまいについて、いかに説明しようとも説得力はないと私は感じています。

 一方で、総理にも、密室での取り引きに応じたかのように見える行動は取って頂きたくなかったと思います。密室で政治家の人事や出処進退が決まっていく旧来の自民党のやり方から、少しづつでも脱却していくことが、政権交代に込められた期待の1つだったはずです。

 

 とはいえ、私も国会議員の一員として、今回の出来事の責任を痛感しています。せめて、今回の出来事を政局の1つのエピソードに終わらせることなく、政策を実行できるリーダーシップのあり方、政権与党の運営のあり方を再考し、政治を前に進めるように全力を尽くします。

日韓図書協定

2011年4月27日

   日韓図書協定をめぐる質疑に立ちました

 本日の外務委員会。日韓図書協定をめぐる参考人質疑に立ちました。
 
 昨年8月10日、日韓併合条約100年の節目に菅総理の談話が発表されました。続く11月14日、この談話を受けて、日韓の外相が「日本政府が保管している朝鮮半島由来の特定の図書を韓国に引き渡すこと」を内容とする協定に署名をしています。これがいわゆる日韓図書協定です。
 昨年の臨時国会で審議に入ることができなかったこの協定の国会承認をめぐって、今国会の外務委員会で審議入りしました。
 そして、今日、3人の専門家の方を参考人として委員会にお呼びして、私は質疑に立たせて頂きました。

 決まったものは「速やかに実行」する。
 しかし、「歯止めはしっかり」かける。
 こんなスタンスで質疑に立ちました。

 今回の協定の意義は、日韓併合条約100年というタイミングで、日本が自主的に具体的な措置を講ずることにより、この措置に込められた日本の思いを受け止める韓国との間で、「未来志向の日韓関係」というスタートを実質的に切ることができれば、そのことはまさに日本の国益になる。ここに意義を見出しうると思っています。
 裏を返せば、総理談話を発表し、両国間で交渉を重ね、両外相が署名までした段階に至って、国会承認のタイミングを失すれば、かえって国益を害することにもなりかねないと危惧しています。
 そういった意味では、今日委員会で議論を尽くし、承認の採決ができたことはよかったと思います。

 ただ、今回の引き渡措置をめぐっては、「1965年の日韓基本条約を空洞化するおそれがある」として反対の立場をとる方もいらっしゃいます。自民党の議員の方の質疑もそういった立場に立脚する内容でしたし、うなずける議論が多かったと思います。
 私は、「空洞化のおそれ」は否定しません。だからこそ、「空洞化につなげないため」の努力が不可欠だと思います。
 韓・仏間で結ばれた同種の合意文書に「唯一無二の特性を持つ措置であり、ほかのいかなる状況にも援用され得ない」と書きこまれているように、これくらい踏み込んだ歯止めを協定文書に記載してもよかったのではないか、とも思います。
 少なくとも、今後とも、今回の措置は、「法的義務に基づかない自主的な特別の措置であって、前例となるものではない」ことを、国内でも海外でも繰り返し確認・発信していく必要があります。

 来月には、昨年も参加させて頂いている「日韓未来構想」という枠組みの中で、韓国の議員と釜山で再会する予定もあります。
 ぜひ、今回の措置が、「未来志向の日韓関係」構築に実質的につながっていく道筋など議論したいと思います。
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外務委員会/幹事長室災害対策本部など

2011年3月24日

連休が明けて今週から、本会議や委員会が本格稼働を始めました。
  昨日は、私の所属する外務委員会でも審議が行われ、冒頭の黙祷に続き、松本剛明外務大臣より、G8等で外国の首脳から寄せられた心強い支援のメッセージなど報告を受けました。今後、被災された外国人の方の帰国支援、外国からの医療チームのコーディネートの問題など、具体的な課題解決へと審議が発展していくこととなります。
 
  今日は、朝から幹事長室災害対策本部の定例会議に幹事長補佐として出席。
  日々事態が進行していくので、それに沿って対応スキームも更新されていきます。そのスキームを共有する毎朝9時からの会議です。
  引き続き本部内で、各仲間の議員から受ける要望・提供事項の対応。
  お昼には、民主党災害対策本部総会に出席。
  午後も、計画停電の問題、ガソリンの問題、東京の水の問題など、情報共有・意見交換・対応協議のための会合が続きます。

  一部地域では、乳児に水道水の飲用を控えるよう呼びかけられました。
  私にももうすぐ3ヶ月になる息子がいます。
  赤ちゃんを育てるお父さん、お母さんが抱く不安は、私も共有しています。
  皆さんの不安を解消できるように、私もできる限りのことをしますので、ぜひ、皆さん、正しい情報に基づいて、落ち着いた行動をお願いします。
  くれぐれもチェーンメールなど出処の分からない情報で、右往左往することのありませんように。
  福島第一原発の近くで暮らしていたり、あるいは避難所住まいを強いられたりしているお父さんやお母さんは、あの3月11日以降、必死に不安と戦って子どもを育て守ってきました。今も、その戦いは続いています。
  そういったことにも、全国のお父さん、お母さんが思いを致して頂ければありがたいな、と思います。

大震災

2011年3月12日

  この度の東北地方太平洋沖地震で命を落とされた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災され方々にお見舞い申し上げます。

  現在、政府は、人命救助に全力をあげています。

  私も、幹事長補佐として幹事長室に詰め、情報収集・集約に務めています。

  仲間の議員から伝わってくる現地の悲痛な声を受け取る度に、胸の張り裂ける思いですが、一人ひとりがその務めを果たし、日本国民が一体となって、この国難を乗り越えていくしかありません。

政倫審出席要請の問題

2010年12月14日

  今日は、久々に議員会館へ。

  机の上にたまった各種会合・勉強会の事前資料。

  判定をして厚労省へとつなぐべき要請書の束。

  締切りが迫るいくつかの原稿。

  せっせ、せっせと仕事をして。

  午後からは、「新しい捜査手法のあり方と取調べの高度化」研究会に関する経過ヒアリング、のち、今後の行政刷新会議に関してのヒアリング。

  その合間をぬって、党本部にて幹事長補佐会議に出席。

 

  少し疲れを感じながら帰宅すると、テレビでは小沢元代表の政倫審出席要請をめぐって「予算編成・税制改正の大事な山場に、党内抗争をやっている場合か」との論調が多数を占めていました。

  たしかに、党内抗争をやっている場合ではありません。

  そして、党内抗争という構図に乗っかっていくことのないように、注意しなければなりません。

  今回の政倫審出席要請の問題は、疑惑を持たれ続けている党所属国会議員に対して、党幹事長が面会を要請し、その疑惑を払拭するために政倫審への出席を求めているというものであって、そもそも抗争でも何でもないはずです。

  にも関わらず、党内抗争という構図にあてはめていけばいくほど、民主党に対する信頼を低下させ、ひいては政治そのものに対する不信感を増し、国政を停滞させ、あるいは後退させてしまうと感じます。

