2012年2月 3日
昨晩は、ある方を囲んで3時間余り、大変有意義なお話しを伺う機会がありました。改めて、1人の国会議員として、限りある時間を精一杯有意に、この国の改革のために使っていこうと、勇気をもらいました。
そして、思い出されたのは、先週の金曜日の本会議のことです。
野党から八ッ場ダム再開について厳しい指摘があり、我が党の大臣と総理の答弁がありました。民主党の座席からは拍手の音はほとんど聞こえませんでした。私も、手が動きませんでした。一拍おいて、自民党古参の議員席から万雷の拍手が沸き起こりました。民主党の大臣答弁に、民主党が凍りつき、自民党が歓喜の拍手というこの一瞬。この国の政党政治はほとんど機能していないのではないか、と正直感じました。
しかし、私は民主党の議員です。前回の選挙、民主党に所属していなければ、今私がバッジをつけている可能性はありません。
この党で、自分のやれることをやり抜きたいと思います。
「政党人」であることと、「1人の国会議員」であることの狭間で、悩みながらも、行動を起こし続けたいと思います。
議員定数削減だって、同期の仲間と起こした行動が、少しづつ党内世論にも影響を与え、前進しているのだから。諦めるのは、いつだってできる!と自分を励まし、人様に励まされ、頑張るのみです。
今日は、先の衆議院本会議で、第四次補正予算を通過させることができました。被災地に一刻も早く、状況の変化に応じた必要な措置がとられるよう、引き続き全力を尽くします。
2012年2月 3日
昨年末、わが党は社会保障・税一体改革のため消費増税を含む提言をとりまとめ、これを踏まえ政府において『社会保障・税一体改革素案』が閣議決定された。
この素案、制度疲労のある年金等を含めた安心に暮らせる社会保障制度改革と、毎年1兆円の自然増と現役世代の減少による危機的な財政面への保障が盛り込まれた、先送りできない内容となっている。
みなさまの誰しもが、自分の子どもや孫の世代に負担を回したいとはお考えでないが、さりとて雇用や不景気という社会不安の中毎日を生きるのに必死の思いをしておられる中税金が上がるということは、心に重くのしかかる。 それだけ、生活にかかわるお願いをさせていただくのだから、それを任しうる覚悟を持った、身を切る、共に歩む政治でなければならない。
そこで、わが党は、『公職選挙法の一部を改正する法律案』を本通常国会へ提出する。マニフェストにも掲げた衆議院議員定数を現行480人から比例代表選出議員を80減として400人とすることを目指す。
2012年2月 2日
間が空いてしまいましたが、まずは、週末のバス旅行に参加頂いた皆さまに心からの御礼を。少しの肌寒さも、ちょっとしたハプニングも、全て皆さまの暖かい明るさで受け止めて頂き、忘れられない京都旅行となりました。
とりわけ、私がバスに乗っているときの「移動国政報告会」は、まさに「動く『朝まで生テレビ』」状態!厳しい意見を頂いたあとの、「でも応援するよ」の一言が心に沁みます!
というわけで、今週は、(いつにも増して)元気100万倍で仕事に邁進しております。
国会スタート時は予算委員会が中心となります。私は、外務・郵政・憲法の委員会なので、今週は主にその準備。
また、刑事司法改革ワーキングチーム、予算・決算透明化ワーキングチーム、税制調査会役員会など、継続案件にも力が入ります。
さらに、いずれ読もうと思って山積みになっている資料や書籍とも、向きあう時間をとっています。
昨日は、「1989 世界を変えた年」(マイケル・マイヤー著 作品社)を読了。冷戦終結前後にわたって『ニューズウィーク』のドイツ・東欧圈支局長であった著者による、彼の眼からみた真実。
読後はしばし、スピード感と重厚感合わせ持つ長めの映画を観た後のような感覚。
「ベルリンの壁」の崩壊は、歴史の必然だったのか、偶然の産物だったのか。全ての事象は、偶然の積み重なりから必然的な結果へと導かれていくものなのか。
この時代の東欧について、別の本も読んでみようと思います。

予算・決算透明化WT総会にて
2012年1月27日
「予算・決算透明化ワーキングチーム」第1回役員会合に出席。
◯予算・決算の全容を国会議員は把握できていない。
◯決算と予算の表示科目の整合性が不十分であって、国会議員がその齟齬の有無を十分に把握できておらず、ひいてはその齟齬を是とすべきか非とすべきか十分に判断できていない。
◯国会議員が把握・判断できていない状況下で、国民が把握・判断できるはずもない。
こういった少なからず衝撃的な課題認識の下、1予算の見える化、2決算の見える化、3予算と決算の突合、4国民の利活用という骨太の四本柱により、かかる課題解決に取り組みます。
『民主主義のインフラ整備だ。選挙の票にはならないが、政治家にしかできない仕事を、息長くやり抜いて、成果をだそう』という、逢坂座長の言葉に激しく感銘を受けました。
予算とは『どのように税を使うか』の計画書であり、決算とは『どのように税が使われたか』の報告書です。
この計画書と報告書を、国会議員のみならず国民が読み解けるものへと「透明化」することは、選挙を通じた民意をより的確なものにする大事な「民主主義のインフラ」。
地道な作業になりますが、仲間との役割分担の中でしっかり仕事師できるよう、がんばります。
午後は、愛知県国会議員団会議、国対会議、代議士会、そして4時間コースの本会議(代表質問)と、てんこ盛り。
終えてただ今19時過ぎ。
明日は、後援会バス旅行!早く地元に帰らなくては!!