  自民党は、国民に対して党内抗争を政権交代と錯覚させながら一党支配を続ける中で、自身も党内抗争で勝利することが目的化し、最後は政権与党であり続けることが目的となり、その目に余る国民不在の政治が、本当の政権交代を引き起こしたのです。

  私たちは、同じ轍を踏むわけにはいかない。

  真剣な政策論争を、予算編成と税制改正へとつなげ、国民の生活をよくすることが、今の私たちの最大の目的であり、仕事です

  

 

ロシアからの一人のキャスターのメッセージ

2010年12月 3日

 起きたときの雨模様も、出かけるころには晴れ上がって冬らしい青空。
 今日で会期終了です。


10:40〜   安全保障委員会

11:20〜   沖縄及び北方領土に関する特別委員会
12:40〜   代議士会
13:00〜   本会議
13:30〜   愛知県国会議員団会議

 イランでウラン精鉱数十トンが所在不明になっているとの報道や、「ヒ素を食べて増殖する細胞」の発見、ワールドカップ開催地の決定など、今日も気になる出来事がたくさんありました。
 そのなかで、必ずしもまだ大きく取り上げられていないニュースのひとつを紹介したいと思います。
 
 ロシアはいま、政権によるメディア支配が確立したとも言われています。真に独立していると評価できるのは、活字メディアでは「ノーヴァヤ・ガゼータ」(同紙の記者であったアンナ・ポリトコフスカヤ女史の暗殺についてはまだ記憶に新しいところです)、放送メディアでは「エーハ・マスクヴィ」、TVメディアは3大全国テレビ網とも事実上国営化されたと評されています。
 報道統制が進むロシアで、11月25日、1人の現職テレビキャスターが、「我が国のテレビは、政府の一部となった」とスピーチし、メディアの現状を批判しました。命を賭けた内部告発とも言えるこのスピーチの存在を、皆さんにも知っていただきたくて書きました。
 
 私は国会議員になってから特に、メディアに対して様々な感情を持つようになりました。率直に言って、「政権批判はともかく、政治家の揚げ足とりや、発言の恣意的な切り取り、ステレオタイプの政局論に無理やり押しこむような報道は辞めてほしい」と、マイナスの感情を持つことも多いです。
 集会で、支援者の方からは、民主党のメディア対応の不十分さも含めてではありますが、メディア批判をいただくことも少なくありません。
 でも、少なくとも、私たちの日本では、メディアが権力と対峙しています。
 「メディアが権力に追従せず対峙すること」、現在の日本では当たり前と思われている状態を勝ち取るために、命を賭けている人が、命を賭けた人が、命を落とした人が、この世界に現在もいて、その戦いを続けているということを、私たち日本人は、今一度知るべきだと思いましたので、今日、このニュースをお伝えしました。
 
 政権運営が思うように立ちゆかない責任のひとつをメディアに転嫁することは容易です。
 でも、少なくとも、メディアと政権与党とが対峙する状態を維持していることについて、私たち日本人は誇りを持つべきですし、その状態を維持するために努力を続けるべきだし、綻びが見えたときには戦うべきだと思います。
 「民主党はマスコミに金を配らないから、マスコミに叩かれるんだ」などという与太話が、まことしやかに流されることがあります。「うまく金を使っていい記事を書いてもらえばいいのに」などと笑いながら言う人に会ったこともあります。
 こういう冷笑主義の元にいる方たちは、このロシアのキャスター、レオニド・パルチョノフ氏の次のようなスピーチを聴いたとしたら、何を感じるのでしょうか。

 「テレビ記者にとって、政府高官は取材先ではなく上司だ。記者自身もジャーナリストでなく役人に成り果てた。テレビで批判や疑念を聞くことはない。私はテレビ界に24年間、身を置いてきた。これまで戦ってきたわけでなく、同僚を非難する資格はない。だが、少なくとも黒は黒と言うべきだ」

日弁連と意見交換/安全保障国際シンポジウム/行政刷新PT

2010年12月 2日

午前中、児童ポルノ関連改正案について、日弁連の方々と意見交換。
 法務委員会には所属していないものの、児童ポルノ関連法案検討WTの事務局長を引き続き務めています。
         

 13時30分より、東京ドームホテルにて開催されている防衛省防衛研究所主催の平成22年度安全保障国際シンポジウム「抑止か対話か―哨戒艦事件後の朝鮮半島」に出席。
 民主党政権によって日米同盟の希薄化がいまだに継続しているという認識が続いているならば、その認識を変えて頂けるよう積極的な発信が必要。また、ロシアの朝鮮半島政策について「ロシアは過去15年以上朝鮮半島危機に対して受身の傍観者であり続けたが、この立場が早急に変化することはない」旨の分析あり。

 議員会館に戻り、15時30分より行政刷新PTの総会に、主査として出席。
 引き続き、独立行政法人の個々事業見直しから制度・組織そのものの見直しへと改革を進めていくこと、また、PTとして政府に対して「平成23年度予算編成にあたり、仕分け第三弾の結果を反映していただきたい。一方、大幅な制度改正等を要するなど反映が困難な場合には、財務大臣と所管大臣との折衝等のプロセスをオープンにするなど、透明性の十分な確保に努めるとともに、その結果について説明を十分に行っていただきたい」旨の提言をすることなどが確認されました。
 仕分けの実効性を担保するために、今後も議論が続きます。



師走

2010年12月 1日

あっと言う間に師走。
 今朝の通勤途中、四谷駅に降り立ちました。
 青くて広くて高い空が広がって、少し冷たい凛々しい風が首の回りを吹き抜けて、気持ちのいい師走の初日を迎えました。
 
 一方で、師走を迎えたということは、平成23年度予算編成を初めとする年内課題への対応が、いよいよ大詰めを迎えたということでもあります。
 
 行政刷新PT役員としては、事業仕分け結果をいかに予算に反映させ実効を担保していくか。
 幹事長補佐としては、各団体から頂いた要望をいかなる優先順位で判断していくか。
 安全保障委員としては、先日確認された民主党としての防衛大綱の基本方針をふまえ、まさに「国民に安全を保障する」ための具体的戦略をいかに示していくか。

 そのほか、企業・団体献金廃止や国会議員定数削減など、民主党に期待された「政治文化の刷新」に関しても、今、確実に、実現に向けた歩みを進めています。

 今のままのスケジュールで言えば、今週金曜日に会期が終了するわけですが、だからといって東京での国会議員の仕事が終わるわけではありません。
 その後も、東京での仕事と地元での報告会等を、同じように大切に、両輪で前進していく。そんな覚悟を持った同期の新人議員がたくさんいます。
 今の民主党に足りないところを、私たち議員一人ひとりが補い、前に進めていくんだという、そんな思いで日々の仕事にあたっています。

 だからこそ、皆さんにも、政治に対する関心を持ち続けていただけますように、心からお願いしながら、今日5つ目の会議に行ってまいります!
 

大阪らから地元へ

2010年11月29日

  大阪から日帰りで地元に戻り、週末は、会議や打ち合わせ、ご挨拶回りに追われました。
  特に今年は、年明けに出産を控えて、年末年始の行事への参加が難しいので、一足早く挨拶に行かせて頂いているのですが、なかなか皆さんの元を回りきれません。
  もどかしい思いが続きますが、できるだけ足を運べるよう頑張ります。

北朝鮮に関する決議/地元商工会の皆さん

2010年11月27日

ただ今、本会議から戻りました。
 午後10時5分。補正予算が成立しました。

 今日の本会議では、補正以外にもいくつか大事な決議が通りました。
 何と言っても、一番大切なのは、「北朝鮮による韓国・大延坪島砲撃に関する決議」です。
 「北朝鮮の砲撃を強く非難」し、「韓国政府の立場を支持」し、「北朝鮮に対する国際的な圧力を高めるため、韓国及び米国を始めとする関係各国との連携強化に一層努力」することを内容とするこの決議。全会一致で衆議院としての意思を示すことができたのは、当然とはいえ、重要なことです。

 そろそろ帰宅します。
 今日は、少し長めの一日でしたが、最後に下の写真を。
 今朝方、会館に足を運んでくださった、尾張旭・長久手・日進・東郷・豊明の商工会の皆さんと一緒にパチリ。
 本当に、いま、中小・零細を支える商工会の会長さんや会員の皆さんは大変なご苦労をされています。
 要望・提言、しっかり受けとめ、期待に応えるよう頑張ります。



補正予算

2010年11月26日

 ただいま、午後9時。本会議と本会議の合間、補正予算に関する両院協議会待ちの間にこれを書いています。
 今日午後の参議院本会議で補正予算が否決され、参議院と衆議院の議決が異なることとなったので、まさに今両院協議会が開催されているころ。
 両院協議会で意見が一致する見込みはないので、午後10時前後に再び衆議院本会議が開催され、憲法60条2項に則って、衆議院の議決どおり補正予算が成立することとなるはずです。

 今回のように、衆議院が予算を可決した場合には、基本的に予算は成立するわけです。でも、新聞などには「予算を人質にとって、野党が問責で揺さぶりをかける」というような記事がのりますよね。いずれにしても成立する予算をなぜ人質にとるということが起きるのか、私は以前不思議に思っていました。
 予算が成立する場合というのは大別して3パターンです。

? 参議院が衆議院と同じく可決
? 参議院が衆議院と異なり、否決をして、両院協議会を開いても意見が一致しない
? 参議院が衆議院の可決した予算を受け取っても30日以内に議決しない  

  今回は、参議院が否決とはいえ、議決をしたわけですから、?のパターンです。少なくとも、今行われているように両院協議会を開くことができ、今日中に衆議院の議決どおり予算が成立します。
  では、参議院がそもそも「議決をしない」場合どうなっていたか。?のパターンに突入することになり、30日を待つ必要があったわけです。
  補正予算は、「補正」すべき緊急の必要性があるから組んでいるわけで、30日とはいえ先送りになったら、自治体行政に迷惑をかけ、ひいては自治体の住民の皆さんの暮らしに迷惑をかけます。
  与党としては、こういう迷惑をかけるわけにはいかないから1日も早く成立させたい。せめて?のパターンでいきたいわけです。
  それに対して、野党としては、?のパターンに持ち込みたい。そのために「参議院で大臣に問責を出して可決をする→問責が可決されたような大臣が出席する場での審議はできない→審議ができないので予算の議決もできない→予算の成立は遅れるが致し方ない→それは野党のせいではなく、むしろ問責が可決されたような大臣をとどまらせている与党のせいだ」こういうロジックが、いわゆる「揺さぶり」なんだろうと思います。

 柳田前法務大臣の発言が、今回大きな「揺さぶり」の火種になりました。
 私は、大臣の責任問題と予算(法案も同様ですが)の成否をリンクさせることは、与党・野党ともに極力控えるべきだと思っています。
 
 野党は、大臣に問題があると考えれば、その責任を追求していくのは当たり前。でも、その責任追及と予算審議はできる限り両立させるべきです。どちらも仕事ですから。「大臣辞めないと、予算を審議しないよ」というのは、余程のことがない限り理解を得られない。

 与党もしかり。「大臣は辞めたんだから、予算を審議してね」という姿勢は控えるべきだと思っています。相手の土俵に乗っかるようなもので、これもまた残念だと思います。

 このような考えは、一定期間政治の世界にいる人々からみれば、「そうはいっても、政治は駆け引きだから」と映るのかもしれません。
 また、野党の側に立てば、使える武器は使わなければ到底政権奪取はできないということなんだろうと思います。

 それでも、「政治の当たり前」を、改めて国民の側からの常識に立って見直すことは、無駄な作業ではないと思うし、それもまた新人議員に期待されていることのひとつではないかと感じています。

 そんなことを考えながら、ただいま9時40分。もうすぐ予令が鳴ります。
 廊下を走れない今、予令が鳴ってからでは間に合わないので、本会議場へ、行ってまいります!

北朝鮮の砲撃と防衛大綱案

2010年11月25日

北朝鮮による韓国延坪島への砲撃から2日が経ち、民間の方2名を含む4名の方の死亡と20名の方の負傷が確認されました。
強い怒りを覚えるとともに、日本の安全保障体制を正面から議論する切迫した必要性を感じています。
折しも、昨日から、外交安全保障調査会がスタートしました。
まずは、党として防衛大綱案のとりまとめが喫緊の課題です。

昨日、そして今日と、連日活発な議論が続いています。
安全保障というと、「民主党は右から左まで考えがばらばらだ」というような不安をお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、民主党議員全員参加可のこの場は、決して、いわゆる神学論争のような先の見えないすれ違いの議論の場にはなっていません。
現在の北東アジアにおける不安定・不確実なリスクに対して、日本政府として日本国民を守るための万全の備えをしておく必要性をしっかりと共有しています。その上で、政府与党である民主党として、防衛大綱に盛り込むべき根幹部分を、幅広い見地から議論しています。

非常に前向きかつ建設的な議論となっていますので、今後発表される防衛大綱、ぜひ関心を持って読んでいただきたいと思います。

政治改革推進本部総会

2010年11月19日

  政治改革推進本部総会第2回の開催。
  前に第1回の状況をお知らせしましたが、今回も引き続き「国会議員歳費の1割削減」について、活発な意見交換がありました。
  前回仕分けのブログでも書きましたが、同じ党内の議員であっても、最初から全く同じ意見というのはかえって不自然。
  普段同期で仲良くしていても、あるいは、先輩議員に対しても、意見が違えば理由とともにそれを述べる、その積み重ねでひとつの結論に達していく、結論に達すれば全員でそれを実現していく。
その過程で、真剣に政治家としてお互いの意見を戦わせれば、当然激しい議論にもなるでしょう。それが健全な民主主義だし、健全な民主党だと思います。
今回の歳費の議論も、こういった健全な過程をたどって、「国会議員歳費の暫定的な1割削減」という方向でまとまりました。

私は、「他党がやるからでもない。世論に押された人気取りでもない。自分たちが正しいと信じた『政治家が率先して身を削る』約束を実現するために、今できることはやるべきだ。」と発言し、「1割削減やるべき」との意見を言いました。
一方で、歳費が際限なくカットされることで、民意を幅広く吸収し政策を立案・実現するという政治家の「政治」という仕事が、満足にできなくなる怖さも感じています。
だから、「暫定の1年の間に、定数削減の道筋をつけたり、政策スタッフの拡充を議論するなど、予算削減と政治活動のバランスをとる中身ある議論を進めたい」という趣旨をあわせて発言して、「暫定」にも賛成しました。
皆さんも、この問題については、さまざまなご意見あると思いますが、まずは今の状況のご報告でした。

そのほかにも、仕分け中にたまった仕事を片付けなければ!と少し焦りながら、この週末も地元に帰ります!