WT役員会の様子

2012年1月25日
東京と地元を一往復したあとでの、外務部門会議を終えました。
今国会では、法律1本と条約11本が議論される予定。
なかでもハーグ条約は、国民の皆さんに開かれた丁寧な議論が必要です。
国際結婚が離婚という結末を迎えた場合に、一方の親による子の連れ去りに対して、いかに対処すべきか。
家族の数だけ、家族の形があり、ましてや、その形が壊れた場合の状況は千差万別です。
にもかかわらず、「法律」「条約」では、考え得る状況を丁寧に拾い上げた上で、類型化し、その対処法を事前に定めることが要求されます。
今回の条約で向きあうのは、一人ひとりの子どもの人生であるということの重みを胸に、最善の策を練りあげていきます。
外務部門会議にて
2012年1月24日
<改革を前へ!内閣改造「最強の布陣」>
1月13日、野田内閣の改造が行われ、岡田克也議員が副総理兼行政改革担当大臣として、「身を削る」改革の司令塔となりました。
その他、身を呈して拉致問題に必死に取り組んでこられた松原仁議員が国家公安委員長に、法務大臣には小川敏夫議員、防衛大臣には田中直紀議員、文部科学大臣には平野博文議員という布陣がしかれました。
身を削る改革の実現なくして、消費増税のお願いはありえません。
まずは、国会議員の定数削減、公務員の人件費削減を実現する。独立行政法人と特別会計に斬り込んでその成果を見せる。こういった改革が、まさに民主党に課せられた使命です。
これまで、私も、仕分けを担当し、エネルギー特別会計を検証し、特会に必死の形相でしがみつく天下り役員と戦ってきました。
2012年は、必ずや、この戦いの成果を結実させる年にしていきます。
<子どもの未来のために、消費税から逃げない!>
昨年は12月29日真夜中まで、税調役員として、この「社会保障と税の一体改革」議論に缶詰めになっていました。年末、地元の皆さんとの大事な意見交換の機会をいくつも逃してしまい、申し訳なく思っています。
党内では、連日連夜烈しい議論が続きましたが、最後に得た結論は、「定数削減なくして増税なし。徹底的に行革に取り組んだ上で、2014年4月に8%、2015年10月に10%まで消費税の負担をお願いする」というものです。
任期満了は2013年。任期中の4年間は増税しない、という約束は守ります。
一方、これまで長い間、国民に負担をお願いするという選挙に不利な仕事は先送りされ、借金で予算をばら撒く政治が続き、今や日本の財政は借金1000兆円の火の車です。
その間にも、人口減少と少子高齢化が進行し、現役世代3人で高齢者1人を支える現在の騎馬戦モデルの社会は、2050年には現役世代1人で高齢者1人を支える肩車モデルの社会へと急速に変化します。
「火の車」操業に終止符をうち、年金・医療・介護+子育て支援の保障に安定財源を確保することで、高齢者が安心して生きられる、現役世代が憂いなく子どもを育てられる社会へと転換したい。そしてなにより、日本の子どもたちの手に借金を渡すのではなく、フリーハンドで夢を掴み取れる自由を渡したい。
そのための負担のお願いです。増税分が社会保障以外に使われることはありません。増税の前に徹底した行革を実現します。理解と納得を頂くために、これからも懸命に努力します。
<リスクをとり、状況打開して、政治を前に進める!>
昨年は、定数削減も公務員人件費削減も、野党の協力が得られずに実現できませんでした。消費税についても、今なお野党は「協議にすら応じない」状況が続いています。しかし、「消費増税には賛成だが、野田総理のやる消費増税には反対だ」という理屈は余りにも説得力を欠きます。低所得者対策や価格転嫁の横暴から小売を守る施策など、議論すべき大事なテーマがあります。ぜひ、野党の方には、長年政権与党として積み上げてこられた知恵を堂々と示し、議論を戦わせ、「社会保障と税」という国家百年のテーマから逃げずに取り組んで頂きたいと思います。