仕分け第三弾「再仕分け」を終えて

2010年11月18日

  11月15日からスタートした、仕分け第三弾「再仕分け」を終えました。
  もちろん、並行して、安全保障委員会審議、本会議にも出席しながらの作業ですので、気ぜわしく永田町と五反田を行き来する3日間でした。

  第一弾は傍聴人として、第二弾は調査員として、第三弾は仕分け人として、この仕分けに関わってきました。
実際に「仕分け人」を務めてみて、「仕分け」のキーワードが二つ浮かび上がりました。

1つは、やはり「公開」。
もう1つは、「目的と手段の区別」。

「公開」の場で仕分けを務めると、痛いほどに、現場の傍聴人の方の「眼」、さらには、ネット中継の向こう側にいる無数の「眼」の厳しさを体感します。
「仕分け」を受ける側も、同様の、またはそれ以上の感覚を持たれていると思います。
「仕分ける」側も、「仕分けを受ける」側も、この「眼」の厳しさにさらされているからこそ、まさに真剣勝負です。
 この点、「仕分ける」側も民主党、「仕分けを受ける」側も民主党、民主党同士が違う立場で別の意見を述べ合うことがおかしいという受け止めもあったかと思います。
でも、考えてみてください。お互い民主党議員であっても、優先順位のつけ方に意見の違いがあるのは当たり前。
重要なことは、この違いを、いかなる判断要素で議論をし、結論に結びつけていくかです。
密室でばかり意見のすり合わせをすると、その判断は、予算が流れる先との『人間関係』『選挙区事情』、場合によっては『選挙に勝つため』という政治家同士の意気投合で結論に導かれかねない。
でも、公開の場では、ゆめゆめ、『随分お世話になっているもので』とか『選挙区の事情もありまして』とか、ましてや『これを通さないと選挙に厳しい』などということは許されない。
公開の場であることによって、議論の土台は『この税金の使い道は国民生活にいかに役に立つのか』という正論同士のぶつかり合いになるわけですから、それが口論に達するほど激しいものであったとしても、有意義なものだと感じています。
それが、公開の力、国民の「眼」の力だと思います。

もう1つは、「目的と手段の区別」。
第一弾や第二弾は、仕分けを受ける側の説明の多くが、「この事業の目的がいかに大切か」ということに費やされていました。
しかし、今回の第三弾では、「大切な目的を達成する手段として、この事業は効果的か」という議論にかなり入っていくことができたように感じています。
「目的」の大切さと「手段」の効率性を区別して議論しなければ、税金の無駄はなくならない。
このことを、国民の皆さん、政治家、官僚が共有できたことは、大きな成果であったと思っています。

さて、今後の「仕分け」で浮かび上がった課題。
「国会議員」による「公開」の場における「事業手段の効率性」議論の場として、今回「仕分け」がクローズアップされました。
この役割を果たす場として、本来予算委員会と決算委員会という場も設けられているわけですが、これが機能していない。機能していなかったからこそ、「仕分け」が非常に新鮮に、驚きをもって受け止められたという面もあると思います。
予算を事前に議論し、決算を事後的にチェックする。本来の委員会が、本来の機能を果たせるように、やはり国会運営のあり方を見直す必要があるということは、1つの大きな課題です。委員会における実質的議論の時間をもっと確保し拡充すること、さらに「公開」度を高めるべく傍聴・テレビ中継などへのアクセスをより工夫することもできそうです。

いずれにしても、「仕分け」現場に足を運び傍聴してくださった方、中継を見てくださった方、関心を持ってくださった全ての方に感謝したいと思います。

  

再仕分け初日

2010年11月15日

  尖閣ビデオをめぐる問題を理由に、予算委員会や本会議が空転。
ビデオ問題は議論すべき重大問題だと思うけれど、これを口実に、他の重大問題を議論する場をボイコットするような国会運営はやめてほしい。
よく、「野党時代の民主党もやっていた」と言われるが、現在の民主党議員の結構な数は1期の議員。
国民の皆さんが納得できる国会活動を!という志で入ってきたのだし、せっかく自民・民主ともにそろって与党・野党双方の苦しみを経験しているこの時代に、運営を変えるべき。
  夕刻には、仙石官房長官と馬渕国交大臣の不信任決議案が提出されて、深夜国会へ。

  その合間を縫って、再仕分けの初日を迎えて、気ぜわしい一日。
  私は、再仕分けAチームで、主に外務省関連事業を担当してますが、今日は総務省関連の「宝くじ事業」「住基ネット事業」の再仕分けに登板しました。
  いずれも、私たちの暮らしに身近な事業です。
  どんな風に私たちの税金が使われ、どんな問題点があり、解決の道程のいかなるステージにあるのか、興味ある方は、ぜひ、「行政刷新会議」のホームページ等も参照してみてください。

     午前   会館内で資料読み込み等
     午後   新聞社の取材を受けている最中、てっきり夕方以降に延期と思っていた仕分け作業が、「定刻どおり開始される」との連絡。時計をみたら開始まで45分しかないので、取材を早めに切り上げていただき、五反田TOCの仕分け会場へ急行。
     
     15:30?18:00   仕分け作業


     21:00?22:50   本会議にて2つの不信任案を否決
                   タクシーでの深夜帰宅を覚悟していたものの、電車がある時刻に帰宅できて、ほっと一安心。
     
          

内訟録

2010年11月13日

   細川護煕元総理が書かれた「内訟録」、読み終えました。
   昨晩、仕分け関連の諸々を終えて、帰りの電車で読み進め、駅に着いて電車を降りてもページを閉じることができず、ホームのベンチで読み続けて読了。以前は、よくあったことですが、最近では久々です。
   1993年8月から翌年4月までの非自民連立政権。政治改革を旗印に掲げて自民党から政権を奪取しながらも、政権につくなり、内政では円高による景気後退へのテコ入れ策・ウルグアイラウンドでのコメ市場開放問題への対処・消費税ならぬ「国民福祉税」7%構想の打ち上げは着地せず、対応に追われる一方で、国外に目を向ければ北朝鮮の核開発に伴う朝鮮半島危機が視野に入ってくる。
   17年を経て再び自民党から政権交代した今と比較したとき、立ちはだかる壁の重なりは驚くほどです。
しかし、少なくとも、細川政権は1994年4月、政権の旗印であり使命であった「政治改革法案」を成立させ、中選挙区から小選挙区比例代表並立制への移行という約束を実現させた。
私たちも、政権交代の「旗印」であり「使命」を実行に移すべく、国家公務員人件費削減・国会議員人件費削減によって行政・立法への信頼を回復し、仕分けによって税金の使途への信頼を回復した上で、財政再建・社会保障再建の道筋を示す。あと、3年足らずの間に、成し遂げなくてはならない山は連なっていますが、必ず乗り越えていきます。

政治改革推進本部総会、JOCA(青年海外協力協会)視察

2010年11月12日

来週からの仕分けを前に、目のまわるような忙しさ。

 午前   政治改革推進本部総会
       インターネット選挙解禁法案・議員歳費日割り法案・議員歳費削減法案について、議論伯仲。とりわけ後二者については、「隗より始める」姿勢を見せる必要性・その緊迫性の認識に関しては、大きな乖離はないはず。にもかかわらず、その手順・議論のあり方についての意見相違が、必要以上に乖離を大きく見せている気がしてなりません。活発な議論が、ブレーキではなくアクセルとして稼働するように、同期とも意見交換を続けます。

  昼   岡田幹事長との昼食懇親会
       東海ブロックを中心とした1期生と幹事長との意見交換。幹事長室でお弁当を食べながら。同じ1年2ヶ月という経験を積みながら、それぞれに感じている「これからの民主党」の課題を率直に述べ合い、中身ある時間を過ごせました。私からは、「与党政権として党綱領作成と憲法調査会を、できる限り早く稼働させてほしい」ということを申し上げました。

 午後   JOCA(青年海外協力協会)視察。
       大切な事業であることのご説明と、大切に予算を使っていることのご説明の切り分けに、先方のとまどいを感じる。いずれにしても、時間の限られた本番を実りあるものにするために、準備段階では時間を惜しまず、先方のお話を伺う。         


       
        会館に戻ってすぐ、幹事長補佐として陳情要望対応本部の打ち合わせ。

        さらに、その足で、内閣府へと向かい、仕分け本番に向けた打ち合わせ。山と積まれた資料を目にすると、否が応でも緊張感が走る。
        「仕分けにんぷ」として、ギリギリまで、ベストを尽くします!

JICA本部仕分け現地ヒアリング、本会議

2010年11月11日

 午前中  JICA東京へ、仕分け現地ヒアリング。
       おとといのJICA本部、昨日のJICA二本松に続いての訪問。
       「大切な事業か否か」ということと「大切に税金が費やされているか否か」ということは別問題。
       事業を支えている多くの皆さんの志には敬意を払いつつ、「仕分け人」としては、きっちり事実を詳らかにしていきたいと思っています。


  午後   代議士会に引き続き本会議。
       国家公務員の給与が、今回は、人事院勧告水準にとどまってしまったという結果だけみると残念です。が、「国家公務員人件費2割削減」の公約達成に向けて、年明け通常国会以降の工程が見えてきたことは前進。
       同期の志を同じくする仲間とともに、前回代表選前、菅総理に直接申し入れた重要な約束ですから、今後とも、工程表を実現にむけるべく努力を続けます。

        会館の部屋に戻り、仕分け資料の読み込み、陳情要望書類の整理などなど、溜まった仕事の片付け。

        今日は、これから、民主党東海ブロック議員団の懇親会に行ってまいります!

仕分け現地ヒアリング。

2010年11月10日

  福島県のJICA二本松へ。
  仕分け本番とは違い、あくまで事前ヒアリングですから、「問題点」ありきで乗り込むという心持ちではなく、事前の調査・分析で生じた「疑問点」を現地で解消できるかどうか丁寧に見せていただき、説明を伺うというスタンスでいます。
  マスコミの方もみえて、問題点等について質問を受けましたが、このような観点から具体的な指摘をすべき場面ではないと考えているので、答えるのに苦慮しました。とはいえ、せっかく現地まで来て頂いているし、マスコミの方を通じて国民の皆さんの関心に応えることも大切なので、バランスですね。 

  もちろん、東京へとんぼがえり。
  明日も引き続き現地ヒアリング。本会議もありそうです。

陳情要請対応本部会議、仕分け現地ヒアリング、福祉の現場など

2010年11月 9日

午前中は、諸々の会議のなか、「陳情要請対応本部会議」に出席。
  厚生労働省担当の副本部長補佐として参加です。
  税制改正のキーワードは「公正・透明・納得」ですが、陳情要請対応についても、同じ言葉がキーワードになると思います。窓口としての対応が、できるだけ透明で、公正だと納得いただけるものになるよう、慎重な心配りが必要です。


  午後は、仕分け現地ヒアリング。
  大野元裕参議院議員そして、民間仕分け人の松本さんとともに、千代田区のJICAへ行ってきました。
  再仕分けですから、「仕分け結果」がいかに反映されているか、その反映は十分なものか、これを問います。
  とくに、地元でも、「仕分けって結局どうなったの?」という声が多いなか、「仕分けすること」が目的ではなく、「仕分けが予算や組織ガバナンスに反映されること」が目的ですから、この再仕分け、重要です。


  会館に戻った後、地元の方と懇談。尾張旭市内での福祉の現状について、貴重なお話を伺いました。


  さらに、仕分けの事前準備を進めるなか、「スッキリ!」の取材を受け・・・

                  
  その後、陳情要請書類のチェックなどなど、今日も長い1日です。

医療講演会

2010年11月 6日

地元に戻ってきました。

 写真は、大府市勤労文化会館での「あおぞら会」の皆さんとの医療講演会です。
 会長さんの言葉「ケネディ大統領が『国が国民のために何をしてくれるかではない、国民が国のために何ができるか』と問いかけた。私たちも、今、自分たちができることを国に対して示していこう」
 難病を患いながらも、明るく前に進んでいく皆さんの強さに甘えず、その強さに応えられる政治を実行していきたい!そんな思いでいっぱいになりました。

 また、夜は、瀬戸の県会・市会議員の先生と打ち合わせ。
 なかなか会期中の平日は戻れない今、土日の夜は、地元の思いを知り、何ができるか考えて、東京に持っていく貴重な時間です  
             

尖閣ビデオ

2010年11月 5日

朝起きてニュースをつけたら、尖閣ビデオが流れていました。
誰が、いつ、誰に対して、なぜ、このビデオを流したのか、速やかな調査が必須。
外交カードが、政府の意思とは別に流出するというのは、あってはならないことです。

午前中、妊婦検診に行ってきました。
現在30週。お腹の中では、子どもちゃんが、順調に体重を増やして現在1490g。
1月前半に、この世に登場する予定です。

午後、議員会館にて、書類整理、名刺整理、たまった資料の読み込みなど。

その後14時から「捜査手法、取調べの高度化を図るための研究会」傍聴。

この週末も、地元に戻ります。

「税と社会保障の抜本改革調査会」,「外務部門会議」など

2010年11月 4日

午後イチで2時間の本会議に出席。補正予算をめぐる野田財務大臣の財政演説に対する質疑。

 その後、「税と社会保障の抜本改革調査会」勉強会に出席。藤井裕久先生が、「公平・透明・納得」のキーワードに沿って、消費税議論の進むべき方向を、とてもわかりやすくお話しくださいました。今、「わかりやすい」ということが時代のキーワードの一つとなっています。私も、地元の皆さんにいかに「わかりやすく」国会の状況や自分の考えを伝えるか、日々悪戦苦闘しています。今日の藤井先生の話を聞いて、「わかりやすく」人に説明するためには、その何十倍、何百倍、何千倍もの知識と経験、そしてそれらに裏打ちされた確固たる自分の考えの基盤が要求されることを痛感しました。