この呼びかけに、いつまでも応じて頂けない場合には、国会対策を転換すべきです。水面下の協議の必要性を否定するつもりはありませんが、国民の目に見えない協議を延々と継続するのでは、国民の付託に応えることができません。2012年の国会対策は、国民に理解して頂きやすい政策(議員定数削減など)については多数を持つ衆議院に提出して可決をし、参議院に送った上で反対する野党の姿を国民の皆さんに見て頂く必要があります。
リスクをとって、国民の皆さんの理解を背景に、状況を打開し、政策を実現する迫力をもちたいと考えています。
私、山尾しおりも、引き続き税調の役員として、このテーマにぶれずに、逃げずに、誠実に立ち向かっていきます。
私事になりますが、この1月、息子が1歳の誕生日を迎えました。皆さんのご理解とご支援をパワーに、国会議員の仕事に母親の視点を加えながら、子どもたちに「夢ある日本」をプレゼントできるよう、がんばります。
2012年1月24日
第180国会、開会!決意も新たに!!
代議士会にて。この後、本会議場へと参ります。
郵政改革に関する特別委員会。引き続き、尽力して参ります!!

本日はこの後、開会式、本日2度目の本会議と続きます。

民主党中小企業政策推進議員連盟にて
この後も、レクチャー、勉強会等が途切れることなく、国会初日が暮れてまいりました。
2011年11月 2日
午前中から昼過ぎまで、めずらしく会館事務所から離れず、様々な団体の方から税制改正要望を伺っていました。
とりわけ自動車関連諸税に関する意見を伺う機会が多くあり、なかでも「自動車取得税・重量税の廃止」が大きな焦点となっています。
(1)税の公平・公正という観点からも、あるいは、(2)円高・タイの浸水・経済連携の遅れにより外需の取り込みが厳しい自動車関連産業を内需刺激という観点からバックアップし雇用を守る観点からも、しっかり取り組みたい課題です。
(税)法理論上の要請と(経済・雇用対策としての)政策上の要請というのは、必ずしも同じベクトルを向くとは限らないのですが、この課題については、いずれの要請からも「廃止すべき」との判断が導かれる点で、強い説得力を持つ要請ではないかと思っています。
ただ、この税は担税感が薄いので(購入の際の諸経費との区別しづらく「税」として払っている意識を持ちにくい)、一般の皆さんにいかに関心を持ってもらえるかが一つのハードルではないでしょうか。もちろん、私も微力を尽くします。
昼過ぎからは、中部電力関連の皆さんが国会に来て頂いており、30分という短い時間でしたが意見交換の機会を持てました。
現場の皆さんは、原子力事故収束と電力安定供給を自らの責任と受け止めて日々苦しみながらも黙々と汗を流しています。そのことを改めて重く実感しました。
一方で、今日「朝ズバ」の取材を受けましたが、電力会社や官僚OBの天下り法人が、「自己保存」のための不適切な原子力関連事業に、税金や電気料金を費やしている例が未だ散見されます。
もちろん、自公政権時代の「負の遺産」ともいえますが、むしろ、こういった事例を掌握・一掃しきれていない与党の責任を痛感しています。
エネルギー特別会計を検証するWTの役員でもありますので、この責任を果たしたいと思います。そして、現場の皆さんの真摯な思いを、一部の幹部・OBの怠慢・驕りに毀損されないよう努力したいと思っています。
夕方からは、厚生労働部会の年金WT、社会保障と税の調査会、外務部会。
さらに、自民党の馳浩代議士が汗をかいている超党派の「オウム真理教対策勉強会」へと出席。検察官時代、オウム事件を担当した上司からその経験を語ってもらったことがありました。「あれは国とオウムとの戦争だった」という言葉がありました。関連施設の近隣住民の方にとっては、その戦争は終わっていません。市民個人の戦いにしてはならない、しっかり国として支えるべきを支え続けなければいけないと思って参加しています。

2011年11月 1日
午前中は、大府で、前市長の市葬に参列させて頂きました。