 引き続き「外務部門会議」に出席。外交をめぐり、矢継ぎ早に問題が山積しています。ハワイでの日米外相会談、ハノイでのASEAN関連会合、この日程の中で日中首脳会談が一旦見送られた上での懇談があり、一方メドベージェフ露大統領による国後島訪問、太平洋をまたいでオバマ民主党の大敗など、様々なテーマが議論の俎上に上がりました。
 とりわけ、アメリカ中間選挙の結果と評価は、今の日本の状況と重なる部分が非常に多く感じられます。2009年、日米ともに熱い政権交代を果たしました。しかし、経済・雇用問題について新政権の取り組みは不十分だという不安が通奏低音となって鳴り響き、2010夏、日本では参議院選挙での民主党敗北、そして今回の米中間選挙でのオバマ民主党の敗北という結果を招きました。日本もアメリカも、国会の「ねじれ」という壁に立ち向かいながら、それでも内政・外交ともに政治を前進させていかなければなりません。政策を実現させていかなければなりません。とりわけ、日本では初めての本格的な政権交代を経て1年余りが経過した今、「ねじれ」があっても、あるいは、政権交代があっても、国益の中核部分を守るための政策については、連続性をもたせた実行が可能となるような仕組みを、今こそ作らなければなりません。社会保障・安全保障について、超党派での「実質的な」議論の場を作るべきだと思っています。

 夜には、私と同世代の皆さんの勉強会に、スピーカーとして招かれて出席。検察をめぐる様々な問題。とりわけ9月後半から10月前半の2週間足らずの間に起きた、
?検察官による証拠捏造問題、
?尖閣諸島沖不法侵入漁船の船長釈放、
?小沢議員の強制起訴、
こういった問題について、ざっくばらんに意見交換ができました。私は、それぞれの問題は、
?準「司法」組織としての検察のあり方
?「行政」組織のトップたる内閣と検察の役割分担の問題
?国民そしてその代表としての国会(「立法」組織)と検察の役割分担の問題
につながり、ひいては三権分立の根本に関わる問題だと考えています。意見交換は、裁判員制度や強制起訴制度に対する疑問や今後のあり方について、あるいは政治のプレーヤーないし「第4の権力」としてのマスコミ論へと発展し、3時間弱に及ぶ刺激的な頭の体操になりました。

初めての代表選挙?菅総理誕生

2010年6月 4日

  先ほどの本会議、首班指名で、菅直人総理大臣が誕生しました!
  
それに先立つ、民主党代表選挙は、私にとって初めての代表選挙でした。
  選挙は、政治の原点です。
  だからこそ、今回の選挙に臨む姿勢は、今後の自分の政治家としての姿勢を問われるものだと思いました。
  だからこそ、しがらみから解き放たれた選挙で、しがらみのない政治を再出発させたい。
  自分の頭で、自分の心で、まっすぐに考え、感じ、判断し、行動したい。
  そんな思いで、昨日1日を過ごしました。
  
今回の民主党代表選挙は、イコール総理を選ぶ選挙です。
  そうであれば、やはり、クリーンさとともに、政策を実行するための経験が必要だと考えて、私は菅さんに1票を投じました。

  ぜひ、みなさん。
菅総理を先頭に、クリーンでオープンな民主党が、約束した政策を実現していく姿を、今一度見てください。
  
  政策実現を託された1人の国会議員として、私も全力を尽くすことを、改めてお約束します。
  

遅らばせながら「時効一部撤廃」のご報告

2010年5月 1日

今日は、先日、私が所属している法務委員会で成立した「時効撤廃」のお話を。

4月27日、殺人事件の時効撤廃法案が、衆議院・本会議ともに賛成多数で可決され、成立しました。

私も、この法案審議に際しては、法務委員会理事として2度質問に立ちました。今回画期的だったことの一つは、成立した当日に、施行までこぎつけたことです。
成立した法律が施行されるには、閣議・陛下への説明・官報への掲載が必要であり、1週間程度かかることが普通です。

でも、今回は、27日から28日にかけての午前0時に時効が完成する事件がありました。審議の過程では様々な意見がありましたが、成立させた以上、できる限り施行・適用に不平等があってはならないという思いも含めて、異例のスピードで施行に至りました。
私も、検察官として、あるいは、国会議員として、犯罪被害者遺族の生の声を聞いてきました。「時効が完成した瞬間、犯人が万歳をする姿が見える。その瞬間、殺した犯人は永久に罪に問われず、殺された家族は永久に帰ってこない」。
こういった無念の声に、少しでも応える第一歩を踏み出せたことは、嬉しく思っています。

一方で、事件から長い時を経て、突然に容疑をかけられたとしたら、アリバイを証明できるのか。冤罪のおそれという視点から、今回の法改正を懸念する声があることも事実です。
冤罪で17年半という期間、刑務所に入れられた菅家さんの例をみるまでもなく、冤罪は起こしてはならない。
しかも、無実の人を逮捕・起訴することは、真犯人の逃亡を国家が助けるような
ものです。
初動捜査の強化・取調べの可視化等、冤罪を起こさず真犯人を確保するための方策を、さらに練り上げていきます。

また、今回の時効廃止・延長の対象は、「人の命が奪われた事件」が対象ですが、「魂の殺人」とも言われる性犯罪、あるいは子どもが被害者となる犯罪についても、積極的に議論していきます。

財務金融委員会でJBICに関する質問をしました

2010年3月23日

 3月17日、所属する財務金融委員会において、質問の機会がありました。
 前回、予算委員会の分科会での質問に続き、2度目の質問です。

 委員会所轄案件を広く対象とする一般質疑とは異なり、
 各委員会に提出される個別の法案についての質疑でした。
 (でも、野党の方はとくに、個別質疑でも、法案とは全く関係ない質問をすることがままあるんです。
  私は、個別質疑ではできるだけ当該法案の議論をする。そして一般質疑の時間は別でしっかりとる。という風に区別を明確にした方が、建設的な委員会審議になるのでは、と感じています。)

 私に与えられたテーマは、JBIC(国際協力銀行)に関する法改正。
 これまでのJBICの3つの業務目的に加えて、「地球温暖化防止等の地球環境保全のための海外における事業促進」という目的を追加する法案です。
 
 最近、海外インフラ事業輸出において、対外国との日本の競争力を憂う声が多く聞かれます。
 この法改正によって、必ずしも日本企業による進出が先行しなくても、環境にやさしい海外インフラ事業(太陽光発電やエネルギー効率の高い発電所整備など)にJBICが積極的に支援に乗り出すことができるようになります。
 このJBIC支援は、鳩山イニシアティブで宣言された「3年間で1兆7500億円の途上国への環境支援」を行動に移すものであると同時に
 JBIC支援が呼び水となってリスクを分担することになり、高い環境技術を持つ日本企業の競争力を強めることにもなります。
 まさに、「経済と環境の両立」の要となる、大事な法改正です。

 質問は4問
  ?目的追加によって可能となる新しいプロジェクトの具体像。新成長戦略の中の位置づけ。
  ?単なる環境支援に終わることなく、日本企業の競争力を強化し、日本経済成長へとつなげるための戦略。
  ?プロジェクトごとに環境支援(CO2削減)の成果を数値化するための具体的方策。
  ?JBIC支援によって途上国で削減されたCO2について、日本のカウントとなる枠組みづくりに向けた努力。

 ??は菅大臣へ、?はJBICのCEOへ、?は福山外務副大臣へお尋ねしました。
 
 とりわけ、?については、日本の政策金融が支援し、場合によっては日本の先端技術を用いて、途上国のCO2が削減されるわけですから、ぜひ、日本のカウント(対90年比25%減)となるべきだと、強く意見を申し上げました。
 「乾いた雑巾を絞る」という言葉がよく聞かれますが、本当に、血のにじむような努力でエネルギー効率を高めている日本企業と働く皆さんのために、更なる外交努力をお願いし、福山副大臣からは、「日本が世界に誇るクリーンな技術、インフラ、生産設備などの提供を行った企業の貢献が適切に評価されるよう、新たなメカニズムの構築に向けて積極的に参加をしていく」との答えを頂きました。

 この法改正が、ともすれば「成長戦略が見えない」といわれる日本経済の突破口のひとつとなるように、そして環境立国日本のリーダーシップを示すものとなるように、今後ともしっかり取り組みます。

質疑の様子は、衆議院のwebサイトから動画で見ることができます。お時間がある時ぜひご覧ください。
 

 
 

衆議院議長公邸

2010年3月 6日

 先日、本会議を終えた後、衆議院議長の公邸に、初めて行ってきました。
 
 決して華美な公邸ではありません。
 
 でも、絵や彫刻など、日本美術が控えめに彩りを添えていて
 お庭は、すがすがしく整えられ、池には鯉(金色の鯉も!)が泳ぎ
 落ち着いた和室からは、その庭が一望できる(雪景色や桜の景色は、一段と素晴らしいはず)
 とても上品な公邸でした。

 また、何より勉強になったのは、横路議長のお話。
 横路議長は弁護士さんで、法曹としても政治家としても大先輩です。
 「議員は、質問をして、成長をしていくんだよ」
 「質問には、しっかり事前準備をしていくこと」
 「時間がないと言ったらいつまでもない。時間をつくって、映画を見るのも人生の学びだよ」

 本当に貴重なたくさんのお話を伺いました。
 
 たしかに、検察時代を考えても、質問は事前準備が勝負。
 聞く人が聞けば、どれだけ準備したかは、一目瞭然です。
 時間はいくらあっても足りないけれど、時間をつくって、自分の中の糧を増やさなければ!と
 改めて自分に約束した夜でした。

初質問に立つ!

2010年3月 3日

 先週2月25日、初質問に立ちました。
 予算委員会の第6分科会にて、赤松広隆農林水産大臣に質問。
 テーマは、地元日進市の里山、東部丘陵の保存です。
 この東部丘陵には、トウカイモウセンゴケ、シラタマホシクサ、モンゴリナラ
といった希少な植物が生きています。
 ギフチョウが飛び、オオタカが舞い、キツネも姿を現す、豊かな里山です。
 そして、保安林として指定され、近隣の住民の住環境を土砂流出から守ってい
る山でもあります。
 
 この里山に関して、今、鉱業権(鉱物を掘る権利)を持っている開発業者さんから愛知県へと、保安林指定解除の申請が出ています。
 これまで、同様の事例で保安林指定解除が不許可となった事例が、なかなか見
当たらないのです。
 だからこそ、地元の皆さんが、ものすごく不安に感じている。
 この件が国の判断へと進んでいき、農林水産大臣が解除を許可してしまうと、この里山の植物が、生物が、里山が守ってきた近隣の住民の安全が、危険にさらされてしまう。
 
 そんな状況の中で、ぜひ大臣には、『解除を許可しないで頂きたい、里山を守ってほしい』という、地元の皆さんの声を伝えてきました。 大臣からは、?大臣あるいは副大臣が現地を見ていただくことのお約束、?「過去に不許可にした例があろうかなかろうが、そんなことは関係ありません。私どもの新しい体制のもとでの政権の判断でもって、あるいは農林水産省、農林水産大臣としての判断でもって、これはきちっとやらせていただきたい」との力強い言葉を聞くことができました。

 この議事録は、おってホームページにあげていきたいと思っていますので、ぜひお時間あればご一読いただけるとありがたいです。

 開発業者さんの利益にも配慮しなければならないという点をふまえつつ、約60年前に立法された鉱業法そのものの問題点も指摘させていただいてます。

質問の様子は衆議院のwebサイトから動画で見ることができます。お時間がある時ぜひご覧ください。

100日

2009年12月27日

 皆さんに国会へと送り込んでいただいて、100日が経過しました。
臨時国会を終えて、いまは、地元で、その国政報告を続ける日々です。

 国会では、委員会ごとの審議が中心となって、法案をまとめていきます。
 私は、財務金融委員会の委員であり、法務委員会では委員会運営をとりまとめる理事を務めています。
 金融「ボーイズ」いっぱいの委員会で唯一の女性委員として、また、検察官の経験を少しでも国民の皆さんに役立てるように、がんばっています。

 今回の臨時国会で、財務金融委員会が作った法律は、「中小企業金融円滑化法案」。
 中小企業、零細企業、町の工場、商店街の小さな商店。
 従業員のくらしを抱え、懸命にふんばっている自営の社長さん。
 不況の中、地域で必死に働く皆さんの、資金繰りの不安を少しでも安心に変えて、年を越してもらいたい。
 一部野党の議員に出席いただけない中、こちらも必死の思いで、何とか臨時国会で成立をさせることができました。
 今後、この財務金融委員会では、まさに国のお財布(≒私たちが払っている税金)をどうやりくりしていくのかが問われます。公正・納得・透明の財政運営は、多くの皆さんが、新政権に期待しているところだと思いますので、しっかり取り組んでいきます。
 

 法務委員会では、国家公務員管理職(裁判官・検察官)の給与引き下げの法律を作りました。
 民間で働く方々と、経済的な苦しみを少しでも分かち合うという観点からの法律です。
 今後、この法務委員会では、冤罪(えんざい)をなくすための『取調べの全面可視化』の問題、『選択的夫婦別姓制度』の問題、あるいは『成人年齢を引き下げるべきか』否かの問題など、この国の司法のあり方、家族のとらえ方、成人としての義務と権利の考え方、この国の根幹に関わる議論がスタートすることと思います。
 まさに、国民一人ひとりの、思想・良心・家族観・価値観が問われる問題が山積しておりますので、ぜひ、ご意見をいただければと思いますし、直接膝をつきあわせて意見交換したいので、ぜひ小さなお集まりにも、私、山尾しおりを呼んでください。
 