この少子化の時代にどんどん子ども人口が増え、一方で高齢者の方にも活躍の場をたくさん持って頂いている「健康都市」大府。その礎を築かれた大先輩に、心からご冥福をお祈り申し上げます。
昼の新幹線で上京し、3時間ほど本会議。昨日に引き続き、各党からの代表質問。
税財政研究会立ち上げの第一回に参加。
その後、外務部会にて南スーダンへの陸自施設部隊派遣に関する議論。PKO派遣5原則の見直しについても、活発に意見交換できる雰囲気が醸成されているのは、日本の国益に叶うことだと思います。
夜は、定期的に出席している東京財団主催の日中政策勉強会。「尖閣」がもたらした課題を今後の対中政策にいかに生かしていくかべきか。国会を離れ、様々なバックグラウンドの方と、落ち着いた環境で勉強する時間は貴重です。
2011年10月31日
金曜日と月曜日、国会の本会議にて、野田総理の所信表明演説と安住財務大臣の財政演説、そして、それに対する民主党・自民党からの代表質問と続きました。
自民党谷垣総裁からの代表質問は、いわゆる「対案・修正型」を志向していることが感じられ、野党の立場から、本会議場を通じて国民を巻き込んだ議論を展開するという趣旨に沿ったものだったと思います。
例えば、復興債の償還期限の長短については「60年償還の建設国債と異なり民主党主張の10年の償還期限を定める合理性」を問われましたが、野田総理は「(1)赤ちゃん1人が700万の借金を背負っている状況において、これ以上若い世代に負担を負わせるべきではないこと (2)復興期間と償還期限をそろえることで、税金の使途が実感できる間に税制措置を行うこととなり理解を得られやすいこと」などの説明がありました。非常に分かりやすい議論だったと思います。
さらに、谷垣総裁からは「復興債の受益と負担の関係を明確にするために特別会計の創設が必要」との指摘がありました。これに対して、民主党は会計を区分することで足りるのではないかと議論してきましたが、野田総理は「特会設置は資金の流れの透明化の要請に応える一つの方法だ」と答弁し、指摘を柔軟に取り入れうる考えをにじませました。
こういった質疑は、テレビの前の皆さんにも、本会議場傍聴席の修学旅行の生徒たちにも、恥ずかしくない立派なやりとりだと思います。
一方、自民党からは、「小渕元総理と野田総理は『天と地』の差がある」という批判も出ました。野田総理ご自身が、小渕元総理と自らをなぞらえているならともかく、一部のマスコミ報道を、総理への批判に転嫁するのは的外れと感じました。
でも、野田総理の答弁は、「報道に大変恐縮している。小渕総理が初当選の時に地元の人と一緒に写った写真がとても好きだ。私なりに尊敬の念を持っている」と丁寧にさらりと受け流すもので、さすがだなと、同期で頷き合って聞いておりました。
地元では、本日10月31日、民主党としての代表質問を終えた前原誠司政調会長を講師にお招きしての国政報告会&パーティー。
最近は10人〜30人単位のタウンミーティングが主なので、久々に、大勢の皆さんを前にして(しかも、常日頃から直に励ましてもらったり、叱られたり、物事を教わったりしている大事な方々!)、緊張の120分強でありました。
前原さんをはじめ、大府の久野市長、連合愛知の棚橋さん、中根康浩県連代表、さらには仲間の各級議員、そのほかたくさんの皆さんから過分な褒め言葉をもらい、パーティーとはそういうものとはいえ、やっぱり慣れません・・・。でも、元気づけられました!
皆さんのご厚意を糧に、政治家として、もりもり成長していきたいと思います。
パーティーのほかにも、この週末は、古瀬戸タウンミーティング(古瀬戸の皆さん、色々とお手間をかけながら支えてくださってありがとうございました!)、效範連区・深川連区の運動会、大府産業文化まつりなどなど地元行事も盛りだくさん。


実は、これらの他にも、「第12回日韓未来構想@政策研究大学院大学」に、古川元久国家戦略担当大臣とともに参加をしてきましたが、このことはまた追って報告します。