 私個人の課題としては、「子どもを犯罪から守る」「子どもに優しい司法」の第一歩として、子どもを被害者とする犯罪の時効の問題にも、取り組んでいきたいと思っています。
 子どもは、犯罪被害に遭っても、それを伝えるすべを持ちません。自分が被害に遭ったということすら分からないこともあります。それどころか、「自分が悪い子なんだ」と自分を責めながらひとりぼっちで苦しんでいる子も少なくありません。
 にもかかわらず、被害に遭った子どもが成長して、ようやく、犯罪被害を訴えるすべを知ったとき、その勇気を持ったとき、時効の壁に阻まれて、裁判ができない場合が少なくないのです。
 被害者にとって、裁判は、「あなたが悪いんじゃない」とはっきり認めてもらう場でもあります。
 しかも、裁判で犯人を処罰することが、同様の犯罪の繰り返しを防ぐ第一歩です。
 犯罪被害を生き抜いてきた子どもたちが、裁判で、胸を張って「生き直す」ことができるように、この時効の壁を突破したいと、思っています。

 政権交代を選択していただいて、最初の100日間。
 
 国会での「政」冶主導、事務次「官」会議の廃止、「業」界団体からの陳情手法の抜本改正などで、政・官・財の癒着を断ち切りました。
 誰でもいつでも傍聴自由の「事業仕分け」、税制改正議論のインターネット中継などで、税金の使われ方を議論する過程を透明化しました。
 2010年度当初予算案で、公共事業を1兆3000億削減する一方で、一般歳出の5割以上を社会保障費にあてるなど、「コンクリートから人へ」の大転換実現の第一歩を踏み出しました。
 
 政治主導の政治は、つまるところ、国民主導の政治です。
 どうぞ、皆さんに選択していただいた新しい政権を、皆さんの手で育てていただけますように。
 この年の瀬も、山尾しおり、全力投球です!

臨時国会スタート!

2009年10月31日

10月26日、月曜日から、臨時国会がスタートしました。
衆議院では、今週、本会議において、鳩山総理の所信表明。
そして、それに対する代表質問が行われました。
本会議場での私の座席は、変わることなく、最前列左から5番目。
新政権が目指すこの国のかたちを、総理が熱く語りました。

鳩山総理の演説は、マニフェストの先にあるこの国のかたちを、
「コンクリートから人へ」
「一人ひとりに居場所と出番がある社会を」
「そういう一人ひとりの支えあいによる新しい公共を」
という分かりやすい言葉で、丁寧に描いていたと思います。

そして、そういう新しい国づくりを目的とするならば、
その目的を達成するための手段として、
「戦後行政の大掃除」という言葉を強調されていました。
今回の政権交代は、プレーヤーの交代のみならず、ルールそのものの交代であることを、改めて実感しました。

それにしても残念なことに、本会議の野次がひどすぎて、演説が度々聞こえなくなるのです。
演説をさえぎるような絶え間ない野次、言葉遣いが汚い野次は、少なくとも止めて欲しいと思います。
そもそも聞こえなくて迷惑ですし、ましてや、傍聴に見えている国民の皆さんに失礼ですし、さらにいえば、修学旅行などで見学に来ている子どもたちに、大人として、国会議員の1人として恥ずかしいです。
総理の所信表明の時間にべらべら喋るのは、総理になってからにして欲しいと、心の中で叫んでしまいました。

愚痴はさておき。
この所信表明でスタートした1週間。
東京での私の典型的な1日を、皆さんに知っていただければと思います。
たとえば、今週の木曜日。

8:00?   議員会館の自室に出勤
9:00?   国会対策委員会(兼新人議員研修会)
9:30?   班ごとの意見交換会
10:30?  衆議院法務担当職員の方との打ち合わせ
11:00?  議員連盟主催の勉強会
13:40?  代議士会
14:00?  衆議院本会議(代表質問)
15:30?  財務省政策会議
17:00?  法務委員会与党理事懇談会
18:00?  財務金融委員会懇親会

こんな感じです。
スケジュールの大柱は、?に本会議(その20分前に行われる代議士会も)、?に委員会(新人全員出席の国会対策委員会、そして私の場合は法務委員会と財務金融委員会)です。
この2つの柱の合間をぬって、できる限り、各省の政策会議や質問研究会(この2つは出席自由)などに出て勉強に励む毎日というわけです。

そう、ブログでお知らせするのが遅れましたが、所属委員会が内定したのです。
財務金融委員会の委員、そして、法務委員会の理事を拝命しました。
この委員会が、国政に果たす役割についても、順次、私のこれからの経験を、皆さんにお伝えしていきます。

いま、東京での日程を終えて、地元に戻る新幹線の中。
正直、少しホッとしています。
週末、地域の皆さんからエネルギーをたくさんもらって、また来週もがんばります!

初登院

2009年9月18日

みなさん、おはようございます!
そして、お久しぶりです!
9月16日、初登院してきました。

朝8時、門をくぐり、国会議事堂間近で下から見上げると、それは青い空にそびえる、とても厳粛で、清潔で、美しい建物でした。
この建物の中で、今日から、立法府の一員として新しい政治を作っていくのかと思うと、責任の重さと、それを何としても果たしていくんだという思いで、体の中がいっぱいになりました。

議事堂正面の階段を1人でのぼり、中に入ると、今度は登院を示すボタン押しです。
よく、テレビでも映されているあのシーン。
「山尾志桜里」のボタンに左手を置いて、パチパチと写真を撮っていただきました。

さらに、中へと歩を進めると、いよいよバッジをいただきます。
私は、女性のバッジも、ひもがついているのかなと思っていたのですが、違いました。
安全ピンと同じ、ごく普通の留め金で、裏側には「第四十五回総選挙」と彫ってあります。
この小さな1個のバッジに、「国民のための政治をやってほしい」という今回の選挙でのみなさんの思いを乗せて、そのバッジを左胸に。

その後、前回までは自民党の控え室だったという「第14控え室」に入室し、しばし新人同期と話をしたあと、一旦議員会館に戻りました。

この日の実際の議事は、午後から。
まだ国会での座席は仮なのですが、初日は、一番前列。
正面演壇に向かって左から5番目の座席でした。
そして、鳩山代表へと内閣総理大臣指名の1票を入れてきました。
それこそ、新しい政治を求めたみなさんの代弁者としての1票です。

その結果、鳩山総理の誕生。組閣。そして、各大臣が各省庁でマニフェスト実行に向けて具体的指示をとばしています。
物事が大きく変わろうとしているその息吹を、間近で感じながら、今私自身は、議員会館内の自分の部屋や体制を整える、こまごまとした作業に追われています。
早く地元に戻って、直接、この変革の経過をみなさんに伝えたい。

今日は、午後の議事を終えたら、地元に戻ります。
またの報告をお待ちください。